2024年1月8日(月・祝)、北海道札幌市の百貨店、丸井今井札幌本店(三越伊勢丹ホールディングス)が新年の子供向けイベント「まるい三越のふゆやすみ」の1つとして、JARL石狩後志支部の協力による「ラジオ工作会」「モールス通信体験」「アマチュア無線体験運用」を開催した。当日は小中学生21名が参加、基板に電子部品を1つずつはんだ付けをしてラジオを作り上げたり、アマチュア無線の交信体験で楽しんだ。その模様を紹介しよう。
JARL石狩後志支部からの情報を抜粋で紹介する。
ラジオ工作・モールス体験・体験運用会を実施しました
2024年1月8日に丸井今井札幌本店様主催で、子供たち向けの「ラジオ工作会」を行いました。
小学生から中学生まで21名の学生さんと、基板に電子部品を一つ一つはんだ付けをしての電子工作でした。無事に全員完成した後は自分の声を電波で出す「アマチュア無線」の体験などで、楽しんでもらえました。主催の丸井今井様、体験局運用に応答いただきました札幌市内各局にも感謝いたします。
実は会場の9階催事フロアには窓がなく、体験局運用のために10階から同軸ケーブルを引くことを覚悟しましたが、丸井今井のベテランの女性スタッフに相談したところ、「この壁は、昔 “窓” があったところを石こうボードで塞いだだけから、鉄筋は入っていないわ」というありがたい情報をいただき、屋内のその壁際にモービルホイップを置いたところ、144/430MHz帯で札幌市内の各局とたくさんQSOができました。
では、当日の模様を同支部提供の写真で紹介しよう。
JARL石狩後志支部は、今回の「ラジオ工作会」「モールス通信体験」「アマチュア無線体験運用」について、『丸井今井様主催の冬休み/夏休みの自由研究にも生かせるコンテンツに出来たかと思います。これを機会に、科学に興味を持ってもらえればと思います。テレビ・ラジオや無線といったツールは通常生活でも欠かすことのできないツールであり、また災害時にも力を発揮します。青少年向けにこのような工作の機会を通して、いざという時の力になれればと思います』と述べている。
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・ラジオ工作・モールス体験・体験運用会を実施しました(JARL石狩後志支部)
・JARL石狩後志支部
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