姉君たちの存在感
2017/05/06 17:52
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗孝の十二人の姉たちがこの作品の肝ですね。こんな個性的過ぎる姉上たちに比べ宗孝の普通力の高さ(笑)これからは春若と十二の姉上の話になるかな?
時に、中将様方の区別が難しい…。
2016/11/13 12:07
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投稿者:ヒトコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗孝の十二の姉君と春若こと東宮様の恋の進展は? が気になって続きが楽しみだった。あの弘徽殿の女御が母后であるのに、ちょっとおバカだけど健気で元気なお子様である春若君、なんか憎めない。母の妨害を心配しながらも案外勇気と行動力があるし、並みの事は畏れぬ十二の君とは、案外お似合いなのだけど。一方の初草の君にも幸せになってほしい。みんなに幸せな未来はあるのか…。今回は最初に謎解きありきの怪が多かったが、怪を求める中将の気持ちや、初草の両親に手紙など、人間関係の謎も少しずつ語られ、て更に先が楽しみ。
ところで、ばけもの好む中将である宜能の他、チャラい宰相の中将雅平、頭の中将、もう一人いたかな? 中将が何人もいて区別が難しい。
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今回も姉上達大活躍…。
そして宗孝けなげすぎる!こんな弟なら欲しい(笑。
春若君の恋の行方はどうなるのでせうね。
こちらも気になるところ。
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うーん、味わい深いわ、やっぱり春若が!!スパイスになってるよね、彼。おもしろいわー。断然面白くなった、彼が出てきてから。図書館で借りて読んでたのに、最新刊待てずに買っちまったぜ。
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シリーズ第五弾。
十二の姉上に恋する春若君がいい!面白がりながら応援しています(笑)。
元気がなかった宣能も、終盤はなんとか明るい感じになって良かったです。うん、宗孝はいいやつですな。
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思い悩む宣能さまがなんとも艶かしく色っぽくメロメロしてしまった五巻でした。落ち込んでるのにすいません宣能さま。美形は落ち込んでなお人を魅了してくださる……
しょんぼり宣能さまを元気づけようとする宗孝くんが健気で応援したくなる。がんばって宗孝くん。宣能さまの調子が戻ってよかったね宗孝くん。ほかの中将さまたちよりも、宗孝くんが一番宣能さまのおともだちっぽいよ宗孝くん。よかったね宗孝くん。
春若くんのことも応援したくなる五巻。春若くん、成就するといいねえ。ここは宣能さまを見習って怪異めぐり、してみては?
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本調子でない中将に何とか元気になってもらおうと一生懸命な宗孝がとってもいじらしい。表紙絵にもその裏表のない健気さが良く表れているよ。今回は十二の姉と春若の件が面白過ぎる。全てを知って高みの見物の中将、悪よのぅww。春若や十の姉君の真実を知ったら十二の姉はどうすんだろ(笑)?ラスト、右大臣も恋に悩む若き日があったのね。この描写は今後の布石だろうか?
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前巻と比してしまうと、少し物足りない内容。いつも通りの読み易さと、内容の柔らかさは楽しめたが、この巻全体が”これから”に備えた内容に感じられた。次巻からの内容に期待したい。
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元気のない中将宣能を元気付けるために、苦手な妖怪譚を捜し求める。大勢いる姉妹たちの騒動にも巻き込まれ、相変らず、苦労は耐えない。東宮の恋の行方は。そして初草への想いは。ドロドロしてきましたが、どう着地するのでしょう。
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一生懸命な春若くんが可愛いぞ!
で、恋の指南役が雅平ってとこに不安があったんだけど、そうくるか(笑)
1話目の牡丹灯籠の話が意外なところに再登場でびっくり。
でも、あまりにも頼りなさ過ぎて(笑)
宣能や若草のことが大好きな宗孝の純粋さが素敵。
真白の君の将来も気になる。なにしろ、弘徽殿の女御に知らないうちに憎まれちゃってるからなぁ。
十郎太は、ヤバイ(笑)
現代でも、ままならないことはたくさんあるけど、彼らがみんな幸せになってほしい。
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【収録作品】冬の牡丹燈籠/騒がしい家/浮かびあがる思い/うつくしき言/芥川 -AKUTAGAWA-
落ち込んだ宣能というのはいまひとついただけない。
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前回の昭源の死の現場に居合わせ気分が落ち込んでしまった中将。それを心配して物の怪巡りへと頑張って誘う宗孝は本当の友人関係を築けているようでよかった。春若君こと東宮は十二の姉上に手紙を送りまくり、とうとう芥川の真似までしてアタックが強い。そんな息子の恋路を邪魔しようとする母・女御様が怖い…。でも、そんな女御様の呪詛に負けない十二の姉上すごい!
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元気な姫とかっこいい姫の活躍で、すごく大好きな巻です。コメディタッチのやりとりもパワーアップしたようで、重い背景は相変わらずあるものの、スッキリ楽しませてくれる一冊でした。続巻が楽しみ。
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今巻は、宣能に元気がないので、ちょっとおとなしめな印象。そんな宣能を思って頑張る宗孝は、ほんといい奴だなぁ。でもでも、なんといっても、宗孝の十二の姉・真白・・・強し!春若とは、どうなるのかしらんね。現実は、シビアなことがいろいろだけれど、みんなが良いようになるといいのにな。最後のほうになって、ようやっと話にいつもの軽やかさが戻ってきた感じで、なんかホッとしました。今回、宗孝の姉たちの消息をまとめて知れたのもよかったです。
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シリーズ5作目。
今回は宣能さまと宗孝の立ち位置が逆転です。
前回の事件以降凹む宣能さまを、
宗孝がおっかなびっくり怪異の現場に誘うという・・・。
そして東宮、春若が今回の目玉(?)ですね。
元気な、ませがきで笑えましたが、
自分がその場にいたらと考えると絶対近づきたくない感じです。
恐ろしい姑を背負って権力闘争の中心にいながらやりたい放題。
何人か周りの人間の首が飛んでもおかしくないくらいです。
また宣能さまがそれを面白がって説明を省くものだから、
読んでいてハラハラしました。
宗孝、頑張れ!
ただ、見方を変えると。
すべてうまくいけば、
次の帝の代では、宗孝が宣能さまの父、右大臣の立場に?!
宗孝の明日はどっちだ・・・。