岐阜市が「メルカリShops」で庁内備品販売を開始。防災備蓄品販売は全国2例目、県庁所在地・中核市初!

岐阜市が「メルカリShops」で庁内備品及び防災備蓄品などの販売を開始!

岐阜県岐阜市(以下、岐阜市)が、11月4日よりスマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、使われなくなった備品及び防災備蓄品の販売を開始しました

「メルカリShops」を活用し自治体等が販売することは、岐阜県では5例目となり、全国で49例目となりました。防災備蓄品の販売は全国で2例目、県庁所在地や中核市以上の自治体では初となります。

一般家庭においては日常的に食料を消費するため「ローリングストック」の実践が容易な一方で、自治体などの公共団体における防災備蓄品は賞味期限が近付くと、防災啓発の名目で配布するか廃棄する選択肢しかなく、その度に新たな防災備蓄品を購入する費用が発生するため、廃棄を回避しながら、財源を確保する方法が必要とされてきました。

自治体が「メルカリShops」を通じて防災備蓄品を販売し、災害に備えるきっかけづくりとして市民以外の購入者にも食べてもらうことで、防災備蓄品の廃棄やフードロスを回避しながら新たな防災備蓄品の購入財源を確保する「官民共同型ローリングストック」の実現も目指します。この日、岐阜市主催の第11回ごみ減量フォーラムで、柴橋 正直 市長とともに販売開始を発表しました。

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岐阜市役所 柴橋 正直 市長挨拶

岐阜市では、2023年5 月、2050 年までに二酸化炭素の排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行いました。

ごみの減量や資源化は、ごみの処理過程で生じる温室効果ガスの削減をする、温暖化対策の重要な取り組みであり、その一つとして、本日、岐阜市「メルカリ Shops」を開設いたします。

本市の施設の備品などで、使用しなくなったものの、まだ利用できるものを処分してしまうのではなく、売却することで、資源循環をさらに進めて参ります。

こういった活動が、ゼロカーボンの実現に繋がっていくものと思います。官民連携して、市民の皆様とともに私たちの環境を守る機会にしたいと思います。

本日、ご参加いただきました皆様方におかれましては、この機会を通じ、改めて、身近なところから、ごみの減量や資源化に、取り組んでいただきますようお願い申し上げます。

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岐阜市のショップ

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メルカリが最初に包括連携協定を締結した岐阜市

右から小泉 文明 メルカリ取締役President(会長)、柴橋 正直 岐阜市長、山本 真人 メルカリ執行役SVP of Japan Region 兼 CEO Marketplace 兼 メルペイ取締役 兼 メルコイン取締役

岐阜市は、2019年に、メルカリが自治体との連携事業を開始し、最初に包括連携を締結した自治体でもあります。

以来、6年に渡り、派遣研修としてメルカリに岐阜市の職員を送り、特に自治体のDX化や働き方改革などに向けて実施してきました。

また、2023年11月16日、メルカリは、公益財団法人日本財団の協力により、家庭内で使わなくなったモノを分別しておく「メルカリエコボックス」と「メルカリ」の発送に使えるオリジナル梱包資材を作成し、全国23の自治体と共同で希望される皆さまに配布する「捨てるをへらす」取り組みを実施しました。その際、岐阜市長にメルカリオフィスでのイベントに自治体代表として登壇いただくとともに、岐阜市でも市民に「メルカリエコボックス」と梱包資材を1,000セット配布していただきました。

 

広がりつつある自治体の「メルカリShops」販売は49自治体に

今回の岐阜市の販売開始で、自治体による「メルカリShops」での販売は49自治体等となりました。

先行して販売する山田町(岩手県)、瀬戸市(愛知県)、蒲郡市(愛知県)、加茂市等(新潟県)、南部町等(鳥取県)、西宮市(兵庫県)、松原市(大阪府)、鎌倉市(神奈川県)、室蘭市(北海道)、山形市(山形県)、徳島市(徳島県)、岡山市(岡山県)、仙北市(秋田県)、愛知県、名古屋市(愛知県)、行方市(茨城県)、北杜市(山梨県)、大町市(長野県)、関市(岐阜県)、大淀町(奈良県)、揖斐川町(岐阜県)、三島市(静岡県)、熊本市(熊本県)、三次市(広島県)、坂出市(香川県)、掛川市等(静岡県)、尾張旭市(愛知県)、山県市(岐阜県)、北広島町(広島県)、中野市(長野県)、東浦町(愛知県)、国分寺市(東京都)、横須賀市(神奈川県)、福井市(福井県)、安芸高田市(広島県)、周南市(山口県)、廿日市市(広島県)、南丹市(京都府)、鹿嶋市(茨城県)、裾野市(静岡県)、町田市(東京都)、亀岡市(京都府)、大垣市(岐阜県)、葉山町(神奈川県)、南知多町(愛知県)、中能登町(石川県)、河津町(静岡県)、開成町(神奈川県)の販売実績は以下もご覧ください。 

 

「第 11 回岐阜市ごみ減量フォーラム」にて、メルカリが「リユースによる循環型社会の実現に向けて」講演

岐阜市では、「ごみ減量・資源化指針」に基づき、「ごみ1/3減量大作戦」を継続・発展させるため、2013年度から「岐阜市ごみ減量フォーラム」を開催しています。このフォーラムは、市民がごみ減量や資源化により深い関心を持つきっかけを提供することを目的としています。

フォーラムでは毎回、最新のごみ減量や資源化に関する話題をテーマに講演が行われており、2024年11月4日には「リユースによる循環型社会の実現に向けて」をテーマに、メルカリ政策企画の藤井彩香氏が講演を行いました。

今回の講演では、メルカリが自治体と連携して進めているリユースの取り組みを紹介しました。また、リユースの推進によって廃棄物の排出が減少し、モノを長く使うことで新たな生産に必要な資源の使用や温室効果ガスの排出が抑制される効果についても触れました。市民の皆さんがリユースに対する関心を深め、一人ひとりの意識や行動が変わることを願っています。

メルカリは、各自治体との取り組みを通じ、「捨てる」をへらすことで、循環型社会の実現に貢献していきます。

メルカリでは、この他にも様々な形での自治体連携の取り組みも行っています。

自治体さま、自治体関連の企業・各種団体さま

まずはお気軽にお問い合わせください

(藤井 彩香)

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