こんにちは!!
今日は久しぶりに初心者向けの投資解説記事を投稿します。内容は、米国ETFを買い付けるための下準備で米ドルを準備することです。
それではどうぞ!!
マハトマが米国ETF投資を勧める理由
私はこれまで本ブログで何度か米国ETFで資産運用することの素晴らしさを記事にしてきました。ただし、米国ETFは素晴らしい金融商品ですが、米ドルで買付けなければならなかったり、株の値動き以外にも為替の影響を受けたり、確定申告が必要だったりと投資信託に比べて何倍もハードルが高いのは事実です。
それでも、投資信託での資産運用に慣れた方や、まとまった投資資金がある方には米国ETFでの投資にチャレンジして欲しいと思い、今日導入の記事を書こうと思いました。
米国ETFでの投資を勧める過去の記事はこちら。
投資信託と米国ETFどちらで投資したら良いか迷ったら参考にしてください。
米国ETFを買付けるにはまとまった米ドルが必要
米国ETFを買付ける最初の関門として、まずまとまった米ドルが必要になります。”米国”ETFと言うだけあり、当然米国でなければ取引できませんし、米ドルでなければ買付けることはできません。
米ドルを準備するためには、銀行の外貨預金で両替するのが一般的です。
SBI証券や楽天証券で米国ETFを買付けるときは日本円から直接買い付けることもできますが、買付時の手数料はどちらも25銭/ドルします。大手証券会社なら手数料はもっとします。
米ドルへの両替は住信SBIネット銀行一択
では、どの銀行で米ドルに両替したらよいのでしょうか?結論から言うと、住信SBIネット銀行の外貨預金一択です。
その理由は、1ドル当りの為替手数料が4銭/ドルと最安値なため。これでも十分安いのに、外貨積立預金にするとさらに為替手数料が下がり、2銭/ドルともはや住信SBIネット銀行は何のためにここまでサービスしてくれるのか分からないレベルに下がります。
ちなみに、住信SBIネット銀行のライバルである楽天銀行の為替手数料は25銭/ドル、メガバンクは1~2円/ドルと、住信SBIネット銀行の独壇場です。
住信SBIネット銀行での米ドル両替方法を解説!!
それでは、ここから住信SBIネット銀行(以下SBI銀行)での米ドルへの両替方法を解説します。SBI銀行を開設していること前提でお話します。SBI銀行で米ドルで両替するのなら、為替手数料が最安値の外貨積立(2銭/ドル)を選びましょう。
マイページ(PC版)にログインし、「商品・サービス」→「外貨預金」をクリックします。
画面の左端にメニューが出てくるので、「外貨積立」をクリック。
同じくメニュー欄の「お申し込み」をクリック。
「買付通貨」を好きな通貨(米国ETFなら米ドル)を選び、「1回あたりの買付金額」、「買付頻度」を選択します。任意の欄に「購入上限レート」があります。ここに入力したレート(入力例なら110円/ドル)より高くなったら買付けないということです。入力したら「確認する」をクリックします。
下に入力した例であれば、「米ドル」を「毎日(銀行の毎営業日)」「110円/ドルより円高であれば」「20,000円分買付ける」ことになります。
WEB取引パスワードを入力し、「確定する」をクリックします。
これだけで設定どおり米ドルを買付てくれます。ただし、注意点としては、「普通預金」に入れている日本円からしか買付けてくれないことです。定期預金やハイブリッド預金からは買付けませんので、最低でも米ドルを買付けたい分の日本円は普通預金に入れておいてください。
ちなみに、「申込内容」から設定内容を確認することができます。外貨積立の設定は5条件を記憶させることができます。これを使った小技として、「購入上限レート」を数種類準備しておいて、米ドルの買付け量を自動で変えさせることができます。
上の図の例だと、「購入上限レート」を112円/ドルと105円/ドルがあります。この場合1ドルが104円のときは20,000円分のドルを買い付けますが、110円のときは10,000円の買付け、112円を超えた場合は買付けなしになります。これをうまく使うことで円高のときに米ドルを多く仕入れ、円安の時はドルを買付けないなんてこともできるのです。ぜひお試しください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。