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大久保ENEOSの集大成、次につなぐ歴史と文化 日本選手権

2022年の都市対抗で優勝し、選手たちと笑顔を見せる横浜市・ENEOSの大久保秀昭監督(中央)=東京ドームで2022年7月29日、佐々木順一撮影
2022年の都市対抗で優勝し、選手たちと笑顔を見せる横浜市・ENEOSの大久保秀昭監督(中央)=東京ドームで2022年7月29日、佐々木順一撮影

 社会人野球の日本選手権に31日、今季限りで退任する大久保秀昭監督(55)が率いるENEOSが登場する。都市対抗では監督として最多4回の優勝にチームを導き、今大会はこの2年間、考え続けたことを形にする集大成の場となる。低迷することなく、どうやって名門を次世代に引き継ぐか――。

 第49回社会人野球日本選手権を取材する記者がイチオシストーリーを紹介します
 <記事の内容>
 ・慶大監督時代の古巣への思い
 ・僕だけしか……
 ・歴史と文化を共有する後継者
 ・監督退任後の役割

 「大阪ドームで終われるのは、すごく幸せ」

 12月1日での退任が発表された10月25日、大久保監督は日本選手権に向けた思いをこう語った。日本選手権の会場となる京セラドーム大阪は、1997年から5シーズン、プロ野球選手として過ごした近鉄の本拠地。ENEOS監督としての2期目は、くしくもプロ選手生活と同じ5年間だった。

 1期目も2期目も、低迷していたチー…

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