東海駅巡り24春-名古屋地下鉄編(7) 名古屋市営地下鉄鶴舞線・名鉄犬山線 上小田井駅 ~中間駅に乗り入れてくる地下鉄終端駅の典型~
赤池駅から鶴舞線の上小田井行きに乗車しました。鶴舞線は3号線として計画された路線でラインカラーは青。
列車はまず西に進み、市の中心部は名駅と栄の間にある伏見通を北上します。
赤池から40分ほどで終点の上小田井駅に到着しました。
2番線の到着。これにて鶴舞線の踏破完了です🚋
上小田井駅は愛知県名古屋市西区貴生町にある名古屋鉄道と名古屋市交通局の共同使用駅。管轄は名鉄側になるそうです。
鶴舞線としては当駅が起点となりますが、犬山線の犬山方面と相互直通運転しています。時刻表を見たところでは、直通運転するのは朝や夕方以降の一部の列車のようです。平日日中帯の鶴舞線は全列車が当駅折返しとなります。
また、東海交通事業城北線の小田井駅がちょっと離れていますが徒歩圏内にあります。
駅構造は高架上の島式ホーム2面4線で西から1~4番。鶴舞線としては唯一の地上駅となります。
Wikipediaの構内配線略図を再掲します↓
赤線が犬山線で右(北)が犬山方面、左上が名鉄名古屋方面。青線が鶴舞線で左(南)が赤池方面。高架のオレンジ線は東海交通事業の城北線で、上小田井駅には乗り入れてませんがすぐ下(東)に小田井駅があります。
犬山線と鶴舞線の直通列車は犬山方の片渡り線を通って2番と3番に発着する模様。引き上げ線は鶴舞線の折返し列車が利用。また、犬山線同士の緩急接続はできない配線となっています。
1,2番ホームの北側、犬山方からの様子。
列車は右が2番線の当駅止まり、3番線は豊田市行き。3050形とN3000形が並びます。
振り返って犬山方面。手前線路は左から2番と3番。それぞれの延長が片渡り線の先で引き上げ線となっています。
2番の当駅止まりは客を降ろした後に引き上げ線に引っ込みました。この後、3番が空くと手前のシーサスで転線して赤池方面列車として3番に入線するものと思われます。
1番線に到着した犬山線の急行新鵜沼行き。車番は"9613"。名鉄9500系だと思います。鶴舞線からは対面乗換え可能です。奥の橋は駅の真上を跨る名二環で、地上の名古屋環状2号線とで上下に挟まれています。
それでは一旦出場します。出入口は北口と南口の2か所あります。
こちらは北改札口。管轄は名鉄だとすると、硬券入場券が売られていたかもしれません。未確認;
北口を西側から見た様子(だったと思います・・・)。北口は裏口感があった記憶があります。北東側には恐ろしくどでかいパチンコ屋があって、その片隅のコンビニで食料調達しておきました。
駅を端から端まで移動して・・・こちらは南改札口。北改札口とそっくりです。どちらも改札が南向きになっているのもあって、画像だけ見てもどっちがどっちだかわかりにくいです。
南口を西側から見た様子。こちらはロータリーなどもあって一番駅前らしい雰囲気があります。
こちらは裏口的な東側。手前は駐輪場だったかな。
再び入場して・・・3,4番ホームの南側から見た様子。列車は3番線の鶴舞線赤池行き。"N3106"。
振り返って名鉄名古屋・赤池方面。
手前2線が鶴舞線で、下りながら左にカーブしていきます。その両側の高架上の2線が犬山線で、右にカーブしていきます。奥から見ると・・・地下から出てきた鶴舞線の複線が、犬山線の複線の間に割り込んでくる形。この形は、和光市駅、代々木上原駅、笹塚駅、曳舟駅、竹田駅・・・などのような、中間駅から乗り入れる"地下鉄"終端駅の典型かなと思います。
それと・・・奥のほうで更に上を跨ぐ高架が非電化の城北線です。城北線の小田井駅と組み合わせて"総合駅"化する構想もあったそうですね~。
赤池行きが出発した後の3番には名鉄車両の豊田市行きが入線。4番には準急の中部国際空港行きが到着。車番は"9508"。豊田市行きに対面乗換え可能です。
さて、次は鶴舞線を折り返して名城線の南半分を乗りつぶそうと思います。
3番線にいる豊田市行きに乗車します。
乗車車両は6連先頭車の"215"。これは1994年製の名鉄100系の6次車で、この1編成だけが200系と呼ばれているそうです。