レモン圃場伐採2回目 2024年11月9日
レモン圃場伐採2回目 2024年11月9日
レモン圃場伐採2回目。今回は手前の道路側に傾いてるのと向こうの枝が向こう側にしかなくて向こうの道路上に覆い被さる様に枝を伸ばしている偏心木を伐ります。向こう側の木は枝を下ろせば良いのですが枝が道路の向こうの畑の上まで伸びているので無理矢理こちらに起こしになります。
手前の傾いた木は倒したい方向に隣の枝が邪魔をしているので、この2本
登って落としてからの伐倒です。こっちは難易度としてはそう難しくは無かったのですが起きて倒れる時に枝と干渉して向こう側に倒れてしまいました・・・想定の範囲内ではあります。
で、向こう側の2本目は谷の斜面から生えていて伐る足場が無い!脚立を伸ばしてハシゴにして谷底に置いたら何とか届いたのでそれに乗って伐る・・という・・なんとも・・やってはいけない伐倒の見本みたいなことになってます・・確保は木にランヤードを廻して居ます。
で、受け口造って追い口を切り込んで行くと・・バーが噛まれマス。それは木がツルを支点として重心側に動いたということですから、後は掛けてるロープを引いて追い口を広げてチェーンソーを外して
ひたすら、牽くのみ。いつも起こし木はとても重くてウインチとローププラー2台の3つで牽いています・・・・全部倍力に組んでね
今回も依頼主が見に来たので、危なくないところでチョット手伝ってもらいましす。ローププラー牽いてもらいました。
牽いてる右方向に倒れて欲しかったのですが。木の重心がつるの上に乗った状態(起き上がってロープが緩んだ時)の時このときにロープを早く引ければ牽く方に倒せますが、それが出来ない。ロープ布ラーでは引きが間に合わないしウインチも手巻きでは間に合いません。結局起きたときの木の重心位置にツルが負けて木が倒れたい方に倒れてしまうのです。ではツルをもっと厚くすればということになりますが・・・それではとても重くて起こせないのです。この後この木はこちら側に倒れてきます。牽く方向の反対側には倒れませんが牽いてる方向の90度横に倒れる確率は60%位有ります。その方が多いのです。起こしに使う引きと、一気に倒す引きの2種類が必要なのだと認識しました。
24分にまとめました。お暇な時に・・・どうぞ