新潟市は22日、1月の能登半島地震による液状化現象で多数の住宅被害が出たことを受け、地盤工学などの有識者による対策検討会議を設置した。第1回会議が新潟市内で同日開かれ、液状化対策を実施する地域や工法を検討し、今年度中に取りまとめる方針を確認した。委員からは情報収集などで迅速な対応を市側に求める声が上がった。【神崎修一】
中原八一市長は会議冒頭、「大きな地震は1964年の新潟地震以来の60年ぶりだった。液状化が復旧に向けた大きな課題。年度内には対策の方向性を取りまとめたい。この会議が『復興の道しるべ』になる」とあいさつした。
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