令和七年初場所! 中日反省会!
北の富士が逝っても喪失感はないな、なんて思ってたら昨日。
いきなり取り組み中に追悼しやがってw(汗)
ちょっとアセったww
懐かしい。
しかし喪失感ってのはない。
彼は相撲中継のお茶の間の友だった。一緒にああだこうだと話ながら相撲を楽しむ観戦仲間だったのです。
今場所も、「ああ、この取り組みなんて勝昭ならきっと嘆くんだろうな」なんて思いながら相撲を見ています。
振り返ればいつも自然体、素直でいることの大切さが分かる人でした。
おべんちゃらを言っても時間の無駄です。
つくづく見送られた側ってのは呑気なものに思えます。逝った人はいつも笑いかけてくる。
要は遺されたアタシたちの側。
人の死はそんなものです。
むしろペットの方がなくした時の喪失感は大きいのかも知れません。
いつまでも悲しい。
守ってやっていたペットなのだから(泣)
だから「虹の橋のたもと」で飼い主を待ってくれてるのでしょう。
さて、まず今場所は照乃富士の引退という大きなことがありました。
彼もまた相撲取りとして旅立った。
初日、いきなり若隆景に負けて、これは場所中に三つも負ければいよいよ引退だろうと家内と二人で話してましたが、少し早かった。
「白」を反面教師にして照乃富士は横綱の権威を守る重責を背負ってきました。
その努力と心意気があった。
彼の禍々しいギプスにしても横綱ならではのもの。
そこは相撲はスポーツではないのです。阿吽の呼吸と言うものがあります。
翔猿みたいにあまり分かってないのが足を狙ってくればそりゃあ怒った。
横綱不在じゃしょうがない、協会も考えたのです。
その代わりに彼は変化をしなくなった。あくまで横綱相撲に徹した。
かつて稀勢の里との優勝争いで変化し、北の富士を激怒させたのも遠い話。
その当時は好きなものと聞かれて「お金!(笑)」なんて言ってたものです。
怪我をして立ち直ってゆく過程で照乃富士は多くの成長を遂げた。
結婚もした。
薄っぺらな人生は卒業と言うわけ。
この照乃富士の最後を見届けようと見ていて気が付いたことがあります。
ツキノワグマ。
あの胸に白い輪のある熊のことですw
相撲観戦していて気がついたのです。
お相撲さんはみんなカラダを大きく見せます。
それがライトのせいなのか、アタシはふと気が付いた。
みんな胸元のあたりがツキノワグマのようなラインで光っているのです。
特に照乃富士にアタシはそれを感じた。
やがてその輝きが消えていって彼は負け、休場、引退となった。
まるでローソクの火を見るようでした。
しかしこれがツキノワグマという種かも知れないとアタシは思った。
クマという動物が子孫を残してゆきます。ある時、その群れに突然変異で胸に模様のできたクマが生まれたのです。
そのクマは強かった。カラダを大きく見せた。
他のクマを圧倒した。その月の輪の模様が活きたのです。
そうして縄張りを広げて子孫を増やし、特定種、ツキノワグマとなって後までその遺伝子を継承することになったのではないか。
すなわちそれが進化、淘汰ということです。
私たちが見てる相撲取りの姿もそんな進化の写し絵のようなものではないか。
アタシはその昔、西尾幹二氏と仕事をする機会があってよく聞かされたことがあります。
「人類は遺伝子を操作したことによって進化を止めてしまったのだ」、と。
それは突然変異を病気として排除するようになったことだというわけです。
遺伝子治療など始めてしまえば人間は進化することはないのです。
神を気取っているつもりか、遺伝子に手を突っ込もうなんて野心だけ、リスク管理すらしない製薬や研究者など万死に値する。
ワクの利権でハシャぐ前にコロが何なのか、コロを解明すべきでしょう。
それがどんなものなのか、感染経路は? 発生は?
こんなことも追求せず開発したワクはいったい何なのか。無責任もほどがある。
「副作用の死亡リスクよりもワクで助かるベネフィットが・・・」
って、コロで死亡するリスクについてどれだけの説明ができてるというのか。
実際、どんな言い訳も通らない。
製薬会社からの献金、省略された創薬プロセス、これだけでワクはおかしい。
ともかく遺伝子レベルの治療など人類の尊厳を蹂躙するとさえ言えるかも知れません。よほどの慎重さが必要なのではないか。
ダウン症なんて新しい人類とも言えますが社会は素直に受け容れようとしない。
彼らが家庭を持って子供を産んでいるケースは極めて少ないのです。
強制避妊なんて賠償が始まります。
政治も役人もこの結果に責任など取りません。ただ税金から賠償するだけ。
またワクで同じことが起きているのにまだ擁護するバカがいる。
進化を止めた人類なんて滅亡しかないのではないか、当時、西尾氏の投げかけにふーん、なんてアタシは呑気に聞いてた振り返りのこと。
西尾氏はネトウヨ的でしたからw、先々年、2023年に亡くなっても左翼マスコミからはあまり取り沙汰されることはなかったようです。
さて六日目、琴櫻と熱海富士の一戦。
異例の取り直しの事態になったのですが、ちょっと誤解も多い。
決着する前に審判が手を挙げてしまい、それが理由で「取り直し」になるという珍事でした。
しかしこれは行事が悪かったのです。
実は審判が手を挙げたのは正しかった。
熱海富士が琴櫻を土俵際に追い詰めます。ところが琴櫻の足が出てないのに行司は熱海富士に軍配を出してしまったのです。
この後、琴櫻は足を出していますから、結果としては行司の采配で良いことになります。
しかし行司は勝負が付く前に軍配を出してはいけないのです。
足が出てないところで軍配が熱海富士へ、そこですかさず審判が手を挙げたということなのです。
琴櫻は軍配を見てなかった。チカラを抜いてしまった様子もありませんでした。
そうして結果としてみれば琴櫻が押し出されたわけです。
しかし軍配としてはおかしい、そこで物言いになったのです。
勝負がついてない、足がまだ出てない段階で行司が軍配を出してしまった。ここですぐ手を挙げた審判の反射神経こそ褒められるべきでしょう。
そうして取り直し、琴櫻は二度、土俵で負けたのです。
横綱取りがかかった今場所でしたが、琴櫻はメンタルに変調をきたしているのか、なんとか勝ち越しぐらいはという場所になってしまいました。
一方の豊昇龍は気合十分、熱海富士に負けたことは引きずりません。
七日の王鵬との取り組みでの気合はすさまじいものがありました。
さて、どうなるか。
照乃富士は新横綱誕生を予感して引退したのか、どうか。
その王鵬ですが進境著しいものがあります。
ゆっくりとですが着実にチカラをつけてきた。
今場所は優勝すら望めるのではないか。
やれ安心です。輝のようになったら困るとアタシは思ってたからw
王鵬は大鵬の孫。
その輝にしても輪島の遠縁ではあるんですが(汗)
注目は金峰山と千代翔馬でここまで無敗。
金峰山はバカですが素直なところがありますw。感情を表にするので面白い。逆に言えば波に乗ったら強いはずです。
千代翔馬は千代の富士がかわいがってた有望力士。
技術があるのに奇手が多く失望を買っていました。もったいない、と。
歳を取ってやっとまともな相撲が多くなってきました。もう時間がない。
まだ中日も終わってないですから先は分かりませんが、ここから豊昇龍がどれだけ伸ばすのか、無敗力士がいつとりこぼすのか注目です。
いざ、ハッケよい。
実況解説はどうも寂しいものです。やはり北の富士とは違う。
おべんちゃらばかりになりそうで、「辛口解説」って意味を誤解してるのか。
舞の海がどうか気になってたけど、変わらない。北の富士に叱られるぞ。
平戸海の突っ込む前に勢いをつけて手を引く癖、高安の稽古方法の間違い、御嶽海の闘志のなさ、欧勝馬のレスリング癖、いくらでも言うことはあるのではないか。
その解説にも来ていましたが引退した先場所に続いて貴景勝がものすごいスピードで痩せています。驚きます。
すごく小さくなっちゃって、顔も桃みたいになっちゃって(笑)
解説は喋りが止まらない。向こう正面のシャケなんか寝てしまったか(笑)
彼は特にダイエットはしてないそうですが普通にしてたらみるみる痩せたとか。
よほどのことをして無理して体を作っていたのでしょう。
彼は今は「好きなものを好きなだけ食べられる幸せを感じてる」そうですw(汗)
アタシたちとはまるで意味が違うw
好きなものを好きなだけ食ってたら太るもののですが、彼の言ってる意味はそうじゃない。実に興味深い話です。
ラーメンが好きだけれども炭水化物で腹が膨れてはしょうがないので控えてすらいたとか。
そこいくと鳴門部屋はまるで豪華料理ばかりではないか。
そりゃあ弟子は喜ぶでしょう。先場所もやったそうですが成績が良かった力士は豪華な食事をご馳走になれるそうです。頑張らないと。
フグ、牛タンしゃぶしゃぶ、そんなのを食ったとか。
しかし蟹なんてお相撲さんには必要ないでしょうにw(泣)
美味しいもの。ふふん。
アタシは鱈鍋、魚のアラを買ってきてよく食べてます。最近は寒いので鍋。
豆腐を押して水を切ったのが美味しい。
まだツケダレのフォロがいっぱいある。
あれ? ウチの方が鳴門部屋よりよっぽど「ちゃんこ」じゃないか。
好きなものを好きなだけ食わないように注意しよう。
おそまつ