道床のり面に張り付けたバラストが固まったので、上部にバラストを撒こうと思います。
1.バラスト散布
(1)小道具と準備
手元に、適当な小道具がなかったので、百均に行った際に、2点ほど買い求めてきました(*1)
木工ボンド散布用のスポイトも、書道用コーナーにあったものを入手して利用することにしました。
(2)散布
バラストを入れたボトルから、適量を道床上部に撒きます。
ここで、クロッシング部とガード部にバラストの粒が残らない様に、筆などを使って丁寧掃きだします。
ここにバラストが入り込んでいると脱線の原因になります。
もう一か所はスローバー部分とトングレール部分。
ここもバラストが入り込むとトングレールの動作に干渉し、分岐できなくなることあるので、注意します。
ここもバラストが入り込むとトングレールの動作に干渉し、分岐できなくなることあるので、注意します。
一通り、バラストの撒き具合が整ったら、木工ボンドで固着することにします。
2.バラストの固定
(1)木工ボンド散布
おおむね、紙コップで木工ボンド:水の比率が1:2程度に混ぜます。
バラストに、スポイトを用いて、水で希釈した木工ボンドを散布していきます。
スローバーガイド部分に垂らす時には、スローバーが固着しない様に気を付けます。
スローバーガイド部分に垂らす時には、スローバーが固着しない様に気を付けます。
(2)スローバー動作確認
木工ボンドの散布が終わったらスローバーの最終動作確認をします。
分岐側はトングレールとレールが合わさるので問題ありません。
本線側は、トングレールが本線側レールに密着せず隙間が出来ています。
よくよく確認すると、トングレールとレールの間に、一粒のバラストがありました。
爪楊枝でも、除去できそうですが、今回、新規入手した下記小道具の中に、先端がどがった治具が含まれていたので、トングレールとレールの間にあった一粒のバラストを手寧に除去しました。
スローバーと本線側レールの隙間もなくなり、スローバーの動きも滑らかなので、これで問題はなさそうです。
木工ボンドが固まり、バラストが固着するまで放置します。
3.余談(課題)
木工ボンドは固まっているので、簡単にバラストははがせます。
結構な量が使われなかった状態です。
指で崩すと、ある程度ばらけるので、再利用は可能かもしれません。
ただ、塊になったバラストをばらすために、1工程増えてしまいますので、生産性が落ちてしまいます。
PECO SL8300用道床へバラストを撒く際にはプランBを試してみることにします。