断罪の微笑
双子の妹マレイカの身代わりとして焼け落ちる城に一人残った王女ライラ。そんな彼女の前に、反乱軍の将で、かつてこの国に捕虜として囚われていた亡国の王子カリーファが現れる。過去...
断罪の微笑
12/31まで通常682円
税込 477 円 4pt商品説明
双子の妹マレイカの身代わりとして焼け落ちる城に一人残った王女ライラ。そんな彼女の前に、反乱軍の将で、かつてこの国に捕虜として囚われていた亡国の王子カリーファが現れる。過去、マレイカに虐げられた彼は、恥辱の恨みを晴らすため、別人と知らぬままライラに呪詛を施し薄暗い地下室で陵辱し続ける。しかしある日、ライラこそが過去の凄惨な日々を支えてくれた初恋の人だったと知り―。謀略に歪まされた純愛の行方は……
目次
- プロローグ
- 第一章
- 第二章
- 第三章
- 第四章
- 第五章
- 第六章
- 第七章
- 第八章
- エピローグ
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最高傑作に近い!
2015/07/17 01:31
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Das - この投稿者のレビュー一覧を見る
感動して何度も泣いてしまいました。
内容もよくできていて、素晴らしい!
主人公がひどい事をされた後の二人の関係をもっと見たかった&丁寧に書いてくれたら、よりよかった!
けど、この手の商品で、一番読んで良かったと思う作品でした。。。!読んだ後の気分も良いです。ありがとう作者!
衝撃でした。
2013/10/21 22:59
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロインの妹!どんでん返し。とっても楽しめました。
ジレジレ→デレデレで胸が苦しくなる
2015/02/22 21:06
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:super juniorのシンドン可愛い♪ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
誤解と溺愛、執着と監禁。陵辱に切望する愛。
ティーンラブの真髄、ここに極めたり。
読んで損無し、見事な愛でございました。
途中何回も胸が苦しくなりましたが、ラストはハッピーエンド。
私の一押し作品です。
タイトルが奥深い
2018/03/25 02:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hi - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり怒濤の展開で、思わず何度もページ数を確かめしまった。。
こんなに序盤でこんなに波乱に満ちていて、この後どう始末をつけてくの!?
と、先が気になって気になって…一気に読んでしまいました。
登場人物はみな心のどこかに罪を抱えて、その罪の大きさは単純に比べられないのだけど、予定調和にきれいごとで片付けられることなく、それぞれが断罪されていたところが秀逸だった。
「断罪の微笑」というそのままの言葉が物語に早々に出てきて、あぁタイトルの由来はこれなのか~と、思ってたらもっと深かった。「断罪」は物語を貫くテーマだったんだ~と、読後に深く感心しました。
恋愛要素もばっちり私ごのみの切なさでした。
最後まで楽しめます
2022/07/31 23:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やしち - この投稿者のレビュー一覧を見る
カリーファとライラの主人公二人にもハラハラさせられますが、妹マレイカの存在感がものすごく、スパイスどころではない毒が効いていて最後までヒリヒリしています。
ファンタジックな中にも読み方によっては
2015/02/08 15:50
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mee63 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む人によって結構奥深かったりただのファンタジックなラブストーリーだったりいろんな楽しみ方ができる内容だと思いました。
元々アラブ的な雰囲気は好きな方ですが細かい部分は全くアラブというわけではなかったけれどそれでもちょっとした異世界の要素は味わえて効果的でした。
結構早い段階で双子の姉妹のマレイカが登場するのでただの誤解やすれ違いではなくもっと先の展開や最後は生い立ちから来る人間性を読み解く部分もあって様々な歪んだ愛情が描かれていたように感じました。
評価は4点ですができれば4.5点としたいところです。
確かにライラは優しくカリーファのことをずっと思い続けていたのでひどいことをされても慕う気持ちは変えられないのはそうかもしれませんが、誤解が解けてカリーファの態度が変わったらそれまで凌辱されていたにも関わらずすぐまたセクシュアルな行為を求めるのはちょっと理解しがたいところでしょうか。
ま、そういうテーマの本なので仕方ないのかもしれませんがトラウマというものはないのですかね。
後半はオッケ
2017/02/12 00:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:avara - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソーニャらしいソーニャ具合で…。
中盤からの展開は歪んだ中での想い他人同士の葛藤ってなところで読めます。てか、楽しめます。そしてストーリーとしても良く出来ているとは思いますし、最後まで読み切ってしまえば前半の凌辱シーンも読めないことはない…。
が、やはり以前のレビューにもありましたが、冒頭から前半ではヒーローの陰の部分からくる明らかな敵への凌辱。辱め蔑め、人格を奪うという敵意にのみ衝き動かされる描写には、読むのが辛くなってくるものがありました。
それでも真に愛する人からの行為ならば最後は許し受け入れられるものなか!? しかしコレはいかんだろう…!?と、モヤモヤしつつも2人はハッピーエンドなのでお話としてはオッケーなのかな?
凌辱モノでも本当は両想いなんだからOK--ではありません!
2014/05/27 05:00
11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソーニャ文庫の謳い文句「歪んだ愛は美しい」ですが、この作品ではヒロインの妹のヒロインへの執着という愛(?)が、そうでしょう。
ヒロイン・ライラとヒーロー・カリーファは、前半はライラが妹マレイカのふりをしていたため気持ちがすれ違ってしまいます。後半はライラが妹のふりをしていた時にカリーファがしてしまったことのため、最初からお互いに愛し合っているのにすれ違ってしまいます。
全てを解決するためにも「断罪の微笑」と言う名の死の呪術をライラから取り除くことが出来るのか----?
ライラもカリーファもはっきり言って馬鹿です。そう言う所が読んでいてとてもイラっとします。
そして何より、カリーファが倒した国の王女(数々の非道な行いをしていた、そして自分が捕虜だった頃酷い目に合わせられた、としても)を捕虜とし、凌辱して自尊心や自我を傷つけ打ちのめして溜飲を下げるだなんて、お話の中の事とは言え最低の行為です。