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千代延青牛の26句

千代延青牛の26句

そこにとまってゆれている春春光、青竹ゆさゆさかついでいく花の静けさ散らずしてゆれている花の明るさ月が影おく竹の子土を出で金泥の土を装う面影ふと鳥となって春ゆうべ枝にきている花びら闇へ散りゆく篝火燃えさかり時計がてんでに鳴り出して町の昼どき音のない雨が音たてて来て青葉影、蝶一つ炎天をゆく 桃色の桃をのせた皿の白さ夏朝青葉風を孕み空が充電するとんぼ光を切ってゆく秋立つや秋、石が石に背を向けている蜜...

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