火の国…人吉、天草
旅に出るときは思い立った時が一番。今回は火の国は熊本県を巡ってきました。仕事を早上がりし、職場から一気に神戸空港へ。１時間で着かないと飛行機に乗れないので、相当とばさざるを得ないほど時間は切迫してました。今回は神戸から鹿児島までスカイマークを利用。本当なら熊本行きを取りたかったのですが、時間が悪すぎるのとこの日の宿が人吉と言うこともあり、鹿児島に舵を取りました。
鹿児島空港から人吉まではそれほど離れてはおらず、高速でも１時間かからない位の近さ。が、空港から人吉まで高速バスが便数がなく、空港で約２時間の待ちぼうけ。それもまた旅の楽しみの一つか。。。飛行機を眺めたり、空港にある足湯でのんびり時間を過ごす。そしてやっときた高速バスで熊本の小京都は人吉に到着。日も暮れ、駅前にあるからくり時計がくるくる躍っていたが駅前は閑散としていて少々さみしい感じである。この日は早々に宿の温泉に入り、地料理を堪能し明日への英気を養う。
次の日は朝から霧で覆われていた人吉であったが、９時前には晴れ渡り、気持ちいい日本晴れ。人吉市内を散策し、球泉洞から八代不知火に寄って天草諸島を巡るコース。
人吉市内（青井阿蘇神社～人吉城址～永国寺～武家蔵）～球泉洞～八代不知火～天草上島（天草四郎メモリアルパーク）～天草下島（本渡歴史資料館～殉教公園～天草キリシタン館～熊本泊
人吉市内はこじんまりとしており、古びた田舎町といった感じ。数時間かけてのんびりレンタルサイクル借りて廻るにはちょうどいいかもしれません。今回は長距離移動のためレンタカーを借りて移動しましたが、自転車で球磨川沿いを移動するのも良いなと思いました。
上の写真は青井阿蘇神社と球泉洞。球泉洞は洞窟の入口まで長いトンネルをくぐって向かう面白い構造。高低差がかなりあって洞窟の広さを満喫できます。
八代に入るころにはもう昼過ぎとなり、後半の天草は少々時間を縮めないと厳しい行程。天草下島のコレジオ館やロザリオ館もと思ったが、どうやらそこは諦めないといけない状況だったが、天草の歴史や自然を味わうには十分でした。夕焼けに染まる天草諸島は一見の価値有りですね。不知火も天草ならではの自然現象ですし。
天草は高速等はなく下道だけなので、交通量も多く、熊本市内に戻ってきたころには２０時近くになっていました。しかし、疲れていても地料理堪能のためならなんのその。熊本名物馬刺しやタコ刺しを頬張って暫しの現実逃避。次の日もとことん逃避します。
続く
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