デフ・ヴォイス みんなのレビュー
- 丸山正樹(著)
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龍の耳を君に デフ・ヴォイス
2022/01/25 12:07
偏見と優しさ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
聾者の親から生まれた聴こえる子「コーダ」である主人公が、手話通訳士として事件に携わる中で、彼にしかわからない視点で真実に迫るシリーズ第二弾。
単純なハンディキャップの生活苦悩を描くものではなく、手話・口話の種類や習得などもっと根の部分まで深く掘られた作品。既刊を読んでいないと人間関係の理解は難しいけど、個の題材は切り離して読めるので、シリーズどの巻でもまず手に取ってほしい。子供の頃から色んな人と触れ合う事が、偏見を生み出さない方法の一つだと強く感じた。
龍の耳を君に デフ・ヴォイス
2021/02/26 17:38
息子達に読ませたい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAROLEB - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二作の本作から初読しましたが、一気に読みました。ミステリとしてはおそらくありきたりな筋かもしれませんが、それに聾者の方々の説明が押し付けがましくなく散らされていて、小説として非常に読み応えがあり、面白かったです。途中二箇所で久しぶりに号泣してしまいました。是非一作目や続編も読んでみたいと思います。
龍の耳を君に デフ・ヴォイス
2020/12/31 19:06
一般的には知らない現実を垣間見れる
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近にこういう知り合いがいない環境なので、とても興味深い一冊だと思えました。
社会の現実を知るのにも一度は読んで後悔しない内容だと思います。
文体も読みやすく、すんなり完読できるはず。
龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章
2018/03/27 08:55
本当のバリアフリーを考える
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投稿者:trap - この投稿者のレビュー一覧を見る
龍の耳…聾と言う字をそう表現されて、少年はその言葉に勇気を貰う。
本書は3篇収録で、どれも考えさせられる話。
バリアフリーが声高に謳われる昨今だが、どちらかと言えば物理的解決に主眼がおかれている気がする。本書の登場人物達は外見では分かり難い「聾」の人々。
話の中で、彼等がいかに「普通」の生活を送るために苦闘し工夫しているかさりげなく書かれている。
ミステリーとして上質であり、読後に自分に何ができるのか考えた。
龍の耳を君に デフ・ヴォイス
2023/11/29 18:06
感動…
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで読ませて頂いたものも素晴らしい小説だとは思っておりましたが、そこに相手を思いやる愛情も絡み合い、とても読み応えのあるものでした。
自分の読む順番が逆になってしまっていた事もあり、まだご結婚前で…
慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス
2023/11/12 15:47
やっぱり凄い
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
丸山さんの小説はいくつか読ませて頂いておりますが、やはり結局はどんどん引き込まれていきます。そして健常者との見えていない隔たりを感じてしまいます。
龍の耳を君に デフ・ヴォイス
2020/07/13 11:09
龍の耳を君に
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察官のみゆきとその娘・美和と一緒に暮らす手話通訳士・荒井尚人は日常生活での通訳のほか、裁判所や警察等の公的機関での手話通訳も行う。
その荒井が手話通訳を担当した事件。
1.弁護側の証人
2.風の記憶
3.龍の耳を君に
手話通訳士の仕事の重要性を知るとともに、ろう者の置かれている状況も理解できた。荒井さんは優秀で行動力もあるのだが、何森さんが登場するとちょっと霞んで見えてしまうのが残念。むしろみゆきさんを交通課から捜査一課に異動させてみゆきさんとのコンビの方がいいのかもしれない。
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