ボス、裏ボス、女史、おれ
の4人で成り立っているという
超絶大企業な当社。
裏ボスとはファーストネームがいっしょだ。
4人中2人がヒロシ。
ヒロシ率で、自民党の議席率に匹敵。
もう、「株式会社ヒロシ」に社名変更しても
いいのかもしんない。
*
「株式会社ヒロシ」になったーら。
電話にはとうぜん
「ヒロシです」
って出ますわな。
じゃっかんの憂いを帯びて。
たぶん電話を切るときは
「ヒロシです、ヒロシです、ヒロシです。。。」
ってフェードアウトしますわなそりゃ。
たぶん、こう。
*
ヒロシ・オブ・裏ボスは
団塊の世代ど真ん中スタッライク。
濃厚なサユリストだ。
*
きのう。日曜の昼下がり。
仕事場に、ボッチ。
仕事場でも、ボッチ。
裏ボスのデスクの後ろを通りかかると
視線の端に、なにかひっかかるものを感じた。
なんだろうっておもったが
ま、気のせいだろって、一度はじぶんの席に戻る。
も、どうも気になる。
ミョーに、ヘンだ。
仕事がはかどらない。
作為的にもう一度通りかかってみる。
やはり、なにか違和感。
今度は、すみずみまでガン見する。
といっても裏ボスはキレイ好きなので
机上は整理がゆきとどいてる。
モノの数じたいがすくないし
資料なども几帳面にそろえられて収納されてる。
弱点など見当たらない。
ただ、違和感は継続。
ふと、通常は誰からも死角になってる
コーナーに目をやると。
!!!
マジ、ドイヒー。。。
*
いまだに中2病なおれとて
「おめえ中学何10年生だよ!」なんだが
裏ボス、四捨五入すりゃ70だぜ。
「生涯一捕手 野村克也」な感じでいえば
「生涯一中2病 裏ボス」じゃんか。
筋金がカラダに食い込みすぎてて、
もはや取り出し不可能。
*
おれは、くやしいです!
連日連夜の108-0。
もう、目に映るものがぜんぶ、相模一高に見える。
たまたま目の前に転がってるクリップに
「あなたも、相模一高さんですか?」
って話しかけちゃう、ぐらい。
*
おれ、くやしい。
おれ、負けたくねえ。
おれ、やればできる子。
おれ、まだ本気出してないだけ。
*
とりあえず。
張り合ってみた。