2024-01-01から1年間の記事一覧
Disney+で配信が始まったエルトン・ジョンのドキュメンタリー映画。LAのドジャースタジアムに11万人を集めた1975年のライブと2022年のツアー引退前に同じドジャースタジアムで行われた最終公演を対比することで、彼が築いた歴史が垣間見える。回想のパートで…
サムが下院選の特別選挙に出馬したためにウィルがその後任となったが、作品の軽妙なテンポを表現するにはふさわしいキャスティングだった。ウィル・ベイリーを演じるジョシュア・マリーナは、「ビッグバン★セオリー」でシェルドンが通う大学の学長役での演技…
東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで開催されている東京都秋季少年アイスホッケー大会に甥っ子が出場しているので、応援に行ってきました。明治神宮外苑アイスホッケークラブと江戸川アーマーズの試合で、神宮の方に甥が所属しています。小学生の試合…
渋谷のミヤシタパークで開催されている企画「WE ARE LOVELY MONSTERS MIYASHITA WONDER HOLIDAYS」は、アーティストLYとのコラボレーション。彼女の描くキャラクターの「LUV」をフィーチャーしたものです。 渋谷駅側から見ると、大きな看板がアイキャッチに…
ジョージ・W・ブッシュとアル・ゴアが対決した米国大統領選で、フロリダでの得票数が拮抗したことで数え直す事態に陥る。投票用紙は候補者の名前が見開きの両側に並んでいて、その中から自分が投票したい候補者の欄に穴を開けるという体裁のもの。これは高齢…
ガブリエル・ガルシア・マルケスの原作文庫本がかなり売れているとの情報がある「百年の孤独」が、Netflixのドラマで配信されている。蜃気楼のような存在の村が築かれ、崩壊しようとするところまでが描かれるが、いかにもラテンアメリカらしい風景や文化が目…
ようやく浦沢直樹の「あさドラ」の単行本新刊が発売になり、たまたま見掛けた書店で迷わず購入してしまった。なかなか次の巻が出ないこともあって、それまでの流れを取り戻しつつ読み進めるので「?」が頭に浮かぶことも多い。世界観は独特なだけに、没入感…
全日本選手権では硬さの見られた選手たちが緊張から解き放たれ、伸び伸びと演技してくれたのは何よりだった。樋口新葉がキレのある動きでダイナミックな滑りを見せれば、鍵山優真も試合より軽快なフラメンコのステップを踏む。「ゆなすみ」こと長岡柚奈/森口…
SPから上位に大きな順位変動はなく、坂本花織、島田麻央に続く3位に千葉百音をかわした樋口新葉が上がったくらい。そして、山下真瑚がSPとの合計で200点を超える結果を出したことが、一番のサプライズだったのではないか。山下は大学4年生だが今後も競技は続…
優勝した鍵山優真ですら着氷にミスがあり、ジュニアながら素晴らしい演技で2位に食い込んだ中田璃士も3位の壷井達也もノーミスとはいかなかった。SPを見る限り女子も坂本花織以外はミスが多くあったこともあり、フジテレビがどんなに煽っても全体的に低調な…
群像劇であることに囚われ過ぎたのか、多くの登場人物がそれぞれにフィーチャーされたプロットが多くなり、物語全体を流れるストーリー性が弱まってしまった印象のあるシーズンだった。トビーは妙にイライラして細かいことにこだわるようになり、CJはユーモ…
大阪にはストリートアートの聖地のようなエリアがたくさんありますが、ここ北加賀谷もそのひとつ。これは先日、東京と大阪で個展を開いていたオーストリアのアーティストTABBYによる作品です。 和のテイストをうまく活かすのが彼の画風ですが、これもまさに…
USJのショー「シング・オン・ツアー」を見たときに、尺が短すぎてキャラクターの特長がわからなかったものの、何となく魅力的な印象があったので見てみることに。ショーは音響もいまひとつだったが、その点も映画には期待していた。動物をフィーチャーした多…
登場人物の異なる4つの短編によるアンソロジーかと思いきや、「エピローグ」の中でそれらが意味を持ってつながることが明かされる。個々の章につけられたタイトルは、メインとなる主人公のふたりの名前も含め「赤」と「青」の隠喩的に使われている。 タイト…
「レッド・ワン」はホリデーシーズンというより、「クリスマス」に向けて製作されたスペシャル感のある作品で、大物俳優が多数出演しているせいで学芸会のようでもある。ただ、それは意図的になされた仕掛けとも思える。クリスマスに見慣れた俳優が小芝居の…
デジアート判事が刑務所に入っている場面で始まるシーズン2は、因果応報が入り乱れる状況を巧みに表現している。正義を標榜して判決を言い渡してきた判事にとって、息子を守るために嘘とごまかしで塗り固めた言動をしてしまったことを悔いているものの、結果…
仕事で京都を訪れた際に、少し足えお伸ばして清水寺へ。紅葉のシーズンとしてはすでに遅い上に曇り空ということで、それほど期待はしていなかったのですが、思った以上に美しい光景を楽しむことができました。 五条大橋からインバウンド観光客と修学旅行生で…
京阪線の清水五条から鴨川を渡り、高瀬川沿いに少し南下したところにあるレバノン料理店「汽」は、情報によって[ki:]は添えられていたり「五条楽園」と記載されていたりして、正式名称がよくわかりません。ただ、味は本格的な上に絶品なので、価格設定はちょ…
アウシュビッツ強制収容所の隣で暮らす所長ヘスとその家族の生活が、ドキュメンタリーのような映像で淡々と描かれる。すぐそこで凄惨な虐殺が行われていることは、台詞と最後に出てくる衣服の映像で間接的に描写されるだけ。平和に見える環境の中で、夫ヘス…
インパクトのある事件が立て続けに起こったシーズン1とは打って変わって、静かな展開になったシーズン2。主要な登場人物であるバートレット大統領、レオ、サム、ジョシュ、CJ、トビーを中心に、ホワイトハウス内部の政治的な動きがリアルに描かれる。まあ、…
アイスホッケーの全日本選手権決勝は、ゴーリーが福藤と成澤ということでロースコアな展開になるのではないかと思って見ていたが、実際は点を取り合うシーソーゲームとなった。2ピリまでは1-1と緊迫していたが、3ピリに入ると一気に点が入る。逆サイドに入り…
グルノーブルで開催されたグランプリファイナルでは、女子シングルが6人中5人を日本勢が占めるという異常ともいえる事態になったが、回転不足が比較的厳格に取られ、リンクの表面温度も高くて滑りやすい状態のように見えた。女子シングルのSPで転倒が続出し…
錦織圭を筆頭に、坂本怜や望月慎太郎、石井さやか、小田凱人といった期待の若手、前売チケットが完売になるほど盛り上がる中で始まったエキシビションマッチ。能登地震のチャリティという意味も籠められていたが、来シーズンからATPツアーを独占配信するU-NE…
日光霧降アリーナで開催されているアイスホッケーの全日本選手権準決勝。第1試合は地元アイスバックスが東洋大学に圧勝し、第2試合はレッドイーグルスとフリーブレイズのアジアリーグ勢同士の対戦となった。 立ち上がりから激しい攻防となる中、フリーブレイ…
「別れを告げない」が素晴らしい作品だったので、ハン・ガンの作品を続けて読んでみた。「すべての、白いものたちの」は小説ではなく散文詩と呼ぶべき体裁を取り、白をキーワードとした心象風景の数々を取り上げる。ここでもまた、生と死のあいまいな境界を…
イスラエル製作のドラマを米国でリメイクしたものだが、以前フランス版を見ているので思い出しては比較しつつ見進めた。とにかく描写が綿密で、俳優の演技だけに留まらず死にゆく人の映像のような細部まで含めて、こだわり抜いていることが見て取れる。主演…
お茶の水と淡路町、秋葉原のちょうど中間にあるワテラス前には、鴻池朋子のアートをうまく活かしたクリスマスイルミネーションが点灯しています。 この翼を広げた造形のアート「ワイルド・シングス」は元から設置されていたのですが、そこに電飾を施してコラ…
映画というよりは「演劇の映像化」という感じの作品だが、京都の貴船を舞台にしているので開放感がある。閉鎖的な演劇空間で展開されるわけではないが、温泉旅館という施設とその背景的な貴船の風景まで含めて考えればクローズドな環境ではあり、演劇空間と…
ユニバーサルスタジオジャパンが19時で営業終了したので、ゲストが一緒にユニバーサルシティウォークに繰り出して大混雑。ウルフギャングに空席があったのでピザにしようかと入ってみるも、アンダースタッフで回っていない様子。空席はあっても屋外で待つと…
1999年に放送開始された古いドラマ「ザ・ホワイトハウス」は原題が"West Wing"で、ホワイトハウスの中でも大統領執務室がある棟のこと。9.11よりも以前の時代を描く群像劇だが、内容や発言からは古臭さをまったく感じないし、速いテンポで大量のセリフやシー…