雲の切れ間 08.07/2024 立秋 上州藤岡
古今集 巻四 秋上 169 秋立つ日よめる 藤原敏行朝臣
あききぬと めにはさやかに 見えねとも
風のおとにそ おとろかれぬる
秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる
秋が来たということは目に見える景色からは分からないが風の音には、はっとせずにいられなかった。
二十四節気は立秋です。風の音を聞こうと下日野まで往き山萩を見てきました。が、山萩も筑紫萩もまだまだでした。ふんでも名しらずの萩の花や薄羽黄トンボなどと逢えたんで、たぬき垢へポストしました。
コンビニに寄ったら雨雲で呑まれそうな空でした。が、降ってこないさ、と竹沼まで走りました。7月31日に転落事故が…
立秋の夕暮れどきです。猫、黄葉の桜、油蝉、夕菅をパチリ。最後は夕焼雲でした。
夏と秋と 行きかふ空の 通ひ路は かたへ涼しき 風やふくらむ by 凡河内窮恒