【廃版】この夏、いちばん欲しくなる「アイスディッシャー」の考察【料理ツールマニアックス】

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アイスクリームをワンランクアップさせる方法がある

自宅の冷凍庫に2リットルサイズのでっかいアイスクリームを常備して、好きな時に好きなだけ食べる。

これは人間誰しも抱く野望ではないでしょうか。子供のころなら単なる夢ですが、大人の我々にとってはもう夢じゃない。ユメジャナイヨ!

そんなこんなで、スーパーで2リットルサイズの大アイスを買ってきたのに……。

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手持ちのアイス道具は貧弱なカレースプーン。

これでは気持ちがアガりません。固いアイスをほじくるたびに、

いつ「ヘナッ」とイッてしまってもおかしくない頼りなさ。

意図せずにスプーン曲げをしてしまうんじゃないかと、ハラハラしてしまいます。こんな緊張感はいらないのです。

 

そんな我々のアイスライフをワンランクアップさせるアイテムがこちら。

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小久保工業所の「アイスクリームスクープ」(1,944円)。

プロ用のアイスディッシャーは数多くありますが、キッチンユースで考えるとこれがよいようです。

 

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金属部分をお湯で温めてからアイスをざっくりとすくい取ります。

 

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どやー!

 

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スーパーの安いアイスなのに、高級店で買ってきたような仕上がり。老舗純喫茶のムードやー。

これは楽しい。

 

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使っているうちに冷えてアイスがくっついてくるので、お湯で温めながらアイスをしゃくるのがよいです。

ぬるま湯を用意しておくのがセオリーですが、湯沸し器などからお湯が出せるのがご家庭キッチンの有利性です。

 

色っぽいカーブ、使いやすさを考えたひと工夫

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スクープ部分は亜鉛合金製で表面はメッキ仕上げ。

しっかりした作りで、固いアイスをごそっとすくい取れることがひと目でわかります。かなりの重さに説得力を感じますね。

グリップは樹脂製です。握っていても冷たくない。

 

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横から見るとこう。

 

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アイスを丸くくり抜くために考えぬかれた三次元曲線。複雑なカーブが色っぽいです。スクープ部分は意外と深く、アイスを大きい球形に仕上げることができます。

サイド部分のエッジがちょっと立っているんですが、このおかげでアイスをほじる際に縦でも横でもやりやすいんですよね。

表面が梨地になってるのは高級感もありますが、アイスがぺたっとくっつかなくなる効果もあるのではないでしょうか。

 

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テーブルの上に置いても、グリップのキワにある出っ張りによってスクープ部分が下につきません。

キッチンユースの場合、この気遣いはマジで助かります。

プロユースの道具はカッコいいですけど、機能的過ぎてご家庭ではちょっと不便ってこともありますもんね。

 

我が家がアイスクリームショップに!

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ご家庭でアイスクリーム屋さんみたいなことができるとなると、まずやってみたいのがこれ。

コーンに乗せて本格的に食べます。

ちなみに、某アイスクリームチェーン店でこのコーンだけを買うことができます(20円)。思ったより安いのね。

 

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あとはアイスコーンとしてスーパーで売られているもの。1ダース 200円くらいですかね。好きなだけ食べられますし、ちょっとしたおもてなしで使うといいかもしれません。

 

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アフォガートもやりたかったんです。好きなタイミングで作れるのはうれしい。

濃く作った熱々のインスタントコーヒーをアイスにかける。

苦味と甘味のイタリアンテイスト。ボーノです。

 

我が家が純喫茶に!

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定番中の定番、クリームソーダも作ってみました。

アイスクリームスクープがあると自分の家がまたもや純喫茶に! 

 

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こちらはコーラフロート。

フロート系ドリンクのおいしいところは「炭酸ジュースにアイスがいいバランスで溶けた部分」ですよね。しかし残念ながら、そのいいバランスは最初の二口くらいしか保つことができません。あとはぶくぶくの泡になって消えてしまう運命なのです。

自家製フロートの場合、炭酸ジュースを注ぎ足すことができますよね。つまり、コーラフロートのベストコンディションをいつまでも楽しめるってわけ。(いつまでも、は言いすぎ!?)

とにかくドリンクの注ぎ足しができること。これは喫茶店では不可能な自家製のメリットなんですよ。

 

道具が欲求を作る「やってみたい効果」

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「あれをしたいからコレを買う」というのが通常の物欲。しかし、モノがあるのでやってみたくなることが増える面もありましょう。道具が衝動を作る、的な。

たとえばホットケーキを食べようとしたときに思わずアイスクリームを添えてしまう。これこそカトラリーが充実した、ワンランク上の大人「カト充」のうっかりオシャレです。

 

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ほらね。

試しにやってみたらポテトサラダもきれいに盛り付けられちゃうんですよ。

 

メーカー情報

ウェブサイト:株式会社小久保工業所

※該当の商品は2022年2月の時点で廃版になっております。

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はご確認ください。 

 

書いた人:鷲谷憲樹

鷲谷憲樹

フリー編集者。ライフハック系の書籍編集、専門学校講師、映像作品のレビュアー、社団法人系の広報誌デザイン、カードゲーム「中二病ポーカー」エバンジェリストなど落ち着かない経歴を持つ器用貧乏。好きなドリンクはクリームソーダ。カト充。

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