●絵本はおもちゃ。ぐずったら見せる。読む。子育てお助けツール。
公共図書館に本を借りに行くと、「えらいわねー」と先輩司書さんに言われることがあります。
「そんなに読んであげなかったわあ」と。
別にえらくないし、頑張って読んであげているわけでもありません。
我が家では、絵本はおもちゃです。
3歳5歳姉弟は自分が読みたいときに、読みたい本を出して、ひとりで開いているときもあれば。
お姉ちゃんが、一生懸命読み聞かせを披露している時もあります。
「よんでー」と来るときもありますが、毎回快諾して読んであげているわけでもありません。
なにせ0歳2か月の赤ちゃんがいますし、家事もある。
猫も2匹いて、お世話しないとです。
「今それどころじゃないでしょ!見て分かんない!?」って叫んでいるときすらあるくらいです。
それでも手の届くところ、目に入るところに絵本があれば、赤ちゃんぐずりそう…「絵本見る?」
「公園行きたい!」と上の子。
しかーし外は熱中症警戒アラート中。
「探し絵しよっか」と言えるわけです。
いい気分転換になって、赤ちゃんも泣くの忘れてご機嫌モードになったり、うまくいくと寝入ることもあります。
赤ちゃんの場合、ストーリーの面白さよりも、大好きなママパパの声が気持ちよく、お顔が近くにあって、自分と向き合ってくれている時間そのものが嬉しいんでしょうね。
3歳5歳姉弟も、次はこの本、と持ってきたり、ふたりで遊び始めたり。
それでも外遊びをしたがったら、読み終わった本返して、新しい本借りようか、と。
行き先を図書館にしてもらいます。
今は公共図書館、それほど涼しくはありませんが、外よりは子供にも授乳婦にも優しい環境です。
こんなふうにMARIママ家は、絵本に助けられて、3人の子育てをしています。
結果、本が好きな子に育っています。
読書ができる子に育っています。
さて、今日助けられた本をご紹介します。
わらべうたの絵本です。
奥付に2行の楽譜があり、そそらーそ、そそららそ♪の音程だとわかります。
が、とらわれず、読む方の好きなように読んでいいのです。
正解がないのが読み聞かせ。
言葉のリズム、音の響きが心地よい絵本です。
にわとりの色が鮮やかで、大きな絵なので、赤ちゃんも見入ってくれます。
親鳥さんが、いろんな動物を起こしに行くお話です。
動物が好きなお子さんも楽しめますね。
自分のお子さんの名前にかえて読んだり。
大事にしているぬいぐるみさんを起こしに行くのも手ですよ。
そのぬいぐるみさんを、前の晩に階段やリビングに置いておいて、みんな起こしに行こう、というと、朝苦手な子も頑張って起きて、ぬいぐるみさんたちを起こしに行ってくれます。
うちの上の子2人に有効でしたので、ぜひ試してみてください。