元競泳日本代表。96年のアトランタ五輪800メートルリレーで4位に。米サザンメソジスト大学、慶應義塾大学卒業。英マンチェスター大学大学院貧困・紛争・復興コース修了。 2003年より国際協力機構の一員としてシエラレオネ、ルワンダ等で平和構築支援、07年より国連児童基金(ユニセフ)教育専門官としてスリランカ、ハイチ、マリ、ギリシャ等で緊急災害時の教育支援に従事。ギリシャ赴任中にコロナ禍で渡航を断念した日本代表団の代役で五輪の聖火を引き継いだ。21年3月よりオリパラ組織委ジェンダー平等推進チーム・アドバイザー。一般社団法人SDGs in Sports代表。
読み応えのある記事。こうした発言をもっと最初の頃からして頂きたかったなと言うのが正直な感想です。確かに若い人たちに発信してほしいという安藤さんのお気持ちもわかりますが、掻き消されてしまうこともまだまだ多い。そもそも知らされていないことも多々
非人道的。その言葉しか思い浮かびません。アメリカの対外援助は世界の援助の20%といいますから、援助業界は大激震が走っています。 世界中にいるUSAIDの一万人のスタッフの突然の解雇は、みるみるうちに現実のものとして迫ってきて、ジョークでは
当事者の経験、特に克服して表舞台に戻ってきたヒーローの池江さんから発せられる言葉にどれだけの人や家族、身近にいる人が励まされたでしょう。池江さんは、正直な気持ちの言語化がうまく、刺さる。伝え手として優れているなぁとつくづく思いました。 で
CEDAWはいわゆる「国連機関」ではなく、条約締約国の専門家委員によって構成され、条約に基づく任務で勧告を行う人権機関。記事にある福田さんのように、これまでも多くの日本人女性が、国内でなかなか進まない女性にとって差別的な事案についてCEDA
女性公衆トイレの列が長すぎて行かずに我慢することなんて当たり前すぎて、長い間疑問に思わなかった。でも海外に行くと、たとえばレストランなどに2つのトイレがあったら、それは男女一つずつではなく、一つは男女共用、もう一つが女性専用ということがめず
「人口の1%」、「静かに暮らしている」トランスジェンダーの人たちがなぜここまで政治に利用され、ヘイトに晒されなければならないのか。「多様性とインクルージョン」「誰も取り残さない」などの近年の人権重視のスローガンを全力で否定し逆走する政策や姿
もうずっと議論されているテーマですが、IOCを含む国際スポーツ界では引き続き議論がなされています。 その論調はこうです。 男性はテストステロンの分泌が盛んな思春期に広い肩幅や大きな手、長い胴体、増大する筋肉量、筋力、骨密度、心肺機能といった
これは凄い。自分のフォームを自己分析するのは上達するための一番効果的な方法だと思いますが、小学生低学年から自分の泳ぎを自ら分析し、課題を見つけ、修正することができるようになれば、より上達する確率が高まるし、主体性も高まることが期待されます。
「1.5度目標」を早々に超えてしまった記事と一緒に流れてくるのは、ロサンゼルスの山火事の動画だ。日本では、大雪警報。すべて、私たちの地球に襲いかかっているとてつもない気候危機の影響なのに、日本にいる私たち大半の生活にはさほど異常が感じられな
私の親友が最近ガザに赴任したことも相まって、年が明ける前にどうかどうかと停戦を祈ったが、叶わなかった。今年のお正月も祝う気分になれなかった。マンスール通信員からの渾身の取材記事と、アブルバイヤさんの残酷極まる、しかしこの上なく力強い物語を読
「温室効果ガスの削減目標を13年度比60%減を軸」の議論に対し、池田さんが「75%減」を求めるコメントをしたのに対し、「議題が必ずしも合致していない」は筋が通らないのではないか。 そもそも、「審議会が忌憚のない意見を出して議論する場になっ
水泳人口が減る中、これは水泳関係者、特にパラ水泳にとってかなり朗報。メインプールは通年スポーツフロアとしてBリーグの横浜ビーコルセアーズの本拠地として使用される予定。そうなれば多くの動員が見込め、スポーツ熱が高まり、横浜市にとってはその方が
心が洗われるような記事でした。 「『ゼロカーボンシティ』や『脱炭素』を実現させる主役となると、それは住民」 「自分の子孫たちが不幸な世界にならないようにというのは、もう大前提でありますから」。 とても当たり前のことを言っているのですが、
歴史的な、日本初のインクルーシブ大会。どんな大会になるのか今から楽しみです。今までは「平泳ぎは両手でタッチしなければならない」などの厳格なルールに基づいた競技大会のため、健常者の大会とパラ水泳とが同じ大会に出ることはありませんでした。「社会
元ユニセフ職員の私が、離職して今一番力を入れて活動しているのが気候変動問題です。子どもの権利の中で、すべての大人が最も真剣に考えなければならないことの一つが気候変動による将来世代の生存の権利だと思っています。産業革命以降の気温上昇が1.5℃
気候変動の影響で将来「家族をつくることに不安を感じる」と考える若者が増えてきていることに、もっと多くの人に気づいて欲しい。化石燃料使用削減量や廃止の期限設定が現在行われているCOP29でも議論されている中、この訴訟の意義はあまりにも大きい。
またCOPの季節がやってきた。数年前まではグレタさんの功績もあってか色々な市民ムーブメントが重なったりして、何となく高揚感があったが、近年の盛り上がりのなさは、大国や石油産出国の二枚舌や抜本的な変化のなさによるものだろう。 気候変動のリスク
朝日新聞やメディアは、見出しの質問への答えを徹底的に追求して欲しい。社会変革を起こすためには、組織、企業、ルールなどの体制が変わらなくてはならないが、体制(特に日本の)は変化を好まない。人々が中から変える・変わるか、外圧でしかない。日本の体
見出しを見て、おお、このテーマがやっと来たか!と記事を開くとたくさんのコメントプラス(笑)。やっぱりみんな同じことを思っていたんだ…と笑ってしまった。興味深く記事を読むと、普段思っていたままのことが書かれていた。 「声というものは社会によっ
偏らない栄養バランスや、食べ物をお粗末にしない、食品ロスの軽減など完食指導にも正義はあるのだと思う。私自身、ご飯粒を残さないとか魚を綺麗に食べるなどの美徳は今でも誇りに思っている。しかし子どもの成長にとって失うものが非常に多く、将来にわたっ