思考実験とD.I.Y.

D.I.Y and Gedankenexperiment

【1/80,16.5mm】157系日光型、車籍復帰「3」:モハ156動力車のMPギア化

小学生の時に作った157系日光型。

天賞堂パワートラックを2個使った、Tc,0.5M,T,T,0.5M,Tc編成では、平坦線では問題なく走行できるのですが、IMONさんの貸レンタルレイアウトに持ち込んで試験走行させたところ、3%勾配でスリップしてしまいます(*1)、(*2)😢。

動力車のウェイトを調整してみたですが、適正なウエイト量が見いだせないので、
抜本的な解決策として、牽引力を上げる為に、MPギアを使ってみる事にしました。

1.MPギア動力車用センターピン

MPギアは、金属性床板が前提のようですので、カタログ[*3]を見ても、ググっても、木製床板用のセンターピンは見つかりません。

MPボルスターに入っている、センターピンガイドは1mm程の長さしかありません。
また、付属しているビスの長さも3.0mm程なので、
MPボルスターに入っているパーツだけでt3.0mmの木製床板に取り付けるのは無理があります。

2.取付方法の検討

対処方法をいくら探しても、時間の浪費なので、無いものは自作することにしました。

センターピンのネジはM2です。

タミヤのΦ3mmプラパイプの内径を確認したところ、2mm。

プラパイプをネジ頭の抑えとして使えば、3mmのセンターピンガイドを作れそうです。

車室側ネジは、スプリングのために、2.0mm程の遊びが執拗になりますので、木製床下につけるには、L10.0mm程度のネジを用意すれば対応できそうです。

3.追加パーツの加工と組み立て

(1)追加パーツの準備

まず、タミヤΦ3.0mmパイプをL10.0mmにカットします。

t10.0mm×10.0mm×10.0mmのプラ板を切り出し、Φ3.0mmパイプの片側にタミヤセメントで取り付けます。

2.0mmのドリルを取り付けたピンバイスを、パイプ側から差し込み、パイプに張り付けたプラ板に穴をあけます。

これで、MPボルスターのパーツの内、木製床板用センターピンガイドの代用品ができました。

(2)組み立て
木製床板用センターピンガイドの代用品のほかに、長さ10.0mmのM2ビスを用意します。

センターピンガイドとビス以外のパーツはMPボルスターのパーツを使って木製床板にMPギアを取り付けて、組み立ては終わりです。

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出典・引用・備考

*1:コントローラの出力を最大にすれば、スリップしながらも何とか登り切ることはできたのですが。。。。😅

*2:最も、天賞堂パワートラック説明書には、パワートラック1個で、2両が適正と明記されているので😅、
パワートラック1個で3両を走らせようとしたことに無理があるのは判っていたのですが😅。
金属製車両より軽いペーパー車両であれば、何とかなるかなと、考えていました😅。

*3:"MPギアの使い方"、エンドウ

  翻译: