蝉しぐれ

あらすじ 『蝉しぐれ』は、藤沢周平の短編小説集です。この作品は、江戸時代の暮らしを背景に、庶民の生活や人々の人間模様を描いています。特に、蝉の鳴き声が印象的に使われており、時折その蝉の音が物語の進行とともに感情や状況を象徴しています。 物語の中心は、主人公である中年の商人・吉田善八。彼は、家業の商売を営みながらも、仕事の忙しさとともに家庭の問題にも苦しんでいます。善八は、商売を繁盛させるために日々奮闘していますが、その努力が必ずしも報われるわけではありません。 善八には、妻と二人の子供がいますが、家族との関係は決して良好とは言えません。特に妻との関係は冷え込んでおり、そのため善八は家庭内で孤立…

早朝散歩に加えて、夜散歩も始めました 家の中だけじゃ大して動かないし よりコが執拗にくっついてくるので ちょっとうんざり いや辛いよね わかるけど 散歩で通る公園結構な樹齢のものがあります 朝歩いていると 今日の予定とかいろいろと考え始めるのですが この公園の脇を通る時は、 蝉しぐれ 何にも考えられないほどの音響で 鳴くクマゼミ これがいいです なぜだか気持ちいいです〜w セミの鳴き声のシャワーを浴びながら セブンに向かうわたしでした オリンピック始まって 応援でテレビから目が離せない〜😅 やっぱりおもしろい〜！

昨日は、２度の感激の有る１日 でした。●1回目の感激●ふと棚を整理していたら単行本の藤沢周平の「蝉しぐれ」を見つけました。 思えば、4年前に読んことが有って、今回読めば２回目になります。 私は本や新聞は、古い場合でもよく何回も読み返す癖があるのです。 読み返すことで気が付かなかった事に気が付くからです。 内容の細部の描写は忘れていたが、新鮮な思いでページをめくった。下級武士の「牧文四郎」と幼馴染の 「ふく」との淡い思いを中心に体制に翻弄されながら、強く生き抜いていく。opop7976.hatenablog.com これぞ藤澤文学の王道を見た思いで描写が忘れられない１冊となっています。淡々と記述…

新装版 蝉しぐれ (下) (文春文庫) 作者:周平, 藤沢 文藝春秋 Amazon 逃げはせん。さ、行くか。 祝言前に嫁の顔をどうしても見に行きたい逸平。そりゃそうだよぅ。会ったことないんだもの。 夜は眠らない織部正。ほんとかいな。 冷水で沐浴。白衣に着替えて秘剣の伝授へ。 ７日間、夜の間に行われる。 秘剣村雨一ノ型。 母親が気に入った娘を嫁にもらう文四郎。まあ、それが間違いないよね。。 赤子さらい。絶対罠。 せんべい食べながら刺客の話。のんきだな。 いきなり20年の歳月が。 藤沢周平で今のところ一番おもろーと読み進めていて、読了後に何やら記憶がよみがえり、「あ、これ宝塚で観たわ」と思い出しま…

ひとり来て 墓洗う背の 蝉しぐれ 「生きる」 谷川俊太郎 生きているということ いま生きているということ それはのどがかわくということ 木もれ日がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること あなたと手をつなぐこと 生きているということ いま生きているということ それはミニスカート それはプラネタリウム それはヨハンシュトラウス それはピカソ それはアルプス すべての美しいものに出会うということ そしてかくされた悪を注意深くこばむこと 生きているということ いま生きているということ 泣けるということ 笑えるということ 怒れるということ 生きているということ い…

あのひとの……。

少し気温が下がったようですが、まだまだ蒸し暑いですね。 さて、八月のとある日は、ライアンのバースデーがあります。勿論、もうお亡くなりになっているのですが、ご主人様は毎年、この日には「お誕生日ですね。今何歳ですよ」と話しかけてはお祝いするそうです。その昔、ケーキを持ち寄り、お仲間とワイワイと楽しく過ごしたことが思い出されました。本当に楽しかったな～。今となれば懐かしい思い出ですが。 お花も添えて・・・ 蝉の声も心なしか小さくなっているようです。小さい秋はもうすぐですね。