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左に宮沢模型オリジナルのキャブ後部妻板、右は今回新製した交換用のパーツです。後期製品では密閉キャブの表現もあったようですが、安値のジャンク品は大概、左の妻板が付いています。C58型の特徴のひとつですから迷わずに新製しました。 切り出して下側の明かり窓?に枠になる03板を貼付け、窓抜きの休み穴を開けたところです。休み穴は糸鋸台に置いた際の保持のしやすさを考えて開けています。 抜きました〜、(^^ゞ。ベース板は04厚ですが、これだけ穴を開けると流石に弱くなりますから、糸鋸で抜いた後、直ぐにヤスリ修正して歪まないように注意しました。 窓枠には03厚を裏打ちしました。ハンダ付けが下手くそなので窓枠にま…
船底テンダーに取り付ければ横からの覗き趣味を大いに満足させるブレーキ梃子を作りました。(^^)。 手前が05真鍮板から切り出した前後の梃子、奥は取付板と挽物のブレーキシリンダーです。左の梃子を折り曲げて取付板にハンダ付けする簡易な方法としました。 小さなパーツを寄せ集めても作れますが、一体の曲げ細工とした方がハンダ付けが簡単です。(^^ゞ。横からシルエットを楽しめれば良いと言うレベルですが、無いと間が抜けますから、ダイアモンドシリーズや安達製作所の廉価版の船底テンダーをお持ちの方には追加をお勧めします。 梃子を取付板にハンダ付けした後、余分を切り落としました。最初からサイズに切り出すとクリップ…
側板を貼付け、台車を仮置きしてみると、ダイモンドシリーズのテンダーもなかなか良いではないか〜(^^ゞ、と思います。ダイモンドのテンダーがゴロゴロしていると、何となく、こいつを何とかしたいと無言の圧を感じていたので、ストレス解消になりました。 シャリシャリ03の真鍮板を切って側板を作ります。ダイカストと向き合っていたので、なんと真鍮板の扱いやすい事よ、と感じました。真鍮板は本当に良い素材です。 切り出しに使った愛用の糸鋸です。テンション調整のネギすら無いシンプルな弓ですが、弓が深いので、大振りの真鍮板を切るには重宝です。3・0番と0番の鋸刃専用にして、ふたつの弓を使っています。 側板の左右と炭庫…
C58の足回りが出来たところで、上回りに取り掛かる前にテンダーをと考えました。ところが剥離剤代わりのブレーキフルードに漬け込んでおいたテンダーの塗装が剥がれないのでした、(^^ゞ。そこで、急遽ダイアモンドのC59テンダーを改造してC58型の船底テンダーを作る事になりました。 ダイアモンドシリーズのテンダー、大量に生産され、古いファンのジャンクボックスには入ったまま放置されているのでは無いでしょうか?、幸い塗装がペリペリ剥がれるので、これを利用する事にしました。 種車のテンダーを提供してくれたダイアモンドシリーズC59改造のシロクマル。ロストパーツを追加したジャンク品を1万円以下で落札して再生し…
みっしりと充実した足回りになって来ました。ボックス動輪の三角の穴が気になりますが、(^^ゞ。 フレームとブレーキシュー取付板の間にあるのが1ミリ厚の真鍮板から切り出した下駄の歯です。以前に失敗したフレーム関連バーツから切り出しましたが、見事に再生!。真鍮板の工作の楽しいところです。 (^^ゞ。 下駄の歯をハンダ付けしてブレーキシューの取付ネジ穴を仕上げ、シューを取り付けました。第1動輪のネジは取付板の幅がないので1ミリビスを使いました。その他は1,2ミリビスです。 取り付けてみました。ブレーキがかかっていると困るので再び回転を確認、回りました〜良かった!(^^)。 従台車を交換したので、宮沢模…
宮沢模型C58が持つの強烈な個性を、安達製作所のパーツ組込みで消していきます。カツミ模型やトビー製品と並んでも違和感が無くなれば合格?、(^^ゞ。 先台車の組込みパーツです。左から宮沢模型の先台車にハンダ付けしたイコライザー、真ん中は端材の両端にリベットを打ち出したイコライザーの支点、右は先台車の軸受カバー?です。軸受カバーにはリベット付のウインドウシルを貼付け、前からの覗き趣味?に対応させました。 イコライザーの支点も覗き趣味対策で、これは細密化とは異なるディテール追加だと思っています。レイアウトでは実車を眺めたように横からの目線となりますから、シリンダー下にチラリと見えるイコライザーを追加…
難物のシリンダー交換が無事に終了したので、気を良くして従台車に取り掛かりました。 手持ちパーツの中から流用を考えたのが安達製作所のバラ売りパーツ、C57型の従台車です。(^^ゞ。このダイカスト製品を使って宮沢C58を改造した記事を読んだ記憶があるので、どんなものかな~と出して来ました。 宮沢オリジナルと比較するとゴツく感じますが、寸法的には入りそうです、(^^ゞ。 先ずはダイカストのバリを削り落とし、ダイカスト特有のテーパーを修正し、小さ過ぎて従輪が左右に遊び過ぎる押さえ板を使うのを止め、新たに08の端材から新製しました。 従輪の軸受は内側のブロックですが、大きくてフレームに当たるのでヤスリで…
宮沢C58の足回りの弱点は、ソフトメタルのシリンダーと不思議な従台車です。(^^ゞ。今回は手持ちパーツの在庫処分がてら、アダチ製作所のバラ販売パーツD型シリンダーをソックリ転用しました。 ソフトメタルのシリンダーに前後板を重ねてみると、宮沢の幅の広さが際立ちます。デゴイチより幅の広いC58型となりますから、得体が知れない機関車となるのでしょう。 ピストン棒が入るシリンダー後蓋は外側にオフセットしてクロスヘッドと第1動輪のクランクピンの干渉を避けるオダマシ工作です。シリンダー後蓋は外側を削る為、欠けたお月様になりますが、走り優先と言うことでゆるっと見逃す事にしています。(^^ゞ。 スライドバーを…
回りました〜(^^ゞ、って当たり前なんですが、とにかく動くと得も言われぬ喜びが湧くのが汽車いじりの楽しみです。 今回の宮沢は初期の製品の為、ゴツいロッドが付いていました。軸重30トン、ボイラー20気圧以上のヘビィな機関車用でしょうか?(^^ゞ。とにかく日本型っぽく整形します。 先ずはクランクピンの間の厚みを02ミリくらい削ぎ落としました。ひたすらシャリシャリやすります。 幅は2ミリから1,5まで削り、クランクピン周りも小さく整形しました。 手前が整形前、奥が整形後です。油壺を付ければ良くなるのでしょうが、面倒になり省略!(^^ゞ。 フレームに組付け、転がりテストです。絶縁ワッシャーはモーション…
ターンテーブルに乗せた宮沢模型C58の追っかけショットでドームの形が気になったので、宮沢模型のジャンク品のドームをいじってみました、(^^ゞ。 ボテッとした印象の宮沢模型C58のドームですが、奥は修復した際に後部の傾斜だけを金槌で叩いたものです。手前は今回、ラジオペンチで挟んで両側から絞ったもの、(^^ゞ。なんとなく少しキリッとしたように感じます。 全体のシゴハチらしからぬ雰囲気を出している原因は真中に置いた宮沢模型の煙室扉でハッキリ分かりますがボイラーが太い事。左は前回修復に使用した自作の煙室扉ですが、直径がスケールと同寸のC50煙室扉と比較するとサイズの差は歴然です、(^^ゞ。宮沢模型C5…
ターンテーブルの鎖錠装置の脇にデデンと操作室を設けました。これがまた大汗もんでした。機関車のキャブを作るくらいの手間暇がかかリました、(^^ゞ。 先ずはデッキの縁にランボードを取り付けます。 網目板を切り出しましたが、長さが足りないので途中で継ぎます。ここでフレキシブルレールを1ミリビスでデッキ上板?に固定したのを思い出し、ええい!ハンダ付けの為に分解するのが面倒だから網目板もビスで止めちゃえ!、(^^ゞ。 03真鍮板からツナギ兼裏打ち板を切出しました。糸鋸の弓は深い物が無いと、この芸当は出来ません、30センチの板の両側から切り込みました。 合わせは片側にハンダを薄く伸ばし、フラックスを塗って…
モーションプレートが解決したので、シリンダーブロックを再開しました。 カツミ製の古いシリンダーカバーを使用したので、一発でイメージが変わりました。 先ずは手直ししたモーションプレートと、バルブガイドの当たりを確かめるために、シリンダーブロック後板を仮置きしてみました。しめしめ当たらないぞ〜、バルブガイドも全体を05くらいはヤスリ整形して小型化してあります。 バルブ前蓋とシリンダー前蓋を共にドリルレースで整形して、オリジナルのオシャブリ風の外観を整えました。 シリンダー前後板を組み付け、フレームに固定する内部フレームは05を折り曲げて製作。左は試作で、06ミリ前後方向に長かったので、作り直したの…
バルブガイドを作成する前に、怪しげなモーションプレートを見てみました。 本日の作業終了後の画像です。追加は左右のラジアスロッドの釣りリンクのみです。 バルブガイド作成前に点検したモーションプレートです。モーションプレート前方のフレームに取り付ける腕?がバルブガイドに当たるのを避けようと、グニャグニャ曲げて逃げようとした形跡がありました。更に機関士側のラジアスロッドのハンダ付けが外れています。更に、モーションプレートの外枠の前方は、加減リンクの厚さを逃げるため、なんと?!、モーションプレートの内側枠にとめられていませんでした。ビックリ! とりあえず、モーションプレート外枠を内枠にハンダ付け。加減…
時間が取れず進みません、 画像も悪いですが、シリンダー後蓋、バルブガイド、スライドバーだけは付けました。 ここでクロスヘッドとピストン棒の当たりを確認したのですが、なんとモーションプレートとバルブガイドが干渉することが判明しました。 足回りをバラした時に、モーションプレートとフレームの間に厚手の絶縁ワッシャがかましてあり、これじゃあモーションプレートの位置が高すぎるよ~と不思議に思いましたが、オーバースケールのバルブガイドを避ける為に噛ましてあったんですね~。なかなかやるな~。 これはバルブガイドも新たに作りなさい!との啓示なのかもしれないぞ!と気付いたところで時間切れでした。 どうやらシリン…
宮沢模型C58の足回りの問題点のひとつ、シリンダーブロック。今回は新製交換で対応しようと考えました。 当初は、宮沢模型オリジナルのソフトメタルを改造のつもりでいましたが、小顔改造でランボード幅が狭くなり、大幅にはみ出すので、オリジナルをヤスリ整形する計画は中止しました。幸いカツミシュパーブラインのシリンダーカバーがあったので前後板を作れば良いやと切出したのがこの画像です。ボイラーとフレームの欠き取り箇所が細いので08真鍮板から0番の糸鋸でシャリシャリ切り出しました。右のリア側のシリンダー蓋取付穴が長円形なのは、採寸ミスで正規の位置まで穴を広げたからで、ただドジなだけです。 オリジナルと重ねて見…
宮沢模型C58が実感からかけ離れている要因のひとつ、従台車に手を入れます。 とりあえず片側だけ手を入れた従台車。 C58らしい軽快さを出しながら、立体感を持たせるようにしたいと考えました。塗装を残したまま改造しているのは、余計な場所にハンダを流さないように塗装をマスカーとしているからです。 先ずは万力にくわえて要らない部分を切り落したり、ヤスリで整形しました。厚すぎる板バネはバネ両端のバネ吊りの表現がらみ削り落とし、平板なイコライザーの支点も両側だけを残して内側を切り取りました。バネ吊りの下側も分厚い板状態からロッドに見えるようにヤスリで整形しました。 続いて追加するパーツを切り出しました。右…
凝れば限りなく難しい空気作用管ですが、食後のゆるっと工作でも取付けられます。仕上がりは無いよりまし程度ですが。 取付け終了後です。無いよりましでしょう。 先ずは取付け金具の穴を06で開けておき、ドレインコックへ行く作用管から取付けます。取付け金具は05幅03厚の洋白帯金、作用管は02燐青銅線です。ドーム周りには銅線を巻き、両端はボイラーに穴を開けて差し込んでハンダ付け。砂撒管へ行く作用管を後からハンダで止めています。このやり方は穴開けだけ正確ならほぼ途中で挫折することは無い超簡単技法です。 1時間少々で空気作用管の取付けが終わったので、補助オイルポンプとデフレクター後方に付くオイルカップを作り…
宮沢製C58のフロントビューを小顔に改造するのが今回のテーマでしたが、アゴを突き出したようなイメージも修正します。 自作の煙室扉を嵌め込むと煙室に落ち込んでしまいます。直径で2ミリ小さく作ったんですから当然ですね~。そこで ボイラーをかち割り、両側を3ミリ弱カットしてボイラーを詰めます。 煙室扉がなんとかフィットしました! 良かった〜。 フロントデッキは2ミリ弱点フロントをカット、幅も1ミリずつカットしました。先台車バネカバーも短くしてリベットを打ち出した点検蓋を貼付け、エンドビームも整形して小さくしました。 少しほっそりしてアゴの突き出しも無くなりました。デッキステップも整形して裏打ちしまし…
レイアウト配線作業の疲れは汽車いじりです癒やす。やっぱり汽車いじりは楽しい! 粉を吹いてますが、17年前に未塗装完成とした宮沢C58です。温め器周りの配管間違いとATS発電機の取付け、キャブ吊環と空気作用管の追加をしてみます。 給水ポンプとコンプレッサーからの排気管を追加、ATS発電機、キャブ吊環を追加、砂箱の蓋は釘の頭だったので止具を帯金で付けました。キャブはドアを撤去したタイプにしてありました。 空気作用管は02燐青銅線を05幅、03厚の洋銀帯金で押さえただけ、お気軽工作です。砂撒き管元栓は真鍮線のサンドパイプに百均で買った銅線を巻いただけですが、まぁ雰囲気は出てるんじゃないかと思ってます…