お安く気軽にゆるっと16番

HOや16番の金属工作を最小限の工具と労力でゆるっと楽しんでいます。皆さんも是非やってみて下さい。

鉄道省8700の製作・マジですか?(^^ゞ

今夜あたりは3軸テンダーの床板でもやるかいなぁと考えていたのですが、8700の足回りに取り掛かっちゃいました!(^^ゞ なんという出たとこ勝負!!? でも良いんです楽しければ、(^^ゞ

ゴソゴソとパーツ漁りをしていたら転げ出たのがトビー6760のシリンダー側板と前後板のセット。これは関内にトビー模型のショールームがあって、学校帰りに寄って漁ったパーツですから55年以上前の部品です。側板と前後板を組んでみると後板にはダブルのスライドバーの切欠きが!!こりゃ足回りを組みなさいとの啓示だと感じて中村C10不動!の足回りを引っ張りだしました。(^^ゞ

ダイカストのフレームを切り欠いてネオジムマグネットモーターが嵌るところまでは以前削っておきましたから問題はモーターの取付です。モーターを挟み込むだけの頼りない構造?の自作モーターホルダーにトルクによる浮き上がり防止の06真鍮線のバンドを回しました。真鍮線にしたのは帯金を回すよりも細工が簡単だからです。(^^ゞ

モーターホルダーの後端に1,2ミリの穴を2つ開け、フレームにはネジを切ってモーターホルダーを組み付けました。これで回れば、先ずは第一段階はクリアです。(^^ゞ  ダイカストのフレームはポックリ折れる事があるのでネジ切は1,2ミリビスとしてフレームに少しでも負担を掛けないように留意しました。

さてどうだ?(^^ゞ 回りました〜良かった良かった! 中村ダイカストフレームは初めて使いましたので、前後進を繰り返して調子を確かめました。(^^ゞ

ここまで来たら、もう後戻り不能と決意を固める為に後部フレームをバッサリ切り落としました。糸鋸は0番を使用、ヤスリは押しがけだけにしてヤスリにダイカストの切子が噛み込まないようにユックリと仕上げました。

不細工な先台車は以前に作っておいたもの、こんな自作の仕掛りパーツがあるだけでも気分的には楽になります。(^^ゞ 作る内に気に入らなくなって作り直すにしても、無いよりはマシ、(^^ゞ

8700を選んだのはTМSの特集に平野さんの製作記事が載っていた事も大きな理由です。(^^ゞ 勿論、平野さんの完成度の3割未満くらいまでしか作れないでしょうが、記事があるとないとでは全くハードルは違います。 模型化図面があるのも非常に助かります。

 実物蒸気機関車が消えてから蒸気機関車の歴史を辿り、臼井さんを初めとする研究者の皆さんの書物を読み漁り、国産蒸気機関車では6750とイギリス製のコピー機8700の過熱式改造機は欲しい機関車でした。作りたいなぁと憧れつつ、平野さんの製作記事も何回も読みました。難しいところはゴマカシながらでも、形があって走る程度なら作れるかも?と着手しただけで、幸せな気分に浸っております。 ダブルスライドバーのワルシャート式弁装置やら鶴首煙突やら、解決すべき課題は多いですが、なんとかなれ〜(^^ゞ!

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