発達障害・自閉症・不登校児を育てる保育士mamiの子育て日記

子育て・発達障害・不登校について保育士&保護者が書くブログ

ADHDのひとに多い「早口」「多弁」は客観視で治そう

 

発達障害ADHD)と自閉症をあわせもつ長男。

小さな頃からとても早口でした。

話し出したのは3歳過ぎてから。自分の頭の中に思い浮かんだことは全て言葉にして

話します。

今は相手の状況を考えて話したり、どうしても話したいときは「今ちょっといい?」と言ってくるようになりました。

それでも友達との間ではうまくいかず、すっと話すことができずに空気を読み過ぎて、話したいことを察してほしいあまりに相手を見つめたり、ソワソワしたりします。

 

小さな頃から中学生の頃までは、あまり相手の都合を考えず、話し続けるので、大人でも嫌がられました。同級生にはどう思われていたのかわかりません。

 

早口になり話が止まらない(多弁)になるのは、頭の中の情報が整理されていないのに話をしてしまうので思いついたことを一度に話してしまうからだと思います。

 

これを自覚するのに、だいぶんかかりました。

が、中学生の後半から「今ちょっといい?あ、忙しいか。」と言ったり、

高校生になった今は「なんか話し過ぎたね。」と言ったりするようになりました。

 

友達との間では、無視されたり仲間外れにされたりしながら、話の容量を少なくしたり、話したいという雰囲気をなるべく出さないようにするなど、苦い経験をもとに改善しているようです。

 

自分のよくないクセや悪い所を自覚するってとっても大変なことですよね。

健常者でさえ、なかなか直せない人もいるのに、発達障害のひとが自覚し修正していくというのは、とても困難なことだと感じます。

 

けれど、幸か不幸か長男は友達との関係性に大きな悩みを抱え、みんなとうまくいかないことに心をすり減らしてきました。

相手が悪いと思っていた時もありましたが、自分にも原因があるんだろうと自覚できたのは、辛かったでしょうけれど良い経験だったと思います。

 

  • 短い時間で情報を詰め込もうとしない
  • 話しが長くてごめんねと付け加える
  • ゆっくり話そう、情報は最小限にしようと、心の中で繰り返し実践

 

長男は、こんなところを気を付けていました。

わたしも繰り返し伝えてきました。

これから高校を卒業して専門学校へ入学します。新しい人間関係の中でも失敗したり成功したり色々な経験をするでしょう。

少しずつ大人に成長できていると感じる長男。

話しを聞くことしかできませんが陰ながら応援したいと思っています。

 

 

 

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