小学生の時に作った157系日光型。
天賞堂パワートラックを2個使った、Tc,0.5M,T,T,0.5M,Tc編成では、平坦線では問題なく走行できるのですが、IMONさんの貸レンタルレイアウトに持ち込んで試験走行させたところ、3%勾配でスリップしてしまいます(*1)、(*2)😢。
動力車のウェイトを調整してみたですが、適正なウエイト量が見いだせないので、
抜本的な解決策として、牽引力を上げる為に、MPギアを使ってみる事にしました。
1.MPギア動力車用センターピン
MPギアは、金属性床板が前提のようですので、カタログ[*3]を見ても、ググっても、木製床板用のセンターピンは見つかりません。
MPボルスターに入っている、センターピンガイドは1mm程の長さしかありません。
また、付属しているビスの長さも3.0mm程なので、
MPボルスターに入っているパーツだけでt3.0mmの木製床板に取り付けるのは無理があります。
2.取付方法の検討
対処方法をいくら探しても、時間の浪費なので、無いものは自作することにしました。
センターピンのネジはM2です。
タミヤのΦ3mmプラパイプの内径を確認したところ、2mm。
プラパイプをネジ頭の抑えとして使えば、3mmのセンターピンガイドを作れそうです。
車室側ネジは、スプリングのために、2.0mm程の遊びが執拗になりますので、木製床下につけるには、L10.0mm程度のネジを用意すれば対応できそうです。
3.追加パーツの加工と組み立て
(1)追加パーツの準備
まず、タミヤΦ3.0mmパイプをL10.0mmにカットします。
t10.0mm×10.0mm×10.0mmのプラ板を切り出し、Φ3.0mmパイプの片側にタミヤセメントで取り付けます。
これで、MPボルスターのパーツの内、木製床板用センターピンガイドの代用品ができました。
(2)組み立て
センターピンガイドとビス以外のパーツはMPボルスターのパーツを使って木製床板にMPギアを取り付けて、組み立ては終わりです。