「嘘（うそ）解きレトリック」（フジテレビ系、月曜午後9時）は、昭和初期を舞台にしたレトロミステリー。主人公・浦部鹿乃子（松本穂香）は、人の嘘を聞き分ける特殊能力を持つ。しかし、村人から化け物呼ばわりされ、追われるように村を出た。たどりついた九十九夜（つくもや）町で、もう一人の主人公で、貧乏な探偵・祝左右馬（いわいそうま）（鈴鹿央士）の助手となった鹿乃子は、さまざまな事件に関わることになる。原作は、都戸利津の漫画である。
第6話では、以前、誘拐未遂事件に巻き込まれた資産家令嬢・藤島千代（片山友希）が、左右馬にほれ込み、探偵事務所に押しかけてくる。たまたま千代が手にした見知らぬ銀の手鏡の持ち主を捜そうと言い出すが、左右馬はやる気なし。千代は鹿乃子と「少女探偵団」を結成し、動き出す。
この記事は有料記事です。
残り703文字（全文1047文字）
