JIN―仁―
著者 村上もとか (著)
【ページ数が多いビッグボリューム版！】南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。
JIN―仁― 13
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2016/10/06 19:10
選択の先が気になる
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマは欠かさず見ていましたが、ドラマと違う設定に慌てて頁を進めました。
スタートが違うということはラストも変わるよね、と。
それでも、タイムパラドックスへの恐れと医者としての理念という相反する感情に苦しむ姿は変わらず、読み手にまで痛みを伝えてきます。
この先どう展開するのか先が気になる第１巻でした。
ＪＩＮ 仁 １３
2018/08/03 21:16
感動の名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
遂に完結しました。
後半の「二人の仁」の登場には、消化しきれないものが残りましたが、全体としては荒唐無稽な話なのに、リアリティを感じさせる村上先生の力量に感服しました。その背景には、かなり緻密な大学教授等による医療監修があったことが、あとがきで理解できました。また、テレビドラマでは、咲さんのその後はあまりにも不憫で可哀想でしたが、漫画ではハッピーエンドで終わり良かったです。
今回、再読でしたが、名作は何度読んでも飽きさせません。また10年後くらいに再読します。
2017/08/04 23:24
結晶化させるのはむずかしい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：anp - この投稿者のレビュー一覧を見る
結晶になってほしい物は結晶化せず、
結晶になってほしくない物は容易に結晶化する。
世の中うまくいかないって実験しながら感じたことを思い出させる
ペニシリン粉末化の話でした。
