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2023年9月 2日 (土)

生き返りますねぇ~(2022年12月24日入院4日目 手術3日目)

手術後と翌日のトイレ騒動で疲弊したさらに翌日。
今日はどんな事件が起きるか!?
もはや楽しみになってきた私です。
それでは入院4日目の様子を、ほぼ手記原本通り(ちょっと脚色)でお送りします。


ガーゼ交換は未だ看護師にやってもらってる。
傷の様子を確認したいから今日一杯は看護師がやるとのこと。
しかしそんなことで看護師の手を煩わせるのも申し訳ない。
だからなし崩し的に自発的にガーゼ交換始める。※
※看護師がやる目的は出血だったり傷の確認なので本当は勝手に自発的に始めるのはダメです

5時頃に定例の便意あり。
昨日はお漏らし&軟便という散々な目に遭った。
今日はおそらく固形便だろう。
そうなると術後初の本格的なうんちだ!
”本格的”だけあって内心は恐る恐るでトイレイン。

座る。
いきまずに自然に物体が出るように脱力。
Male_patient_appropriate_defecation_post
入院前に練習した洋式トイレで和式の格好というのが役に立つ。
(自分は左のイラストスタイルです・笑)
(ベストは、左右混合型かと)

うっ!出る!
特にびっくりするような痛さはなく、スルリと出る。

次にウォシュレット。
水ビームを最小出力に設定。
いきなり肛門への直撃は怖いので、先ずは少しずらした位置に水ビーム照射!笑
20230902
ジョボジョボ~と、肛門から3㎝離れた付近に水が当たっている。※
そのまお尻を移動して肛門へ直撃させる。※
ひぇっ!
一瞬だけ沁みた感じがして腰が引けた・笑
しかし最小出力が功を奏したのか、肛門が水に順応したのかそれ以上沁みることはない。
痛みは許容範囲であったことに安堵する。

次いでトイレットペーパーで拭く(ポンポンする)。
これまた恐る恐る、紙をポンポンする。
しかし何度ポンポンしても紙にうんちがくっ付いて来る・笑
おかしいなぁ~と思いつつ、何度もポンポン。
無限ポンポン状態となってこのままでは埒が明かない。
もううんちがガーゼにくっ付いてもいいやっ!と諦める※
※紙にうんちが無限にくっ付いてくる原因が分かったのは2日後のことです・笑
※それまでは無限ポンポン地獄


朝の諸行事を経て外来で診察。
再び世間の風に当たる・笑
世の中コロナ騒動で、ここにも発熱外来のプレハブ小屋があったなぁ~(しみじみ)
診察では昨日のうんち漏れの顛末を話す。
オナラがしたくてしたらウンチまで出てしまった』と。
医師曰く
「肛門括約筋はそこまで切っていない」
「今は術後で痛さもあって力が入らなかったりで、自分で肛門を上手にコントロールできなかったんでしょう」
「違和感があるだろうけど一時的なことだから心配無用」
とのこと。

今日はドレン創に入れたガーゼを1個取るとのことでオープン・ザ・肛門・笑※
※切ったところ(肛門内部)から肛門外に向けて無理とドレン(排水口)を作ります。
※これは傷からでる滲出液を腸内に溜めないための、正に排水口です。
※滲出液は傷を治すための体液ですが、長時間滞留すると雑菌が繁殖します。
※そのため肛門横に排水口を作って流れるようにしてあります。
※現在はそこにガーゼを詰めてあるということです。
※私は18時方向(痔瘻)と12時方向(痔核)の2ドレンとなってます(この時点ではまだ自身の肛門を観察していない)。
残りの1個は月曜日に取るとのこと。

傷は安定しているとのことでついに入浴許可
待ちに待ったお風呂だ。
看護師によると1階(地域包括病棟)の浴室は午後からとのこと。
お風呂は午後か~、待ち遠しいなぁ~~などと考えながら部屋で休憩。
寛いでいたら看護師から2階(一般病棟)の風呂が空いたから入ってくれとの指示。
ところでこの点滴の留置針はどうなるんだ?などと疑問に思っていたら看護師がフィルムで覆ってくれた。
これで心置きなく入浴ができるぞ!笑

慌ただしく準備して2階の風呂場へ。
こちらは一般病棟らしく普通のユニットバス。
浴槽が狭い・笑

Elderlypeopletakebathrailingbathtub
↑あくまでもイメージです(こんなに年寄りではない!( ー`дー´)キリッ)

そそくさと入浴を開始。
身体を洗っていたら、あれよあれよと点滴カバーのフィルムが剥がれてきた。
これはヤバい状況なのか??
風呂場でナースコールは御免被りたい。
できるだけ左腕を上げたまま入浴。
この上ない不便だ。
表面張力を使って巻いてみるが、すぐ剥がれてくる。
肛門にシャワーを当てる(弱で)と少し痛いので、肛門はまだ石鹸で洗わない方が良さそうだ・笑
湯舟にも恐る恐る腰を降ろしてみたが痛くない!
ふ~、生き返りますね~~
所詮は病院のカネなので、お湯をじゃぶじゃぶと使って入浴終了。
ナースステーションに寄ってフィルムの件を申し出て処置してもらう。

午前風呂が終わりお昼ご飯。
昼食が終われば暇な午後。
今日は土曜日なので業者の出入りの音が少ない。
なかかな静かな午後の病棟だ。
元気な徘徊おばあさんが俺の部屋のドアを開ける。(ここは地域包括病棟)
すかさず見張りの看護師が怒る。(やさしく)
これも日常の光景だ・笑

次回のお風呂は月曜日だって。
抗生剤の名前はパンスポリン(メモ)。
留置針がウザい。


ここで日記終了してました。
なぜ途中で終わったか、今となっては記憶がありません。
おそらく平穏な午後を迎えたからだと思います。
こんな感じで、クリスマスイブなのに肛門を向き合っていたのでした。

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