ayaさんのレビュー一覧
投稿者:aya
2017/08/14 12:30
こんなこと大っぴらには言えないけれど
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すごい共感しちゃいました。
わかる。すんごいわかる。わかっちゃいけないけど、わかっちゃう。
山女日記
2017/06/16 21:50
山に行ってみようかな。
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本屋さんのポップに「アラサー独身OLに捧ぐ・・・」と書いてあって、なんだかあまのじゃくになってしまい、なかなか読めていなかったのですが、内容はポップの文言とは全く違い、よくある独身貴族向け小説でもなんでもなく、もっと女の人の心の奥底にある気持ちを絶妙に表現してくれるものでした。
くたくたになるほど、読んでます。
大好き。どこからよんでも、いつでも読んでも心が洗われます。
2017/06/25 08:51
疑似体験できた
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角田光代さんの小説、予定日はジミーペイジとならぶおきにいり。
自分は子どもが産めなくて、でもママになった仲良し組たちとの会話のなかで、できるだけ同じ深さでうんうんってうなずきたくて、必死で読みました。
同じ境遇のひとや、男性にもぜひ手にとってほしいです。
2017/06/03 18:06
結婚している人にこそおすすめの一冊。
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「出産」という言葉が山の彼方向こうにふんわり浮かんでた10代の頃、歯切れのいいタイトルに惹かれて手に取ったときはなにがなんだかわからず、誰にも共感できず「世の中には変わった人がいるんだな」なんて感想しかもてませんでした。
約10年後、親戚の妊娠を機に改めて読んでみたら、大きく頷くことばかり・・・!!!
自分の母もほんとはこんな気分の日もあったのかな。それはちょっと切ないな。それでも産んでもらえて本当にヨカッタ、タスカッタ。と思いつつ、そんな人間臭い妊娠中の母を勝手に想うと、なんだか親友のように寄り添ってみたくもなってしまいました。
2016/11/06 10:21
今の大学生の目からみえる風景
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文系の大学出身私にとって、なにもかもがこっぱずかしくなっちゃうくらい 「はいすいません。そうでした」と思うことばかり。
あのとき読んでたらいったい、どう思ってただろ。
・・・で、あと10年後、100年後、私や子供、孫がこれを読んだらどう感じるんだろ。外国人が読んだら共感できるのかな。
そう思うと、ずっとこの世にあり続けてほしい。
今この瞬間の大学生の目から見える風景を、無添加・無着色で切り取って、真空パックしたような作品だと思いました。
朝井さんは初めて読みましたが、日常にひそむ得も言われぬもやもやっとした気持ちや、その場の空気を、絶妙な一言で切り出すことのできる感受性の豊かな方だと思いました。
Facebook、スマホ、Twitter、名刺、100年後には10年後にはポケベルみたいに懐かしいアイテムになっちゃうのかな。
ちょっとたったらまた読みたいです。
夜行観覧車
2016/11/04 14:15
口に出さないと絶対に伝わらない
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いくらコーヒーが飲みたいと朝起きた瞬間から思っていたって、レジで 「紅茶ください」といったら、紅茶がでてきてしまうんですよ・・・と言う言葉を思い出しました。
登場人物は全員、相手を想って考えつくした行動をとっているのに、全部、違った結果を招いてしまう。
自分と人は違う。だから、自分が自分の価値観の中で、イイと思ったものも、相手の価値観の中では違うもの。
だからこそ無言の美徳もあるけれど、できるだけたくさん話して、口に出して何かを伝えることって、大切なんだって思いました。
ごはんのことばかり100話とちょっと
2015/03/19 08:21
上質な食べログレビュー
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ばななさんのご飯にまつわる小話がぎゅーっと詰まった一冊。一話ごとの文章量も、気軽に読めるその感じも、まるで極上の食べログのレビューを読んでいるかのよう。
行ったことも見たことも食べたこともないのに文章から美味しそうなお料理の絵がじんわり浮き出てくるような心地になるのは、さすがばななさんの
表現力だなと思いました。
そして、ただ食事の話をしているだけでなく、食事から紐付いた日々の出来事やハプニング、そこで感じた想いなども綴られていて、本全体にゆるやかな緩急が付いているので、(短編なので)どこから読んでも楽しいですし、前から一話ずつ丁寧に読むのもおすすめです。
文中でなんども、「肩肘張らずにリラックスして生きよう!」いう風なことが書かれているのに、読むとなんだか丁寧に生きなければいけない!と感じさせてくれるじんわりと心に染みる本です。
2017/08/22 09:25
おとなになったら読んでほしい本
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20代の就活まっただ中。ぎらぎらしている時にこれを読んでも全く共感できなかったと思います。
大学でギラギラして、就活でキラキラして、仕事でガツガツして・・・そういうしゃかりき女子時代を駆け抜けたのち、ふっとこの本を手に取ってほしいです。
2017/08/18 01:03
ファンタジーなのに現実的
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話は絶対起こり得ないぶっとんだものなのに、その細部はものすごーーーく現実的で、なんだか自分がよくみる夢に似ていて、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
結婚してから読むとまた、読んだ後違った気持ちに。
2017/08/02 19:59
テンポよく読める唯川恵さんらしい一冊
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昼メロのような展開の数々に「をいをいっっww」と笑いつつ、難しい言い回しや、展開もないので、数時間で読めちゃいました。
そこが唯川恵さんらしさ!
重さはないけど、その分気楽に読めるお話です。
これ、雑誌の付録小説だったとのこと。
雑誌の売り上げ如何で、きっとちょっとずつ話の展開に編集部から指示があったんだろーなぁ、やたら爆弾投下されてるのはそのせいなのかなーと思いつつ読むと、また、おもしろいです。
だい好き! うさまるBOOK
2017/06/16 21:38
本というか写真集!
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前から順番に読む・・・というより、思い出した時に「あ、あのページみたい!」ってな感じで使って癒やされています。
リラックマ本などのように、心にずどーん!とくる部分はないけど、その分気楽に読めるのがいいかも。
台湾には翻訳バージョンも売っていました。海岸でもはやってるなんて嬉しい!
2017/06/11 22:27
「また会いましょう」と言いたくなる本
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その年齢にふさわしい旅の仕方がある。という言葉が印象的でした。
そこでいうと、私はまだ角田さんに寄り添えていたり、寄り添えていなかったりします。
行ったことのある国の記述はそそられましたが、行ったことのない国を角田さんの目で見つめることができなくて、どんなところなのか、写真は載ってるけれど、なんとなくしか想像できなくて、そのまま消化不良。。。
またいろんな旅をして、時間がたったらまたこの小説をよみたいです。
2017/06/03 17:57
10年ごとに読み返したい一冊。
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現在の角田さんの小説の方が好きだなぁと思いつつ、この直木賞作品がなかったら、角田さんのお名前を知るのももっと遅かったかもしれない・・・なんて思うと、間違いなく私の大切な一冊。
「直木賞作品だから」というミーハー心で手に取った10代の頃は「女って大変なんだな。シューカツって人生の岐路なのかもな」くらいの感想でしたが、いま、30代の主婦になって読んだら、昔と全く違うワードに引っかかり、胸がぞくぞくし、全く違う読み心地、全く違う感想を持てました。
10年ごとに読み返したい一冊。
2017/06/03 17:55
最初からクライマックス
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後半は日常のエッセイ、前半は旅紀行です。
後半もクスッと笑える小話が満載ですが、個人的には最初がクライマックス。
自分の旅への気持ちを代弁してくれているかのような絶妙な言葉のチョイスにぞくぞくしました。