左右スイッチ回り改修・右 ヘッドライトスイッチ 追加 - GSX250S KATANA
ヘッドライトに爆光LEDを付けたはいいのですが、頻繁にアイドリングだけだったり、エンジンをかけないとすぐにバッテリーが上がってしまうような感じです。
エンジン起動直後のアイドリング回転数も少し下がったような感じもするし。
LED自体の消費電力はノーマル ハロゲンからあんまり上がっていないと思うのですが、他の装備も増えたせいかな?いずれにしても、発電が少ないときは消費電力を押さえたいものです。
と言うことで、右スイッチにヘッドライトのオフスイッチを付けようと思います。
でも、そうなると左のスイッチ回りも何とかしたい・・・とまぁそれも踏まえながら、右スイッチ回りから始めます。
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素直にいけば、これが希望にはドンピシャですが、前に交換した左スイッチとは微妙に意匠が合いません。
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左スイッチと同じだとこんなところでしょうか。パイロット?ポジション?フォッグ?の中間スイッチがあります。
ここを使って、Full PowerとOFFの中間的なライトモードも設定する方向で進めてみたいと思います。
とりあえずオリジナルと新右スイッチをばらして配線パターンを確認します。
オリジナル右 | カプラ側 | スイッチ側 | 回路的な導通 | ||
1 | ブレーキ | 黒1 | 黒 | ||
2 | ブレーキ | 黒2 | 黒 | ||
3 | Kill | オレンジ白 | オレンジ白 | ON導通 | |
4 | Kill | オレンジ黒 | オレンジ黒 | 導通(内部分岐) |
|
4 | セル | オレンジ黒 | 赤 | ||
ギボシ | セル | 黄 緑 | 黄 緑 |
オリジナルはこんなでした。
新右スイッチをばらしていきます。ワイヤ止めを外したらライトの切り替えスイッチを取り外し。
ライトのスイッチ配線は0.75sqでやり直しました。が、青と灰の配線の接続を間違えていて、後でやり直しました。
しかも半田面の反対側はスイッチの端子なのですが、半田の熱に弱く、ランドが沈んで接触不良になることがあるので大変です。
同じシリーズの左スイッチではこんなことはなかったのですが・・・。
ライトスイッチの下にはセルのスイッチ、反対側にはキルスイッチがあります。
この2つはシグナルだけのようなので、そのままの配線で行くことにしました。
新右構成 | カプラ・スイッチ | 回路的な接続 | ||||
1 | ブレーキ | 赤白 | ||||
2 | ブレーキ | 紫 | ||||
3 | Kill | 赤 | ||||
4 | Kill | 茶 黄 | 導通 | |||
4 | セル | 茶 黄 | ON導通 | |||
ギボシ | セル | 緑 黄 | ||||
2-1 | ヘッドライト+ | 赤白→オレンジ | PILOT導通 | ON導通 | ||
2-2 | ヘッドライトP | 黄→青:抵抗2.2ΩX5 | ||||
2-3 | ヘッドライトON | 黄赤→灰 |
オリジナルは4極カプラ+ギボシ1、新スイッチでは4極カプラ+ギボシ1+3極カプラを使います。
新スイッチの方1と2-1も導通する配線になっていましたが、それは切断してそれぞれ独立しています。
2-1がライト系の+
2-2はポジション位置:LEDの調光モジュールを入れることも考えられますが、ここはシンプルに抵抗を入れて減光します。
2-3は通常点灯です。
OFF位置では全部OPEN、P位置では2-1と2-2が導通、ON位置では2-1と2-2、2-3が同時に導通します。
もともとの右スイッチ 4極+1の交換用の接続はこうなりました。
ライト回路への割り込みですがH4プラグのところで入ってもいいのですが、左スイッチ回りもいじるつもりだったので、左スイッチのカプラと本体の接続部分に割り込み用の分岐を作り込みます。この昔のデータを参考に作り込みます。
割り込むのは左スイッチの8番のところ、Lo- のところです。
本当は4番Light+のところに入れたいところですが、そうするとパッシングが使えなくなてしまう弊害が出てしまいます。
なので、PILOTモードで減光するのはLoモードの時だけです。
抵抗を入れるところ以外できました。
手持ちの1W位の抵抗で無理やりつないでいると、明るさ(50㎝位で測定)は消費電力にほぼ比例。55W位のが抵抗なし。
消費電力は抵抗値の増加と共に減少。
2Ω位でいいかな? 20W位だけど。 ↓ なんで5WでOKと思っちゃったんだろ?
適当に買ってしまった2.2Ω 5W抵抗・・デカ!!
とりあえず1個付けてみたら、アチチチチ・・・消費電力が高い分、抵抗もかなり発熱しています
Ω | A | 抵抗表面温度℃ |
2.2 | 1.7 | 90 |
4.4 | 1.0 | 65-78 |
6.6 | 0.7 | 59-64 |
8.8 | 0.5 | 46-57 |
11.0 | 0.5 | 40 |
直列でつないで5分位の抵抗の表面温度測定・・・。
半導体の動作温度を完全に超えてます。とりあえず、5個直列の11Ωで組んでみましょう。
5連結を熱収縮チューブでまとめて・・・ ホボヤケクソ wwww
ギボシを付けて組み込みます。
ONモードで通電しての温度変化
ON モード | LEDコントローラ温度 ℃ | 11Ω抵抗温度 ℃ | 電流値 A |
0分 | 24.1 | 23.1 | 4.0 |
6分 | 78.5 | 23.5 | 3.5 |
13分 | 95.0 | 24.0 | 3.2 |
PILOTモードでの温度変化
PILOTモード | LEDコントローラ温度 ℃ | 11Ω抵抗温度 ℃ | 電流値 A |
0分 | 26.5 | 24.0 | 0.5 |
8分 | 26.0 | 59.5 | 0.5 |
15分 | 27.0 | 65.0 | 0.5 |
23分 | 27.0 | 67.4 | 0.5 |
車体でテストの前に、低電圧電源でLEDもつないでテストしてみます。
LED ONの状態では、抵抗にも並列で電流が流れているはずだけれど、実質的な温度上昇はなし。抵抗なし回路でほとんど賄えているのでしょう。LEDコントローラの放熱をむしろ何とかしたいところです。
PILOT位置では抵抗のある回路のみで動作しますが、66~67℃付近でサチる模様。これ位なら何とか。
ちなみにスイッチの抵抗は0.1Ω程。ONで0.1Ω、PILOTで11.1Ω。
車体に組み込んでのテストでは、4.7m距離で、
PILOT 100Lux
ON Lo 1000Lux
Hi 2600Lux
こんな感じでした。
100Luxはハロゲンの時よりも暗いですね。懐中電灯位。
でも、明るすぎる光が迷惑な時にはこの程度の方が良いのかも。
ON Lo と PILOT
もうちょっと放熱しやすい抵抗とかを選んだ方が良いのかもしれない。
いやそれより先にLEDコントローラの放熱か?
ハンドルに5.5㎜の穴を追加して取付け、機能的なテストは完了したのだけれど、ハーネスが長すぎたり、抵抗とかカプラーとかが増えた関係でカウル裏が大変なことに。左の方も含めて・・・
実装が完了するにはもう少しかかりそうです。 完了すればいいけど・・・
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