紫金山アトラス彗星と山小屋と大天狗
部屋とワイシャツと私みたいな…笑
またまた紫金山アトラス彗星(C/2023 A3)に挑戦です。
前回の記事を含めて3回の撮影機会に恵まれました。
いずれも自宅ベランダからの撮影で、今日の写真は3回目のものです。
標高の高いところで撮影された手練れたちの各作品。
広角レンズで、街灯りを従えて朝焼けの中で堂々と尾が長くて見栄えするような形ですね。
私は市街地からなので、何だか地味めな彗星でした…笑
今回は八ヶ岳は赤岳直下にある、赤岳展望荘の小屋灯りと併せてみました。
初回撮影時にこれと併せられたらいいなぁと思いまして。
画角の関係でそれは出来なかったですが、出現位置が日に日に東に移っているのか今回は同写野に収まりました。
しかも昇ってきた場所がなかなか面白い場所じゃないかな~、と思いました。
相変わらず前景は真っ黒なシルエットです。
阿弥陀岳(ここからだと赤岳は阿弥陀岳の向こう側)の左側に山小屋の灯りが見えるでしょうか?
そして赤岳の南側が少しゴツゴツ、トゲトゲした場所。
あの辺りが赤岳の天狗尾根と言われる場所だと思います(多分)。
いくつかの岩峰がそびえ立っているそうです。
その中の大天狗という岩峰のすぐ脇から彗星が昇ってきました。
ステラナビでこの辺りから出てくるとは知っていましたが、このトンガリから出てくるとは!
ちょっとだけ栄えてる構図かな?
出勤の準備で忙しい時間帯ですが、サボらずにレンズを向けて良かったです・笑
トリミング版
山の稜線の凸凹次第というのは分かりつつ、山小屋より低い場所にいる彗星。
こういう位置関係だと、小屋から彗星を眺める場合はもしかして目線よりも下に見える感じでしょうか?
どうなんでしょ??笑
低空の天体撮影の場合は、標高を稼いだ方が良いというのが何となくわかるような気がしてきました。
天気が暫く悪いので、次回は西に周ったタイミングで勝負ですね。
化けてればいいなぁ~…笑
撮影データ
カメラ:EOS X9(HKIR)+HEUIBⅡフィルター
レンズ:Asker ACL200
設定:f4.0/ISO3200/SS1.3秒(1枚撮り)
レタッチ:camera raw/フォトショップ2024
撮影日2024年10月2日 4:57頃
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