Le Cahier de JE1NGI

アマチュア無線局 JE1NGI のCW,コンテスト,アワード,衛星通信,QRP,移動運用などについてのノート(=Cahier カイエ)です。

2018/03

FT8の運用に向けたWSJT-Xの設定,PCの設定などを終えましたので,運用にトライしてみました。

Elecraft K3とPCとを,インターフェースを介して接続して,14,074kHzを受信してみたところ,「Band Activity」のウインドウに各局の信号が表示されます。
受信の方は一応問題なさそうです。

テキストにしているCQ誌2017年10月号の「FT8オペレーションガイド」によると,この画面に薄紫かピング色の行が見えたら未交信局なので,その行の上で,マウスの左ボタンをダブルクリックすると相手局のコールサインなどを取り込んで,勝手に送信してくれる(CQにコールしてくれる)そうです。

ということで,DX局のコールサインが表示されたピンク色の行をダブルクリックしてみたところ,リグは送信に切り替わり,ちゃんとCQをコールしてくれています。
ということで,ソフトの設定は問題なさそうです。

ところが,当初出力5Wで始めて,ちょうど聞こえていた(?)ヨーロッパの局を呼んで回るのですが,呼べども呼べども交信できません。
呼び負けることも多数。また,相手局がCQの繰り返しで,こちらの信号が届いていないみたいなことも。

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そこで,出力を10W→20W→30W→50Wと順次上げてみたものの,呼び負けと相手局CQが繰り返されます。

どうもおかしいなと思い,いろいろチェックしてみたのですが,アンテナはちゃんとつながっているし,出力は出ているし,桜時計も常駐しているし・・・という状態です。

よくわからないまま,桜時計はちゃんと働いているよねということで,念のため桜時計の設定画面を開いてみたところ,「2.053秒進んでいます」,「時計が設定できません」と表示されています。

イメージ 2


そこで,いろいろいじってみたところ,どこが問題だったのかよくわからないものの,「0.011秒遅れています」くらいの値になり,「時計が設定できません」の文字が表示されなくなりました。

そこで,再度CQ局をコールしてみたところ,ある局を何度かコールして空振りの後,ようやく,ドイツの「DJ5UE」局と交信できました。
リグは,Elecraft K3,出力50W,アンテナは,CD330V-1でした。
もしかしたら,こんなに出力はいらないのかもしれませんが,その前に上げたままになっていました(^_^;)


イメージ 3


コールし始めてから1時間半~2時間以上かかったのではないかと思います。
以前,JT65にトライして躓いたのは,何度もコールしたものの交信に至らず,どこが問題なのかよくわからないまま,なんとなく遠ざかってしまったのでした。
今回もそうなるのではないかということが頭をよぎりましたが,無事に1st QSOに成功し,ほっとしました。


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CQ誌2017年10月号の「FT8オペレーションガイド」をテキストにして設定作業を続けました。

WSJT-Xの設定完了後,記事では,時計合わせとなっています。
JT65やFT8では,パソコンの時計を正確に合わせることが非常に重要です。
手動でやることもできるのでしょうが,記事では,時計合わせソフトが取り上げられています。
そこで,ネットでも評判などを見た上で,記事に書かれている時計合わせソフト「桜時計」をダウンロードし,インストールしました。
桜時計の設定画面は次のようになっています。

イメージ 1

これで時計あわせは自動的にやってくれることになります。
ただ,注意すべきは,インストールしただけでは,PC起動時に自動的に立ち上がってくれるわけではありません。
PC起動後に,桜時計を起動してやるところは手動になります。
ですから,FT8の運用前に忘れずに桜時計を立ち上げなければなりません。

記事をみると,次は,信号のレベル合わせです。
まず,受信系です。
無信号時のレベルインジケータが30dB付近になるように,パソコンのライン入力レベルを調節します。

イメージ 2

次に,リグのAGCをオフにします。

次は送信系です。
WSJT-Xのチューンボタンをクリックして,無変調トーンを出し,クリックや雑音がないことを確認しました。
また,その状態で,パソコンで別のタスクを実行し,トーンが乱れないか確認しました。
次に,PWRスライダーで最高出力より少し下げたところにセットします。
記事を見ますと,これで一連の設定は完了のようです。

次は,実際の運用です。


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ホームQTHそばの道路に桜の木があり,ちょうどきれいに咲いています。
そこで,撮影アングルを工夫して,桜とアンテナを一緒に撮影してみました。

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夜にも撮影してみました。

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桜を中心に撮影したので,ちょっとわかりにくいですが,アンテナは上から
   Diamond X-6000 (144/430/1200MHz)
   CD 330V-1 (3.5/7/14/21/28MHz)
   CL6DX (50MHz)
   CD 830V-1 (10/18/24MHz)
です。
これらのアンテナで,3.5MHz-1200MHzまでQRV可能です。


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東京都内では,あちこちで桜が美しく咲いています。
東京都千代田区の千鳥ヶ淵に行ってきました。

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ほぼ満開です。
千鳥ヶ淵の桜はやはり見応えがありますね。

イメージ 2

ヒヨドリを見つけました。
ヒヨドリは,花の蜜が大好きなので,桜の花の蜜を吸っていました。


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デジタルモードFT8の運用のためのWSJT-Xの設定の続きです。
CQ誌2017年10月号の「FT8オペレーションガイド」をテキストにして設定作業を続けました。

ソフトウエア起動後,「F2」のファンクションキーを押すと,設定画面が開きます。
続いて,「Audio(オーディオ関係)」のタブを開きます。
CQ誌の記事を見ると,ここではサウンドデバイスの指定をするそうです。
使用リグは,Elecraft K3が中心になるので,K3で普段使っているMMTTYの設定に合わせてサウンドデバイスを設定すれば問題なく動くだろうと思います。
そこで,MMTTYの設定を確認の上,これに合わせて,InputとOutputのサウンドデバイスは,いずれもRealtek High Definition Audioを選択しました。
以下のようになります。

イメージ 1

次のタブ「Tx Macros」は,記事によると,運用になれてから追々・・・という趣旨のことが書かれているので,現状ではデフォルトのままにしておいてよさそうです。

次のタブ「Reporting」は,記事の説明に従って,次のように設定しました。

イメージ 2

次のタブ「Frequencies」は,記事によると,基本的にデフォルトだけれども,3.5MHzの周波数設定だけは,そのままだとオフバンドの可能性があるので,3573kHzとなっているところを3572kHzに変更すべきと書かれていますので,そのとおり変更しました。
次のようになります。

イメージ 3

残りの「Colors」,「Advanced」の二つのタブについては,CQ誌の記事によると,いずれも特に変える必要はないということです。
デフォルトのままにしておきました。
これで,WSJT-Xの設定は一通り完了です。

次は,PCのレベル設定などの作業です。
後日別の記事にしたいと思います。


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