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豊国義考(覚堂)翁(長善寺第26世住職)の遺品を菩提寺へ

今日、義兄・茂木康永の仲立ちにより長善寺第29世御住職であられる・豊国悦雄師にお会いする事が出来ました。

当初、「上毛及上毛人」に関わる遺品は文書館にお預けしようかと考えておりましたが、義兄のお寺へとの助言や、御住職の心温まるお迎えに、遺品は所縁の長善寺様に保存して頂くのが最善と判断させて戴きました。

また過日山門を新築するにあたり記念誌「豊国山長善寺物語」を手島仁先生監修の元に作られたと伝えられ、お渡し願えれば後日、手島先生にお調べして頂く旨を伝えられました。

旧知の手島先生は過去文書館にお勤めしていた方なので、そのご助力が得られる事は何よりです。

帰路、翁の直系である岡田兵造・みち代様御夫婦とお嬢様の佳子様にご報告申し上げた所、とても喜んで頂きました。

(今回、感じた事の一つが佳子お嬢様の顔立ちが覚堂翁に似ている事と書物好き・・・血は争えないですね)

また岡田様が念願としていたお願いも心良く聞き届けて下さりました。厚く御礼申し上げます。

永年、翁の調査資料を追っていた私にとっても散逸する事無く無事に菩提寺にお戻しする仲立ちが出来た事はこの上なき喜びです。

 

御住職様御夫妻の安寧と長善寺様の益々の御隆盛を心からお祈り申し上げます。

 

 

令和6年7月1日竣工された山門

御住職様から頂戴した長善寺物語です。

(発行令和6年10月5日)

 


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