一応、ワタシの最終学歴は、明治大学 農学部 農芸化学科 醗酵食品学研究室 卒業というモノ。つまり化学と生物が専門ということになっている。それは元々、英語が大好きでで、大得意で、英文科か外国語学部に進学したいと思っていたのを、兄にだまされて(笑)兄と同じ大学の、学部の学科を選んだのだった。でも、入学して分かったのは、ワタシは理系じゃなかったことだったっ!!!そこから地獄の4年間が始まったっ!!!(笑)
さて、この本。ワタシの大好きな(大嫌いな)化学の本だよー!♪
「火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器・・・。 化学は人類を大きく動かしている。化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介する、白熱のサイエンスエンターテインメント! 化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける」そのエッセンスを紹介しよう。
・「化学とは何か」を簡単に述べてみたい。 私たちの世界は物質からできている。身のまわりには、水、空気、 土、石、木、金属、紙、ガラス、薬品、プラスチック、ゴム、 繊維など、実にさまざまな物質がある。私たちは、 多種多様な物質を生活に利用している。
・私たちの生活を便利にしているさまざまな物質は、物質の「 構造」(物質をつくる原子・分子・ イオンがどんな結びつきをしているかなど)や「性質」「 化学反応」(新しい物質ができる変化。化学反応) を研究する化学が発展してきた成果です。
・スクール(学校)は、実はスコレというギリシャ語が語源だ。 意味は「暇」。暇な時間における悦びはフィロソフィアであり、 会話をする時間や場所もスコレにふくまれるようになった。 つまり、スクールとは、知識を楽しむ(フィロソフィア) 場所なのである。
・物質は驚くほどさまざまな変わり方をする。 もっとも根本的なことは、物質が変化するいうことだ。 絶えず変化しているのに、物質は無から生まれることはないし、 あるものが、なくなってしまうことはない。つまり物質は不生・ 不滅である。数限りない物質が絶えず変化しているのに、 物質全体としては不生・不滅なのはどうしてだろうか。 古代ギリシャのタレスは「すべての物質がただ一つの“もと” からできているからに違いない」と考えた。 目をつけたのは水である。
やっぱり化学ってオモシロイよね〜!でもあまり深入りはしたくないよね〜!(笑)オススメです。(・∀・)