進化していますね
2021/06/14 11:06
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投稿者:玉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1作目にサインをいただいた時、さまざまなお話を聞くことができました。
すごく準備をして、取材をして、苦労されているんだなぁと感心させられました。
そして、10作に到達。しかも、内容は全く解決していません。
むしろ、大変さは増しています。
続編が今から待たれます。
ご苦労をかけますが、ますますの進化を期待してしまいます。
頑張れ!えみる。
2021/03/31 21:02
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧困ビジネス編の続き。
途中からコロナ禍の影響も。
実際にも窓口はこれと同じことになっているのではと。
いつも苦労するのは現場の人間。
ご苦労様です。
クズな石橋とその裏にいるクズ。
えみるたちも気づき始め、裏を取り始めるが。
表紙にも出ている正義感が強く熱い係長よりも、グリグリメガネの半田さんの方が頼りになっている。
脅され、自分の鈍さに悩みながらも頑張るえみる。 同窓会含め、色々判明する事実。
最後に彼女が見せる表情が...
次巻、クズ退治は成るのか。
是非頑張って欲しい。
実際にこう言ったことが起きているのでしょう。 国はあてにならないし。
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
とうとう貧困ビジネス編も佳境に。
次で逮捕くるかな?
知的障害のボーダーラインにいそうな人とか難しいよなぁ。
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、京極係長が怒っていますね。石橋の威嚇に振り回されず、冷静に対処している半田さんはさすがです。
この、組織ぐるみの貧困ビジネスも、えみるの前の担当者のように、見て見ぬふりをしていたら、そのまま続いて行くのだと思うとゾッとします。
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ウシジマくんにもあった貧困ビジネス回、こちらの方がエンタメ感が薄くていい。貧困はエンタメにしてはいけない
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貧困ビジネス編は、やはり2巻ぐらいでは終わらなかった。しかも今回は途中からコロナ禍のもとでの闘いに突入する。
今回は表紙に初めて登場する京極係長がわりと活躍する。市の財政を圧迫するような事柄には神経質になる係長ではあるが、今回は不正支給に繋がる事案である。「意外と正義感が強い」と義経さんが驚いている。ちょっと感情的になりすぎているのを、ベテランケースワーカーの半田さんが修正するほどである。
しかしなかなか貧困ビジネスの違法の尻尾が掴めない。奥坂さんの入院先から告白があって、その仕組みがある程度わかったものの、お役所だから決定的な証拠が必要である。その間に、奥坂さんを遠くに避難させ、角間さんも他の支援の方法を探す。利用者に寄り添う。半田さんの助言があればこそではあるが、「空気が読めない」と落ち込む義経さんではあるが、真摯で誠実な姿勢は、要領が良い他の一部職員と一線を画している。義経さん、頑張って!
巻末の「生活保護Q&A」は、コロナ禍のもと住宅確保給付金、生活困窮者自立支援制度、生活福祉基金の特別貸付などの制度を活用する道筋を教えてくれている。4-9月で住宅確保給付金の支給は10万4千件もあったそうだ。そうのうちの1/10が角間さんのようなホームレスになることを防いだとすれば、狭い日本は大きな失敗を回避したことになるだろう。今のところはセーフティネットがギリギリ機能している。この長期のコロナ禍で、それもどうなるか、注視が必要だ。
表紙カバーを外してみると、昨年3月10日、厚労省通達「新型コロナウィルス感染防止等に関連した生活保護業務及び生活困窮者自立支援制度における留意点について」の「3適切な保護の実施(2)速やかな保護決定」が全文(大文字で)載っていた。問題のある厚労省ではあるが、これはかなりまともなことを通達している。こういう細かな文章に、その時々の社会の真実があると思う。是非手に取って読んで欲しい。
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社会の病巣を抉る本作。貧困ビジネス編がさらに激化! 支配、暴力、強圧、搾取…ほとんどクライムサスペンスの様相を呈してきました。これが現実にも起こりうる事態なのだと思うと、恐怖を禁じえません。主人公が若い女性だというところも、流れを難しくする要因になっていて、社会問題の一端を感じます。そしてそこに追い打ちをかけるコロナ禍…。給付金詐取まで話は及ぶのでしょう。展開が気になります。
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コロナ禍で福祉事務所を訪れる層も一変。一方、前巻から徐々に暴かれる貧困ビジネスの実態も。次巻に続く。
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貧困ビジネス、怖い…。というか、傍目には怒り心頭。とか思いながら読み進めていたら、本作もまたコロナ渦突入。時系列としてもそこまで唐突感は無く、自然な作中の流れとして、ってのがお見事。本作の主題とコロナが、切っても切り離せない問題だけに、リアルタイムで扱うという姿勢も立派。目が離せません。
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・85 浦田の部屋。敷物がダンボール。
・88 奥坂の救急搬送。てっきり詐病かと思いましたよ。
・89 コロナは正面から描くみたい。えみるの同窓会で判明した、彼女のポジション。
・91 係長のスナックママへの切込みが素人じゃない。
・94 不動産取引の仲介するには、宅地建物取引士の資格が必要ですが、ママはもってるの?あと、抜いた分のお金は脱税。角間への暴力を、えみるは石橋だと仮定して動くのでしょうか。マスク姿の怒りに決意も感じました。
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貧困ビジネス編。前巻から続いているが、時間枠も取って、丁寧に描いている。コロナも重なり、今後の展開に目が離せない。
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生活保護の不正受給と、貧困ビジネスと言われる搾取の話。勉強になった。確かに昔はわからなかったけど、もしかしたら知的障害や発達障害などがあったのかな、っていう子がクラスにひとりふたりはいたと思う。そういうのに気付かれずにただ「鈍臭いやつ」で世間のはじかれ者になった人がどれだけいるだろう。何らかの理由で家賃が払えなくなった者がすぐに転落してしまう社会の構造にも触れている。
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2021年4月4日発売。
第85話ㅤハウジングプア
第86話ㅤ躙り(にじり)寄る
第87話ㅤ面談 石橋
第88話ㅤ面談 奥坂
第89話ㅤ面談 角間
第90話ㅤ感染拡大
第91話ㅤ告白
第92話ㅤ奥坂を逃がせ!!
第93話ㅤ緊急事態宣言発令
第94話ㅤ偽造
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コロナ!現実世界とリンクさせていく。コロナで暴かれる貧困問題は多そう。特に普段は貧困とは縁のなかった人が急に貧困に晒されるという。社会としての不安定さみたいものが。
セーフティネットに対してもっと寛容になるべきで、不正受給にめくじら立てて生活保護批判なんかしちゃいかんよなぁ。
職員ももっと増やして、負担を減らして、一人一人に寄り添えるサポートが出来たら理想的。
2022/11/26
真面目に生きようとする人が不幸になってずる賢い人間が得する社会はしんどいなぁ。
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貧困ビジネスは同情の余地のない。貧困ビジネスは破滅して廃業することが読者のカタルシスになる。気になるところは、貧困ビジネスの実行者も構造的な犠牲者的な展開になりそうなところがある。それはありきたりな筋書きであり、面白味がない。構造的な犠牲者であろうとなかろうと貧困ビジネスの実行者が多くの貧困者の人生を搾取したことには変わらない。
貧困ビジネスが根絶されない要因に住まいの取得が困難という住まいの貧困がある。賃貸時に保証人や保証会社を要求されることは住まいの取得のハードルになる。入居時の連帯保証人の確保が壁となり、入居できないことが多い。良いニュースに沖縄県は県営住宅に入居する際、連帯保証人を必要とする制度を2022年度から廃止する方向で調整していることがある。
沖縄県が2021年に保証人制度を廃止した18の都道府県にアンケートを実施したところ、14の自治体が「家賃の回収率に影響はなかった」と回答した(「「住まいの貧困」解消へ一歩 県営住宅の保証人制度廃止、借り手の署名のみで入居へ【沖縄発】」沖縄テレビ2022年2月19日)。保証人や保証会社は賃貸住宅市場を不透明にする要因である。