予想ボーダー(大学入試難易度ランキング・11/18版)に大きな変動があった試験方式・学科を紹介するシリーズの4回目。本日は「中央大学」です。
昨年に続いて今年も多くの試験方式で変動がありましたので、出願の際の参考にして下さい。
昨年同時期のボーダーと比較して偏差値で2.5以上、得点率で3%以上の変動があった方式を掲載し、中でも変動が大きいもの(偏差値で.0以上、得点率で5%以上)に★印
中央大学
5学部共通選抜
前回まで「6学部共通」だった方式ですが、次回から国際経営が抜けて「5学部共通」選抜となりました。
看板学部・法学部の低下が目立ちます。そうでなくとも高倍率な3教科型は更に上がる可能性がありますので注意が必要です。
Up
55.0 → 57.5
社会
57.5 → 60.0
Down
法4
62.5 → 60.0
法3
65.0 → 62.5
国際政策文化
57.5 → 55.0
学部別選抜(一般)
多くの学科でボーダーが下がりました。
中でも2年連続で2.5下げ、今回55となった国際経営が目立ちます。国際経営は今回の入試から6学部共通方式を廃止したこともあり、この方式の志願者がかなり増える可能性もありますので要注意です。
Up
金融フレックス
55.0 → 57.5
Down
国際企業関係法4
60.0 → 57.5
政治4
60.0 → 57.5
政治3
60.0 → 57.5
経済情報システム
57.5 → 55.0
会計フレックス+1
57.5 → 55.0
独文
55.0 → 52.5
仏文
55.0 → 52.5
中国文
55.0 → 52.5
社会
57.5 → 55.0
社会情報
57.5 → 55.0
心理
60.0 → 57.5
国際政策文化
60.0 → 57.5
国際経営
57.5 → 55.0
学部別選抜(英語外部利用)
こちらも国際経営の下げが目立ち、志願者の激増が予想されます。
ただ、この方式は募集人数を20名から35名に大きく増やしたため、倍率はそれほど高くならないと思われ、穴場になるかもしれません。
Up
心理
57.5 → 60.0
Down
公共環境経済
57.5 → 55.0
57.5 → 55.0
社会情報
57.5 → 52.5 ★
国際経営
57.5 → 52.5 ★
学部別選抜(共テ併用)
国際政策文化が一気に5下げて55となりました。昨年2.5上げて予想ボーダーが60になった時は志願者が半減しましたが、今年はかなり増やして来そうです。
Up
公共環境経済
57.5/76% → 60.0/74%
国際経営
57.5/70% → 60.0/74%
Down
政治
60.0/74% → 57.5/75%
国際経済
57.5/79% → 57.5/76%
政策科学
60.0/77% → 57.5/78%
国際政策文化
60.0/77% → 55.0/76% ★
国際情報
62.5/85% → 62.5/81%
共通テスト利用方式
上昇した3方式と下げた2方式はいずれも昨年の反動で、2年前の水準に戻ったものです。
Up
人文社会4
75% → 78%
政策科学3
76% → 79%
国際経営4
75% → 78%
Down
経済4
80% → 77%
国際経済4
80% → 76%
次回は立教大学の情報を掲載します。
中央関連の過去記事はこちらから