2016年07月12日

都立墨東病院一般病棟13とろみ食の勉強2

昨日も面会。
夕方から夕食を見るつもりで行く。

水分を取らせないといけない。
かーちゃんが干上がってしまう。
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西友で麦茶を買って、病院の売店で吸い口を買って、
早速吸い口にとろみ何とかを入れて、
プリンプリンの麦茶を作って飲ませた。

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「美味しい。」と言って、ゆっくり飲めって言ってるのに、
とろみ麦茶をすぐ飲み干した。
もうちょっと欲しいと言うので、2杯目を作った。
とろみ何とかは150ccで3g(1袋)だった。
食事時に出るプルプルほうじ茶に近い感じ。

都立の看護学校の生徒さんが昨日からかーちゃんに付いて、
実地訓練の研修をしている。
若いイケメンなのだが、お子さんがいるそうだ。
お金貯めて学校に行って再就職を考えて、
看護の道を選んだのだろう。
かーちゃんとコミュニケーションを取ろうとして、
頑張っている。
かーちゃんが歩行器で足を引きずっているので、
その事を聞かれたりした。
それとパーキンソンの症状などを話す。

昨日の夜のとろみ食。
何だかわからない物が目の前に出てきているので、
ちょっと味見。
味をみて、かーちゃんに解説した。
160712_04.jpg
煮魚の甘酢あんかけ。
白身魚の味が際立っていた。
あまり甘酢の味はしなかった。

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ナムル。
普段食べ慣れてるナムルではなく、
かぼちゃの味がした。

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中華風スープ。
真っ黒なお茶碗に透明スープなので、見た目真っ黒。

160712_07.jpg
フルーツ半量。
黒いプツプツがあって、バナナとわかった。

昨日は夜のとろみ食の勉強をしたわけだが、肉は出ないのか?
いわし、シャケ、白身魚と、魚が3日続いている話を聞く。
それと、うちより味がハッキリしている。
塩気が多い。
城東も塩味がうちよりあったが、墨東でもそうだった。

7時15分までいて、もう帰りは8時になるので、
明日また来ると言って退散。
錦糸町の食べ物屋さんの誘惑もあったが、
松屋で牛丼かっ込む。
帰ってうさのすけと桃を食べる。

ネットで調べてみたら、
きざみ食は喉につかえる場合が出てくるので、
とろみ食でないといけない模様。
あぁ、ブレンダー買うのか?
うちでもとろみ麦茶を出すのか?
回復してくれて、
以前のように食べられるという選択肢はないのか?
悶々としながらとろみ食のネットを周る。
探し足りないのかもしれないが、
あまり参考になるサイトがない。
皆どのようにしてとろみ食になったのか?
どんな風にとろみ食にしているのか?

グーグルでクックパッドの介護食が出てきたが、
そこまでしてレシピを見て作らないといけないのか?
かーちゃんはこのままではポリッピーもケーキも食べられない。
酢いりこも食べられない。
今までの食生活が一変してしまう。

自信がない。
病院で出すようなとろみ食を作る自信がない。
知識が皆無だ。
作りたくない。



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2016年07月10日

都立墨東病院一般病棟12とろみ食の勉強

うちでもとろみ食にしないといけないのか?
嫌だけど、面倒くさいけど仕方ない。
一体とろみ食ってどんなの? そう思って、
今日は昼の時間に食べてるところを見ようと思って、
選挙に早めに行って、お昼前に面会へ。

看護師さんがご飯を運んで来た。
これがとろみ食なのか。
160710_01.jpg
全粥に梅のペーストのせ。
これはわかる。
病人食のオーソドックス王道だ。

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何とこれがシチュー。
トマトシチュー。

160710_03.jpg
これがサラダ。
原形が何だかわからないサラダにフレンチドレッシングかけ。
ひょっとしてトマトとレタスか?
ドレッシングが白い。
右奥はフルーツ。
何のフルーツ? って何度か聞いても、
梨と大根、って答えられた。
梨なんかまだ出回ってない。
そんな高い物出るものか。
それに大根はフルーツではない。
色はグレープフルーツ。

160710_05.jpg
そしてこれ。
昨日かーちゃんがとろみがついてるって笑ってたほうじ茶。
コップを振ってみた。
プルンプルンしている。

何とこのほうじ茶で薬を飲む。
ビックラたまげた。
お皿に半量取り分けて、
お茶の中に粉末の薬を入れてかき混ぜる。
それをスプーンで口に運ぶ。
錠剤の薬は残りのほうじ茶をスプーンで取って、そこに入れる。
口に運んで飲ませる。

うちでもそうなるのか?
そうしないといけないのか?

自分のお昼も食べないといけないので、
今日は墨東のレストランで冷やし中華。
外食費が出るが仕方あるまい。
とろみ食の勉強だ。

明日は夜のとろみ食を勉強しに夕方から行く予定。
何でも昨日の晩ご飯にイワシが出たそうで、
イワシもとろみ食だったそうだ。
イワシもドロドロにすり潰してあるのか?

老人介護食はドロドロでトロトロという、
信じがたい事がリアルに起こっているので、
とにかく勉強しに行かなければ。
赤ちゃんだって離乳食なんだが、
あれは老人の物とは比べられない。
赤ちゃんのは少量だ。

かーちゃんの足に湿疹が出ている。
痒いらしい。
だけどお腹に拘束ベルトをしているので掻きたくても掻けない。
足を上手に使って暇さえあれば掻いてる模様。

あのERの忙しい先生が湿疹を診に来てくれた。
大感謝。
塗り薬が出た。

かーちゃんはどうも、
入院すると皮膚科のお世話になる体質のようだ。
城東の時もおできができて、皮膚科にお世話になった。
寝るばっかりで腎臓機能が弱るのだろう。
明日吸い口を買って、かーちゃんの水分補給作戦に出る予定。

今日は病院に4時間もいたので早々に退散。
うちに帰ってアイスコーヒー。

相撲が今日から始まった。
明日車椅子に乗っけてもらって、相撲見せようかな。
家族が付いている時だけ拘束ベルトを取ってもらえる。
まだベッドを乗り越えて転落する恐れがある。
治りかけが動きたくて一番危ないそうだ。
まさしくその時期。



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2016年07月09日

都立墨東病院一般病棟11

行ったら、尿取りパッドがない、お尻ふきがない。
看護師さんに言われて下の売店に買い出し。
戻ってきて、かーちゃんと話す。
声の感じも良くなってきている。
でもまだ管を通していた喉や器官が痛い模様。

だからまだ固い物は食べられないのですよ。
小松菜がおかずに入っていたらしいが、
「海苔みたいな小松菜。」と言って笑っていた。

私は実物をまだ見ていないが、
きざみ食とろみ食がお気に召さない模様。

「手がまだしっかり握れていないので、エプロンがあると良いです。」と看護師さんが言うので、
下(売店)で売ってますよね? と聞いて、
とうとう食事時に着ける介護用エプロンを買う。

私がエプロンをさせるのに抵抗があった。
私が入院していた時に、
入院している認知症のお婆ちゃんたちを見てきたが、
食事時にそのお婆ちゃんたちは皆エプロンを付けていた。
食べこぼしが酷かった。
そのイメージがある。
着けてると、本当に介護しているみたいだからだ。

仕方ないけど買った。
持ち歩いている油性マジックで名前を書いてきた。
「なごやかさん(デイサービス)みたいだ。」とかーちゃんは笑った。
かーちゃんはなごやかさんで、
介護エプロンを付けてご飯を食べているらしい。
かーちゃんが本当に介護されるお婆ちゃんになっていく。
私にはまだ抵抗がある。

「夜はまた雨が降るみたいだから、降ってないうちに帰る。」と言って、
すれ違った看護師さんにエプロン買った旨伝えて帰ってきた。

とうとううちでもきざみ食出さないといけなくなるのか?
みじん切り千切りに、お肉も小さくしなといけない。
米はお粥だ。
お茶にもとろみをつけるのか?

今食事に出てくるお茶は、とろみがついてるお茶だそうだ。
「お茶にもとろみがついてる。」と言って、かーちゃんは今日笑っていた。

笑い事ではない。
うちでもとろみをつけないといけなくなると、
さぁ大変だ。
私もとろみ食きざみ食になる。
めんどくさい。
嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ。



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2016年07月08日

都立墨東病院一般病棟10先生と話せた

本日は鬼平を観て墨東へ。

部屋に行くといないので、ナースステーションへ行く。
かーちゃんは案の定車椅子に座っていた。
リハビリだ。
部屋にいるよー、と声をかける。
かーちゃんは私の声にすぐ反応する。
わかるのだろう。
わかってくれて嬉しい。
酷い意識障害がなくて嬉しい。

かーちゃんが車椅子のリハビリを終えて、部屋に戻ってきた。
昨日の私のおかずの事や、入れ歯持っていったから、
夜から入れ歯をはめて、昨日の晩ご飯と今日の朝昼は部屋で、
テーブルできざみ食とろみ食を食べたなどと話してたら、
部屋に戻してくれた看護師さんが再びやってきた。
「歩く練習をしますよー。」
かーちゃんは車がついた歩行器で、廊下を1周グルッと周った。
今日は昼間もこの車がついた歩行器で、グルッと1周したそうだ。

夜担当の看護師さんがご挨拶に来て、
先生と話せたか聞いてきたので、
「昨日はゴックンテストにはついて行ったのですが、先生とは話せませんでした。できたらお話を伺いたいのですが。」
と言ったら、今の時間担当の看護師さんを呼んでくれて、
その看護師さんが先生に連絡を取ってくれた。
先生が来てくれると言う。
忙しい先生なのに。
ERの先生なのに。

先生は来てくれた。
「喉の先生は別なので、ですが経過も良く、リハビリは他の病院でもご自宅でも良いかもしれませんね。」
「あとどのくらい入院になりますか? 2週間くらいですか?」
「回復にもよりますがそこまで行かないでしょう。」
「ありがとうございます!!!!」

命のやり取りを毎日しているであろうERの先生。
辛い場面にも何度も遭遇しているであろう。
その先生から、明るい見通しが聞けた。

「あんたあの先生に、命を助けてもらったんだよ。」
「もう死んでもいいって思ったんだけど、公証役場の人呼んでないって思って、(あたしに)悪かったって思った。」
何だ、遺言書いてないって思ったのか。
「じゃあ退院したら遺言書くんだね。あたしが最初に蘇生して、次に江戸川区の救急隊の人がお肉取ってくれて、あの先生が最後にあんたのことを生き還らせてくれたんだよ。」
そんな話を初めてした。
そうなのだ。
皆で蘇生をしたおかげで、かーちゃんは生きている。

明るい見通しなのでつい、こんな話もした。
「退院したら桃ととうもろこし、食べられそうだね。相撲は無理かもしれないけど、オリンピックは観れそうだね。」
「夏にやるやつだね。」
昨日は都知事選挙の話も気にしていた。
投票に行きたいらしい。

明日もまた来るからね、と言ったら、
来なかったら寂しいから明日も来て、と言った。
かーちゃんは今まで、こんなこと言ったことがない。
よっぽど今回の入院が辛く、厳しく、寂しく、堪えているのだろう。

自分の錦糸町通いももうじき終わる話になりそうなので、
今日はテルミナニュークイック金の肉市なのでお肉を買った。
豚だけどハラミと、豚だけどネック。
ネックは脂がのっておいちーのだ。
普段は買わない100g198円だけど、今日は買った。
それから桃のお勤め品が2個198円だった。
3パック買った。
うさのすけ喜びそう。



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2016年07月07日

都立墨東病院一般病棟9鼻の管とミトン取れた

今日は運命の日だ。
とと姉ちゃんを録画して、
13時には着くように面会に行った。
部屋に行ったらかーちゃんはいない。
またもやナースステーションで車椅子に乗るリハビリだ。

部屋で待ってたら、看護師さんが私に気がついてくれて、
かーちゃんのゴックンテストに、
部屋の入口までついて行っていいと言うので、
連れてってもらった。
3Fの撮影室にかーちゃんは入っていった。
ゴックンして食べ物が飲み込めますように……。

部屋から出て来たら、かーちゃんは鼻の管が抜けていた。
両手のミトンが外れていた。
良かったね良かったね。
入れ歯持って来て良かったね。
入院してからこのかた2週間。
ようやっと緊張の糸がほぐれそう。

鼻の管と両手のミトンは取れたが、腹のベルトがまだ取れない。
ベッドから転落の恐れがある、とはっきり今日言われた。
だけど手が自由になっただけだけど、本当に良かった。

入院階に戻ると、すれ違う何人もの看護師さんから、
良かったねコール。

食べ物飲み物にとろみをつけないといけないそうで、
売店でとろみ何とかを箱で買う。
名前なんだったかな、忘れた。
これから食べることのリハビリをしていくそうだ。

自分のお昼ご飯を食べないといけないので、かーちゃんに、
また戻ってくる、と言って、お昼ご飯食べに行った。
マクドに行こうか吉野家に行こうかとも思っていたのだが、
墨東の2Fにあるレストランに行ってみた。
鳥肉とキャベツのペペロンチーネサラダ付き820円。
病院のレストランにしては良心的な値段。
ペペロンチーネだからにんにく入りだった。
昼からにんにくはちょっと……と思って、
亀戸餃子は行かない方に入れていたが、チョイス失敗。
バッチリにんにく入りだった。
日替わり定食770円にすれば良かった、と後悔した。
味は良かったが、鳥肉はブロイラーっぽかった。

戻って、かーちゃんと話したりしていたが、
かーちゃんが話しながら寝る。
うとうとし出す。
目を開いてまた話す、だけどまた寝る、を繰り返す。
仕方ないので黙って見守っていたが、
もう病院に来て3時間になるので、明日また来ると言って、
目が開いたタイミングで面会終了。

ニュークイックに寄って晩のおかず購入。
鳥の照り焼き。
昼も鳥、夜も鳥。
昨日シリコンスチーマーしたとうもろこしにトマト。
これからなめたけを作る予定。

O塚女史から電話。
担当ケアマネが付いて、
明日お風呂に入れるデイサービスに見学に行くそうだ。
1人で風呂に入るのが怖いと言っていた。
良かったね。
明るい方向に歩んでいけますように。



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2016年07月06日

都立墨東病院一般病棟8

鬼平が今日も天候不良で観られないので、
早々に面会に行くことにした。
ガッツ石松が出てるのはわかったんだけど、
今日も黒い画面ばかりだった。

行ったら、部屋にいない。
どうしたのかと思ってナースステーションへ。
いた。
車椅子に乗っていた。
かーちゃんだけかと思ったら、
7名くらい車椅子の患者が集められている。
「あと30分位で終わりますよ。」と看護師さんが言うので、
部屋で待つことにした。

かーちゃんが戻ってきて、何してたの? と聞くと、
わからないと言った。
あんたウトウトしてたねぇ、などと話していたら、
テレビ台やベッドを消毒しに来た看護師さんが来た。
さっきは集められて何をしているのか聞くと、
「意識がない方や車椅子に乗れる方を集めて、リハビリしているんですよ。車椅子に乗るのもリハビリなんです。」
なるほど。
寝たきり防止か。

白い服を着た男の看護師さんが来て、
「明日、先生が食べられるかどうかのテストをします。13時過ぎくらいです。今日くらいのお時間にいらっしゃれたら、先生とお話しできますよ。」

明日が運命の日だ。
ゴックンできれば両手のミトンが取れる。
腹の拘束ベルトが取れる。
寝るのに邪魔な、床ずれ防止の枕が取れる。
もちろん、胃まで通ってる鼻のチューブが取れる。

もう2週間毎日拘束されミトンをはめている。
とっても可哀想。
風呂にも入れない。
頭がかゆくてもかけない。
取れれば良い事づくめだ。

帰るのでミトンをはめに来た看護師さんに、
明日2時か2時半ごろ来る、と言ったのだが、
帰りのバスの中で、1時半くらいに行こうと決意。
とと姉ちゃん観たら家を出よう。
鬼平観なくていいや。

明日運命の日だ。
気が早いかもしれないが、入れ歯セットを持っていこう。
まずはお粥からだと思うが、早くお粥食べてほしい。



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2016年07月05日

都立墨東病院一般病棟7

今日は鬼平が天候の影響で観られない。
10分位見てたが、黒い画面で、
天候の影響で観られない場合があるという文字表示ばかり。
見えないテレビ画面に早々に見切りをつけて病院へ。

行ったら、早速ミトン取ってのお願い。
看護師さんを呼んで、ミトン取ってもらう。
点滴跡や注射跡がかゆくなってるそうだ。
かゆいのに、ミトンのおかげでかけない。

「今日は歩行器で廊下を歩いたんですよ。」
おぉ、毎日何かしら進展がある。
昨日は車椅子で廊下をグルッと周ったそうだ。
「ここは広い。」と感想を述べていた。

3時台におむつの交換のペアが来た。
今日は尿の管が取れていた。
昨日に続き今日も取れた。
良かったと思っていたら、
尿取りパッドを用意してほしいとの事。
紙おむつ交換している隙に売店へ行き、パッドを買ってくる。

戻ってきたらミトンはめられていたので、
再度看護師さんを呼ぶ。
アイレンタルのお姉さんが来て、
浴衣パジャマから、普通のパジャマになったと報告。
3時台はいろいろ来る。
この時間に面会するのがいいみたい。

今日はかーちゃんは、自力でトイレに行きたいらしく、
何度も靴をベッドの脇に持って来てくれと看護師に言っていた。
「トイレに行きたい。」と言った。
しかし、まだ動いてはいけないのを自分でわかっていない。
だからミトンをされているのだ。
看護師も私もかーちゃんをなだめすかす。
「自分で動きたいんですよね。」と看護師さんが言った。
「7日に鼻の管が取れたら、枕もミトンも取れるから、それまで我慢。」と私が言った。
可哀想だが仕方あるまい。

3時に行ったので、2時間、5時に帰ることにした。
明日も来るからね、と言ったら、待ってる、と言った。
手にミトンをはめられて自由が利かなくて、
床ずれ防止の枕で寝返りもうてず自由が利かなくて、
よっぽど退屈なのだろう。
こんな事言うのはめずらしかった。

帰りにテルミナへ寄って、とうもろこしとおかずを買う。
5時に帰るのは自分の時間の余裕ができていいな。
とうもろこし1本100円だった。
2本買った。
明日か明後日シリコンスチーマーだ。
おかずはとんかつ。
これは今日のおかず。



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2016年07月04日

都立墨東病院一般病棟6

パジャマのレンタルがあったので、
今日は鬼平観たらすぐ歯を磨いて家を出る。
3時半に着いた。
混んでるかと思ったら窓口が空いていた。
2週間借りようかとも思っていたのだが、
1週間借りの方が返還金が出るそうだ。
しかし値段は2週間の方が安い。
高いけど、また1週間借りた。

いつ転院してほしいと言われるかわからないので、
どの位の分量でレンタルすればいいのか迷う。

個室に行ったら、かーちゃんに繋がれていた、
心拍数や脈拍や血圧なんかを計っているモニターが、
何と取れていた。
あぁ、毎日何か取れる。
良くなってる証拠だ。

驚いていたら、ミトン取って欲しいの催促が出たので、
看護師さんをナースコールで呼びつける。
「どうしましたかー?」
すぐミトンを取ってくれた。
かーちゃん手を解放される、の一瞬。
午前中に西友八百屋へ行った話などをする。

午後の担当看護師さんがやってきた。
何と目の前で、点滴取ってくれた。
丸3日点滴していたそうだ。
それがやっと取れた。
「毎日何かしら取れていきますね。良かったですね。」と言われた。

先生が診てくれる運命の7日まであと3日だ。
鼻の管、7日に取れろー。

窓から外を見たら雨雲で真っ暗だったので、
5時半まで粘って帰る。
「かーちゃん、雨降りそうだから帰る。」
ナースコールをして看護師さんを呼んだ。
ミトンをはめに来た看護師さんが言っていた。
「ゲリラ豪雨みたいなのが降ったみたいですよ。今は上がってるみたいですよ。」

雨に遭わないで帰ってきた。



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2016年07月03日

都立墨東病院一般病棟5

毎日面会に行ってるから、毎日書かないとな。

行ったら、箱ティッシュがないと言われ、
明日持ってくるのでいいかと聞いたら、
固い紙を使われるから嫌だと言うので、仕方なく売店で購入。
高いんだよね。

戻ったら、手のミトンを取りたいと申すので、
看護師さんを呼ぶ。
その看護師さんに、紙おむつがあと1枚しかないと言われ、
再び売店へ。
戻ってくると看護師さんが、7日木曜日に先生が、
食事を口から食べていいかどうか、
鼻の管を取っていいかどうか診てくださると言うので、
ちょっと希望の光。

鼻の管が取れると、両手のミトンが取れて、
今床ずれ防止に入れている枕も取れる。
枕、相当邪魔らしい。
今日も枕が邪魔だと文句を言っていた。

文句もいいが、それよりも、自然治癒力で、
鼻の管取れるように頑張って欲しい。

今日もカロリーメイト味の流動食。
流動食を鼻のチューブに繋がれる前に、薬を入れられていた。
今日も血糖値が高かった。
昨日も高かったが、一般病棟に来て、最初216だった。
それが昨日260、今日276。
インシュリン注射、昨日から打たれていた。

私が帰ったら、再びミトンをはめないといけないので、
帰る前にナースコールをしてくださいと看護師さんに言われた。
昨日、声掛けするの、忘れちゃったんだよね。
今日はナースコールして、かーちゃんは再びミトンをはめる。

とにかく7日だ。
7日に良い結果が聞けますように。



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2016年07月02日

都立墨東病院一般病棟4

今日行ったら、いきなり、
「あんたが来るのを待ってた。これ外してほしい。」
これっていうのは両手にしているピンクのミトンだ。
勝手に鼻の管を抜かないように手にミトンをはめている。
「それ嘘言ってるんじゃないだろうね。」
「嘘じゃない。」
その辺歩いてるピンクの服を着た看護師さんを捕まえて、
「私が来たらミトン外してもらえるって言ってるんですけど。」と言ったら、
私が対応しますと言って、
白い服着た担当の看護師さんが一緒に部屋に入ってきてくれた。

「ご家族がいる間は外しても良いですよ。」
本当はもうちょっと早く着くつもりだったんだけど、
今日は米を仕込んだり、おかずを作ったり、
朝飯用のサンドイッチ作ったりして、
出る時間が押してしまった。

ミトンを外してもらいながら、
遅くなって悪かったね、と謝った。
外してもらって早速頭触ったり腕触ったりしている。
良かったねかーちゃん。

木曜にたんぽぽハウスで買った、
新しいエプロンドレスを見せる。
「インド更紗だね。」
この年には派手かもしれないが、赤とオレンジで、
緑の唐草模様と紺の象さんの絵が入ったインド更紗だ。
「見つけて迷わないですぐ買わないと、すぐなくなるからね。」
さすがかーちゃん。
よくわかってらっしゃる。
平井のお洋服屋さんはどこに行ってもそうだ。

たんぽぽハウスはリサイクル屋だが、
たまに吊るしの新古品が出る。
この象さんのエプロンドレスは新古品だ。
長年吊ってあっただろうし、
色落ちしそうだったのですぐに洗った。

今日もかーちゃんのご飯の時間にかち合う。
今日もあのカロリーメイト風流動食だ。
胃に直接鼻からのチューブで送られるので、
噛みはしないが、お腹が落ち着いてきたのだろう。
食べながら寝ている。
そっとして、喋りかけないで、居れるだけいた。
かーちゃんの個室の窓から外を見たら、スカイツリーが見えた。

帰り際目を開けたので、今日はもう帰るよ、明日また来るよ、
と顔を覗き込んで退散。

今日は米を炊かねばならぬ。
さっきスイッチを入れた。

昨日書き忘れてたけど、昨日の夜の担当看護師さんが、
私が面会している時に部屋に入ってきて、
かーちゃんの顔を見ながら、
「お肉を食べて詰まっちゃってここに来たんですよ。」と言った。
この人が知っているということは、
他の看護師さん全員この事実を知っているということか。

恥ずかしいというか。
隠しきれないというか。
別に悪いことをして入院したわけじゃないので、
隠す必要は全くないのだが、ちょっとだけ恥ずかしい。
何故恥ずかしい? と聞かれても、
恥ずかしいものは恥ずかしい。
なんとなく恥ずかしい。

さぁ、ご飯を食べよう。
今日はかーちゃんと食べる予定だった、肉味噌レタス。
この間作った時に辛みが足らないとおっしゃっていたので、
今日は試しに豆板醤小さじ1入れてみた。
いつも作る分量で作ったので、何日間か同じおかず。
それでもいい。
私が倒れないように食べなければならない。



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