始動性が悪いので、IGコイル/プラグキャップを選んで交換 → 完全復活 ・・か? - GSX250S KATANA
IGコイルの不具合から復活した小刀ではあったのですが、その後の始動性がパッとしません。
・アクセルを開きながらセルを回さないとエンジンがかからない。
・かかってもしばらくは通常のアイドリング(1000rpm)の半分くらい(5~700rpm)
・チョークを引くとストール
こりゃ燃調が濃いかとPSを調整するも効果なし。
・PS調整中は#1, #4を閉じても変化なし、代わりに#2,#3を閉じるとエンジンストール
細かく見ると#1,#4がイマイチのようです。
ここがおかしいとしたらIGコイルかな??
前回規格値内のものに交換したとは言え、所詮は中古です。もう一度見直してみましょう。
都合のいいことに、もう1セット中古のIGコイル~プラグキャップがあります・・・16V化ユニットのせいでIGコイルが壊れたんだったらまた壊れるかもと、安いときに入手しておいたのでした。
早速今ついているIGコイルも外して、再チェック。
オリジナル | 入手① IGコイル | 入手② IGコイル | ||||
IGコイル | 1次 Ω | 2次 kΩ | 1次 Ω | 2次 kΩ | 1次 Ω | 2次 kΩ |
レンジ | 2.5~3.8 | 13~18 | 2.5~3.8 | 13~18 | 2.5~3.8 | 13~18 |
1-4 | 3.3 | 13.31 | 3.3 | 13.71 | 3.5 | 13.86 |
2-3 | - | - | 3.5 | 13.92 | 3.3 | 13.81 |
使用中のIGコイルは黄色の分。
前回壊れたのはオリジナルの2-3で、2次側が11kΩ台と低くなってダメでした。
2次側の抵抗は高い方がいいのかな?と思います。
1次側は理論的には低い方が良いような話が多そうです。(新品の時の話かも)
でも調子がよさそうだったのは2-3の方。
1次側はスペック内として、2次側の抵抗が高い方が劣化は少ないと推測して、
オリジナル | 入手① IGコイル | 入手② IGコイル | ||||
IGコイル | 1次 Ω | 2次 kΩ | 1次 Ω | 2次 kΩ | 1次 Ω | 2次 kΩ |
レンジ | 2.5~3.8 | 13~18 | 2.5~3.8 | 13~18 | 2.5~3.8 | 13~18 |
1-4 | 3.3 | 13.31 | 3.3 | 13.71 | 3.5 | 13.86 |
2-3 | - | - | 3.5 | 13.92 | 3.3 | 13.81 |
前回交換した2-3と、今回入手の1-4のIGコイルの組み合わせを選択することにしました。
ついでに、プラグキャップの方は・・・・
プラグキャップ | オリジナル kΩ | 入手① kΩ | 入手② kΩ |
1 | 9.76 | 11.01 | 9.77 |
2 | 9.15 | 11.21 | 9.88 |
3 | 10.15 | 8.79 | 10.79 |
4 | 10.31 | 11 | 10.77 |
前回、入手①分はちょっと劣化気味に思えたので、オリジナルのセットを使用していました。(問題になるような劣化ではないと思いますが・・・)
多分ここは抵抗値が低い方が良い(ノイズ対策である程度の抵抗は必要らしいが。)と思うので・・・
プラグキャップ | オリジナル kΩ | 入手① kΩ | 入手② kΩ |
1 | 9.76 | 11.01 | 9.77 |
2 | 9.15 | 11.21 | 9.88 |
3 | 10.15 | 8.79 | 10.79 |
4 | 10.31 | 11.00 | 10.77 |
この4本をセットとして選びました。 1本だけ8kΩ台のがありますが、あんまり飛び出しているのは気味が悪いので使いません。
IGコイル | プラグキャップ kΩ | ||||
1次 Ω | 2次 kΩ | #1 | 9.76 | ||
レンジ | 2.5~3.8 | 13~18 | #2 | 9.15 | |
1-4 | 3.5 | 13.86 | #3 | 9.77 | |
2-3 | 3.5 | 13.92 | #4 | 9.88 |
投入するIGコイルとプラグキャップのまとめ。
この組み合わせでIGコイルとプラグキャップを組立。取り回しがきつかった#3のケーブルは少し長めに修正しておきます。
組付けボルトも6角ボルトを6角穴付きボルトに交換しておきます。・・オリジナルの6角ボルトはIGコイルとボルトの頭の隙間が狭くて、スパナやボックスとかが掛かりにくかったので、なめてしまう前に。
組付けたら、エンジン始動・・・一発でOKでした。1000rpm付近で安定しています。
やっぱり電気系が弱かったんかな?
でも、燃調が濃さそうな感じもしていたので、エアフィルタも前に使っていたタイプに交換しておきます。
6月に、焦がしてしまったSIMOTAの代わりに入れていたTNBのフィルタSA-1015を、再度SIMOTA OSU-5589にリプレースします。
燃調が少し薄くなるはずなので、合わせてPSを再調整。 これで様子見ですが、好感触です。 (^^)v
しばらくアイドリングさせて、大丈夫かな?と思っていたら、エンジン下に液体が滴っているのを発見。(@@;;;
何かと思ったら、ドラッグサイクロンの集合部分とサイレンサーの繋ぎ目から水がポタポタ・・・こんなの聞いてないよ~~。
ほっときゃカーボンで詰まって止まるかな? いや、それはそれでまずい気がする。
排気に水分が多いのが問題なのか?・・・
ググったら、正常な現象のようでした。 (^^)v
でもまだ夏だぞ・・・サイレンサーがあったまったら止まるかな? 知らんけど。
試運転に出ようかな?と工具類を屋内に持ち帰って片づけていたら・・・・
あっという間に土砂降りに。 ヤフーだと、雨雲はこっちに来ないはずだったのに・・・。 (^^;;;;;;
試運転は明日に持ち越しです。
SIMOTAエアフィルター GS500/GS500F/GS500E ハイフローリプレイスメントエアーフィルター (純正タイプ 乾式エアーフィルター) 価格:5750円 |
SIMOTAのフィルタ。前に買った時より値上がりしてる。
前回は、フィルタを融かしてしまいました・・・
新品価格 |
今回燃調が濃さそうに思えたけれど、気のせいだったのかもしれない。
また使うかもしれないので、きちんと保管しておきます。
↓にほんブログ村に参加中です。よろしかったらポチッって応援して下さい。
いいね!ボタン💛もつきました。↓
« ヨシムラ ドラッグサイクロン取付け・モリワキワンピースとの比較・ マフラースライダー - GSX250S KATANA | トップページ | 筑波山の激坂 県道42号 - GSX250S KATANA »
「GSX250S KATANA」カテゴリの記事
- ポジションチェンジャ―・スタンドローラー / ダートフリーク UNIT を使ってみた。(2024.12.14)
- リアホイールのセンタ出し - GSX250S KATANA(2024.11.10)
- キャブオーバーフローの後始末 - エアフィルタクリーニング - GSX250S KATANA(2024.11.09)
- フロントフォークのセンター出し - GSX250S KATANA(2024.09.23)
- キャブオーバーフロー - オイル・オイルエレメント交換 - GSX250S KATANA(2024.09.01)
« ヨシムラ ドラッグサイクロン取付け・モリワキワンピースとの比較・ マフラースライダー - GSX250S KATANA | トップページ | 筑波山の激坂 県道42号 - GSX250S KATANA »
コメント