- 販売開始日: 2014/07/01
- 出版社: 新書館
- レーベル: WINGS COMICS(ウィングスコミックス)
- ISBN:978-4-403-67086-2
坊主DAYS
著者 杜康潤 (著)
日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊...
坊主DAYS
坊主DAYS(10)
坊主DAYS(9)
商品説明
日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナー、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える! お役立ち仏教マナーガイド』も収録!知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある……!!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
・寺の子どもはクリス...
ジュンク堂書店三宮駅前店さん
・寺の子どもはクリスマスってどうしてるの?
・托鉢に免許が必要って本当?
・修行ってどんなことするの?
・お坊さんは肉や魚食べちゃいけないの?
…など、お寺やお坊さんに関する数々の疑問は、この本を読めば解決しちゃいます。
実家が寺(臨済宗)の著者だからこそ描ける、意外と知らない日本の仏教トリビア。
実兄の修行ビフォー&アフター観察も家族ならではの視点で面白い。
「ありえねー!」けど、実は普通の人と同じところも多いお坊さんに、
夢中になっちゃうこと間違いなし。
コミック担当
日々是修行日和
2010/10/16 11:15
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ももんじゃ05号 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 本書は、寺の娘の著者が、実兄(お坊さん)をモデルに御坊さんやお寺での生活を紹介する漫画である。なお、著者は、鋼の錬金術師の荒川弘氏のアシスタントをしているそうな。確か、鋼の錬金術師の最新刊の四コマ漫画のところに著者のお名前があったと思う。
2 著者の実家は、臨済宗のお寺である。臨済宗と言うと、禅宗である。禅宗と言うと、鎌倉時代に日本に来て、その精神性が武士と親和的だったので、広がった仏教である(と日本史で習った)。お茶の移入なんかも図り(喫茶養生記とか)、禅と言えば静かな感じがするのである。
しかし、実際には、結構、肉体派なんだそうな。娑婆では、陸上をしていたという兄だが、修行を経て帰ってくると、マッチョになっていたり。お寺のの作業は体力を使うものが多く(まき割りとか)、いやでも筋肉がつくんだそうな。また、禅問答も結構大変だし、日々の修行もこれまた体力なんだって。
3 本書には、普段わからないお坊さんの修行や生活面がわかって面白い。お寺は基本労働が多いから漫画のネタを得るためには労働しなければならないとか(広いしなあ)、入門するまでにいろいろ関門があるとか(ほうりだされる)、托鉢でもらったものは何でも食べるとか(だから、お坊さんは肉も食べる。猫は? )、ご飯時は全く音がしないとか(たくあんも音をさせずに食う。ただし、うどんは除く)、カレーがすり鉢に入ってくるとか(え…)。
また、厳しい修行の話も出てくる。禅問答の時、師匠無茶苦茶怖いとか(普段結構お茶目なのに)、朝すごく早いとか(夜も結構遅い)、正月に半日休みだともううきうきだとか(普段どんだけ休みがないか)、クリスマスに坊主に恋人から別れのメールが来るとか(気の毒…)、ずっと座禅をしていると幻覚が見え出すとか(魔境というそうな)。著者も指摘されているが、人生に疲れて出家しても、大変だなあ。
さらに、最終話は、お坊さんの結婚式(もちろん実兄のである)の話題もあり、身内を売って…もとい自身の近傍のお話を交え、大変興味深かった。
4 なお、巻末には、葬儀等でのマナーや説明なんかも書いてある。
お寺の生活が垣間見える一冊であった。荒川氏は農家で毎日労働に明け暮れていたそうであるが、本書の著者も毎日労働に明け暮れている感じがした。思えば両方ともあんまりカレンダー関係ないなあ(カレンダーって結構キリスト教の影響がある、ほら、なんで日曜休みなのとか、太陽暦だし)。合掌。
学習漫画「お坊さんのひみつ」みたいな……
2016/07/10 03:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーま - この投稿者のレビュー一覧を見る
一言でいって、非常に面白かった。
仏教についての建前の知識あれこれというよりは、現代日本のお坊さんが実際どうなの?というのがものすごい臨場感をもって伝わってきた。
小学生の頃に、学研のひみつシリーズを読んだ時のようなワクワク感で、一気に最後まで読んだ。
お寺の子にもサンタさんがくることもあるんだね。
日本のお寺ぐらいのゆるさ、いや寛容さがほかの宗教にもあれば、
案外もっと世界は平和になるんじゃないだろうかと思った。
全く知らない世界だった
2017/03/08 16:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
お寺を運営するって本当に大変なんだと嘆息してしまった。お坊さんの修行も大変ならお坊さんの家族(寺族という言葉じたい初耳だった)の苦労も半端ではない。頭が下がる一冊です。