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2024年12月26日

[S高|株価値上注目銘柄] ispace,ユカリア,タウンズ,伊勢化学工業,Jフロント,三越伊勢丹,積水化学工業,トヨタ自動車,ミツバ,ステラけみファ,小林製薬,日本ヒューム,ニフコ,京極運輸商事,ビジネスコーチ,ブランドT,ジャパニアス,ライトアップ,トランスGG,TONE,オルツ,アーレスティ,地域新聞社



※S高銘柄一覧



<297A> アルピコHD  東証S      2024年のIPO関連
<4784> GMO−AP  東証S      前日もストップ高
<5029> サークレイス  東証G      生成AIと『Microsoft
<5241> 日本オーエー  名証N      前日まで2日連続ストップ高。2024年のIPO関連
<6063> EAJ     東証S  一時  前日もストップ高
<7067> ブランドT   東証G      
<9073> 京極運     東証S  配分  株主優待制度の拡充を材料視 3.31万株買残
<9562> ビジコーチ   東証G  一時  株主優待制度の導入を発表

※株価高上昇率銘柄一覧



1. <5241> 日本オーエー 名証N   30.0  1300 S 本日名証ネクスト市場に新規上場
2. <297A> アルピコHD 東証S   26.2   241 S きょうスタンダード市場に新規上場
3. <9073> 京極運    東証S   21.1   860 S 株主優待制度の拡充を材料視
4. <9562> ビジコーチ  東証G   18.5  1457  株主優待導入を好感
5. <3810> サイステップ 東証S   18.0   334  暗号資産関連事業を強化と発表
6. <7067> ブランドT  東証G   16.9  1038 S アジア投資と資本・業務提携
7. <5029> サークレイス 東証G   16.3   713 S 生成AIと『Microsoft Power Platform』の融合で企業DXを包括支援
8. <7746> 岡本硝子   東証S   15.7   258  5G関連
9. <4784> GMO−AP 東証S   15.6  1111 S 1月1日付で東証プライムに市場変更
10. <6063> EAJ    東証S   13.4   785  株主優待制度を新設
11. <9348> アイスペース 東証G   12.9   675  イタリア宇宙機関とのペイロードサービス契約を材料視
12. <7777> 3DM    東証G   11.1   150 
13. <9558> ジャパニアス 東証G   10.6  2312  通期下方修正も想定より下振れ幅小さいとの見方
14. <286A> ユカリア   東証G   10.2   893  外資系証券の新規調査開始が刺激材料に
15. <197A> タウンズ   東証S   9.6   591  ロシュ系と取引基本契約に関する基本合意書締結
16. <4572> カルナバイオ 東証G   9.6   296 
17. <278A> テラドローン 東証G   9.5  2460  マレーシア大規模パーム農園で害虫防除用のドローン展開へ
18. <7292> 村上開明   東証S   9.5  6100 
19. <5535> ミガロHD  東証P   9.3  2387  あいちデジタルアイランドプロジェクトにイオンモール常滑とイオン銀行の『顧客の買い物体験価値の向上』に採択
20. <2330> フォーサイド 東証S   9.1   179  人工知能関連
21. <4107> 伊勢化    東証S   9.1  32700  ペロブスカイト太陽電池巡る話題が刺激材料に
22. <6731> ピクセラ   東証S   9.1   48 
23. <5075> アップコン  名証N   8.4  1477 
24. <3086> Jフロント  東証P   8.3  2159  インバウンド恩恵で3〜11月期最終7割増益
25. <5888> Dサイクル  東証G   7.8  4570 

ispace <9348>  675円  +77 円 (+12.9%)  本日終値
上げ幅を急拡大した。この日、イタリア宇宙機関のAgenzia Spaziale Italianaとペイロードサービス契約を締結すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。契約金額は35万ユーロ(約5600万円)。25年3月期の業績予想には織り込み済みとしている。

ユカリア <286A>  893円  +83 円 (+10.3%)  本日終値
急伸。医療経営総合支援事業を展開する同社は12日に東証グロース市場に新規上場したニューフェース。同日に公開価格(1060円)を8%下回る975円で初値を形成した後、株価は公開価格割れの水準で切り下がり、23日には756円まで調整した。同社は24年12月期について、売上高は前期比10.0%増の198億6300万円、経常利益は同33.5%増の24億7300万円、最終利益は同91.7%増の20億1500万円と見込む。モルガン・スタンレーMUFG証券は25日付で、ユカリアについて投資判断「オーバーウェート」で新規に調査を開始した。成長性はJMDC<4483>に匹敵する最も高い部類と評価したうえで、株価は低位にあり、投資魅力度は高いとの見解を示している。目標株価は1200円に設定した。

タウンズ <197A>  591円  +52 円 (+9.7%)  本日終値
高い。25日取引終了後、スイス製薬大手ロシュの診断薬事業部門の日本法人であるロシュ・ダイアグノスティックスとの間で取引基本契約に関する基本合意書を締結したと発表した。この契約はタウンズがロシュに自社製品を販売するにあたり、両社間の基本的な取引条件と権利義務を定めるもの。契約締結を目指し、今後協議・検討を進めていく。これが材料視された。

伊勢化学工業 <4107>  32,700円  +2,740 円 (+9.2%)  本日終値
高い。足もと積水化学工業<4204>によるペロブスカイト太陽電池の量産に向けた動きが話題となるなか、株式市場ではこれが刺激材料となり、ペロブスカイト太陽電池関連に位置づけられる銘柄群に物色の矛先が向かっている。同太陽電池の主原料であるヨウ素の生産を手掛ける伊勢化、K&Oエナジの両銘柄にも思惑的な買いが入った。

Jフロント <3086>  2,159円  +165 円 (+8.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
売り物をこなし、5日移動平均線をサポートラインとする強力な上昇トレンドを継続。同社は25日取引終了後に25年2月期第3四半期(24年3〜11月)の決算を発表、最終利益は前年同期比71%増の370億4100万円と大幅な伸びを達成した。訪日外国人が増勢一途となるなかで、インバウンド消費が収益を押し上げている。通期の最終利益見通しは365億円(前期比22%増)で第3四半期時点で既にこれを超過している状態だが、第4四半期に構造改革費用やカード発行などの経費計上を見込み、上方修正は見送っている。

三越伊勢丹 <3099>  2,711.5円  +191.5 円 (+7.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
急騰。高島屋<8233>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>が買われ、百貨店株が物色人気化。日本時間25日午後4時30分から約1時間10分の間、岩屋毅外相と中国の王毅外相らが参加する第2回日中ハイレベル人的・文化交流対話が実施された。中国が日本人に対する短期滞在ビザの免除措置を再開したことを受けて、ハイレベル対話のなかで日本側は中国人に対する観光に関するビザ緩和措置の実施を決めたと表明。10年間有効の観光ビザの新設が打ち出された。富裕層を念頭に発給するとみられる10年観光ビザにより、国内百貨店などで中国人による消費活動が活発化するとの思惑が広がり、買いが集まったようだ。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>やマツキヨココカラ&カンパニー<3088>なども上昇している。

積水化学工業 <4204>  2,632.5円  +178.5 円 (+7.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
大幅高で4日続伸し、上場来高値を更新した。日本経済新聞電子版が26日未明、「積水化学工業は薄くて曲げられる次世代の太陽電池『ペロブスカイト型』の量産に約3100億円を投じ、堺市に新工場を建設する」と報じた。中期的な業績拡大を見込んだ買いを集めたようだ。記事によると、新工場は2030年までに稼働し、生産能力は電池の発電容量で年100万キロワット分程度と、原子力発電所1基分に相当。政府は投資の5割にあたる約1600億円を補助するという。

トヨタ自動車 <7203>  3,142円  +177.5 円 (+6.0%)  本日終値
連日の大幅高に買われたほか、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、マツダ<7261>など自動車株が軒並み高、業種別騰落では全業種中で断トツの上昇率を示している。業種別上昇率では前日も自動車セクターが群を抜いていた。台湾の鴻海精密工業による日産自に対する買収に向けた動きが思惑として依然としてくすぶるなか、自動車業界全体の株価を刺激する格好となっている。直近ではホンダが上限1兆1000億円の大規模な自社株買い発表が話題を呼んだほか、前日はトヨタがROEを20%に引き上げるという観測報道がなされており、にわかに投資マネーの食指を動かしている。自動車セクターは会社解散価値を大幅に下回るPBRが1倍未満の企業がひしめいており、企業価値向上に向けた方策が打ち出されることに対する期待もあるようだ。

ミツバ <7280>  968円  +46 円 (+5.0%)  本日終値
マド開け急伸、ホンダ<7267>向けを主力に二輪車や自動車向け汎用電装品を手掛けており、電気自動車(EV)シフトの動きにも対応している。ホンダと日産自動車<7201>の経営統合に向けた動きが明らかとなり、自動車周辺の関連メーカーにも物色の矛先が向いている。有配企業にもかかわらず、PERやPBRが極めて割安な水準に位置する銘柄は多く、業界再編の思惑が改めて強まったことで水準訂正余地がクローズアップされている。そのなか、同社は25年3月期は減益予想ながら、PERが4倍程度、PBRが0.5倍前後と超割安圏にあり、時価1000円未満は見直し必至とみた買いが流入している。

ステラ ケミファ <4109>  4,250円  +170 円 (+4.2%)  本日終値
後場に一段高となった。同社は26日午後2時、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を10億円増額して355億円(前期比16.6%増)、営業利益予想を5億5000万円増額して42億円(同54.3%増)、最終利益予想を4億円増額して30億円(同62.6%増)に引き上げた。自社株買いと消却に関する発表も行っており、好感されたようだ。高純度薬品事業では半導体部門において、AI向け半導体を中心に市況が回復。国内外で出荷量が好調に推移し、収益が上振れする。同社は取得総数24万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.0%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いも発表。取得期間は25年1月6日から3月24日までとする。また、3月31日に自己株24万株を消却する。

小林製薬 <4967>  6,173円  +226 円 (+3.8%)  本日終値
3日ぶりに反発した。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが小林製薬の株式を買い増していたことが25日の取引終了後に判明し、思惑視した買いを誘ったようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は7.54%から10.10%に上昇した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」。報告義務発生日は18日となっている。

日本ヒューム <5262>  1,395円  +46 円 (+3.4%)  本日終値
続伸。25日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これが好感された。株主優待における保有株数の要件を従来の600株以上から400株以上に引き下げ、新制度では毎年3月末と9月末時点で400株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000から2万ポイントの株主優待ポイントを年2回付与する。25年3月末から適用を始めるとしている。

ニフコ <7988>  3,868円  +124 円 (+3.3%)  本日終値
後場上げ幅を拡大。午後1時ごろに自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。上限を58万株(発行済み株数の0.60%)、または20億円としており、取得期間は25年1月6日から2月26日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な財務政策を可能にするために取得するとしている。


京極運輸商事 <9073>  860円  +150 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
ストップ高。同社は25日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、材料視されたようだ。新たな優待制度では3月31日を基準日とし、100株以上保有する株主に対してENEOSプリカを贈呈する。保有期間が1年未満の場合は4000円分、1年以上の場合は5000円分とする。従来は9月30日を基準日として100株以上を1年以上保有する株主を対象に、QUOカードを1000円分贈呈するという内容だった。

ビジネスコーチ <9562>  1,457円  +227 円 (+18.5%) 一時ストップ高   本日終値
物色人気を集めた。25日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。3月末と9月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、デジタルギフトを各5000円分(年間合計1万円分)贈呈する。来年3月から始める。これを好感した買いが膨らんでいる。

ブランドT <7067>  1,038円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
ストップ高。25日取引終了後、日本アジア投資<8518>と資本・業務提携すると発表した。投資運用事業におけるファンド組成や投資先のバリューアップに関する協業、潜在的な投資候補先や取引候補先の相互紹介などを進める。ブランドTは、アジア投資が運営に携わる投資事業有限責任組合に対し、第三者割当による自己株式の処分を行う。

ジャパニアス <9558>  2,312円  +221 円 (+10.6%)  本日終値
大幅続伸。25日取引終了後、24年11月期単独業績予想について売上高を118億円から112億1100万円(前の期比13.4%増)へ、営業利益を10億2000万円から9億4500万円(同13.0%増)へ下方修正すると発表した。エンジニアの継続的な採用に伴い一定の研修期間が必要な対象者の割合が増加し、稼働率が低下したため。採用する人材を厳選し、足もとは稼働率が改善し収益が回復してきているという。第3四半期累計の実績値は営業利益が前年同期比で減益だった。今回、通期予想を下方修正したものの、2ケタ営業増益を達成する見通しにあり、想定よりも下振れ幅が小さいとの見方から買いが優勢となっている。

ライトアップ <6580>  1,437円  +77 円 (+5.7%)  本日終値
反発。同社はきょう、北空知信用金庫(北海道深川市)と業務提携し、補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」の提供を開始したと発表。提供先の拡大が買い手掛かりとなったようだ。Jシステムは、パソコンやスマートフォンによる簡単な操作で診断でき、受給可能性が高い補助金・助成金の情報を瞬時に知ることができるシステム。同システムの活用により、オンライン上でいち早く公的支援制度(補助金・助成金)の情報提供を行うことが可能になる。

トランスGG <2342>  174円  +8 円 (+4.8%)  本日終値
反発。正午ごろ、東証スタンダード市場への市場区分変更を申請したと発表しており、手掛かり材料視された。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すステージがより適切であると判断し、変更申請することにしたという。なお、同社はスタンダード市場上場の形式基準は全て充足しているが、東京証券取引所による承認の可否及び時期は、現時点において不確定であるとしている。

TONE <5967>  1,007円  +46 円 (+4.8%)  本日終値
後場急伸。午後3時ごろ、25年2月28日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視された。投資単位あたりの金額を引き下げ投資家がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大、及び株主数の更なる増加を図ることが目的という。

オルツ <260A>  584円  +18 円 (+3.2%)  本日終値
反発した。同社は25日の取引終了後、DX(デジタルトランスフォーメーション)とCX(カスタマーエクスペリエンス)に関するコンサルティングとシステム開発を手掛けるわさび(東京都渋谷区)の株式を100%取得し、子会社化すると発表。加えて、DXコンサルティング事業などを展開するGreen&Digital Partners(同)の株式も全て取得して子会社化すると開示した。発表を手掛かり視した買いが入ったようだ。オルツはAIソリューション事業において、システム開発力の強化につなげる方針。2社の株式取得価額は概算で7億6000万円。オルツは24年12月期から単体決算から連結決算に移行する。

アーレスティ <5852>  605円  +18 円 (+3.1%)  本日終値
続伸。25日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。来年以降、毎年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数や期間に応じて株主優待ポイントを贈呈する。

地域新聞社 <2164>  339円  +10 円 (+3.0%)  本日終値
続伸。25日取引終了後、駅探<3646>と地方創生事業領域で業務提携したと発表した。地域新聞社が保有する販路における駅探が保有するソリューションを用いた提案機会の創出、両社事業資産の活用によるインバウンド向けサービスの共同開発などを行う。この発表が手掛かりとなった。





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