ふらふらっと、農道を歩いていましたら、タンポポのような黄色い花を見かけました。
タンポポのようなというよりは、タンポポそのものに見えたわけなんですが、今は晩秋、タンポポは春の花ですからねー。
おそらくは「西洋タンポポ」だろうと思いました。
この帰化植物は、四季咲ですので、いつでも咲いているようです。
英名は「ダンディライオン」(Dandelion)というそうです。聞いたことありますよね。
ユーミンの曲にもありますねえ。「ダンデライオン」ですけどね。
少し胸が苦しくなる思い出があったりしま・・・せん。
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ただ、和タンポポが、秋には絶対咲かないのかというと、そうでもないようです。
秋に咲くタフなヤツもいるとのことです。
昔の諺に「秋にタンポポの花が咲く年は雪が浅い」というモノがあるそうで、西洋タンポポが日本に入って来たのは1900年の初めといいますから、それ以後にできた諺でなければそうなりますね。
いろんなサイトに記事がありました。
そうだったんですねえ。
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それに、西洋タンポポは、和タンポポの繁殖する田舎では生存競争に負けてしまうそうで、それゆえ、街なかで繁殖するようになったとか。なので、この本によれば「都会に生きる孤高のヨーロピアン」なのだだそうです。
ちなみに、和タンポポと西洋タンポポの違いは総苞(そうほう。つぼみを包んでいた葉のことだそうです。)で、和タンポポが閉じているのに対して、西洋タンポポは開いているそうです。
それを聞いて、花の咲いている場所に確認しに行きました。
その結果がこれ。
開いてますね。もしかして、和タンポポの狂い咲きかとも思いましたが、やはり西洋タンポポでした。
ひょっとして、とか期待しましたが、世の中、そう心地よいことばかりでも無いようです。
でわ、また。