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甘い新婚生活を送るフェアリー・ドクターのリディアと妖精国伯爵のエドガーだったが、不気味な猛獣・ナックラヴィーがリディアを狙ってくる。「予言者」であるというダネルのもたらした不吉な予言が影を落とすなか、リディアとエドガーたちはノッカーの歌の生まれた場所、コーンウォールへと向かう。ナックラヴィーを操るテランという男の正体はいったい何なのか。その背後に見え隠れするアーミンの目論見とは?リディアを救うため、二人の愛を守るため、エドガーはある決心を固める。
久しぶりの本編で前二、三冊がお決まりパターンのように感じられて心配だったのですが、ここにきて急展開。まだ謎はたくさんありますが、いよいよクライマックスに近づいてきた感じで、ドキドキ感を取り戻したように思えます。相変わらず悩んでばかりの二人ですが、それでも向かいあおうとする意志の強さには感嘆しました。これまで乗り越えてきた過去があるからこそ、互いがいればそれでいいと思えるようになったのかも。ロンドン橋のときと同じように離れてしまいますが、きっとまだ同じ道を歩んで幸せになれると信じたいです。カギを握りそうなフランシス、今度こそしっかりしてくれ(笑)あと心に残ったのが挿絵。エドリディはもちろん、ケルピーとアーミンや、レイヴンとニコなど、ふれあいをイメージさせるイラストが多かったなーと。どれも大切なものだと思うから、いつまでも絆を保ち続けて欲しいなと思いました。
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滂沱でした。たまらない!
いつになったら平穏が訪れるのか気が気でなりません。
合間合間に挟まれるらぶらぶで和むけど、
殺伐とした場面との落差が激しすぎる。
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話も終盤ですねー。
2人の幸せな未来に向かって頑張って欲しいです。
しかし、次巻が気になるラストでしたね。
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フランシスーっ!?
いや、まあ、ただアホな脇役だとは思っていなかったけどさ……。ちょっと、久々の本編で打撃食らった気分です。
こういう切なさ全開展開は好きなんですけど、出るスペースが遅いとやきもきしてしまうので、心臓に悪い。ってか、段々コバルトっぽくない方向に進みつつあるよね(笑)。私はそれでもいいけど、耐えられない人はそろそろ出てくるのではないかと思われる……。
早めに次が出てくれるといいな、と思う。
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お待ちかねの本編です。お話がごりっと動き出します。切ないのが苦手な私はまたあの夫婦が一緒にいられるようになる日まで駆け足で読んであとはお預け。ゆっくり読み返すのは山を越えてからにします。
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本当に夫婦になっても想いのすれ違いや将来の不安や平和に過ごせない二人。私、最後のページであの人が現れるとは思ってなかった
です。
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甘いけれど、無意識にお互いを信頼しているこの距離が好きです。毎回つかずはなれずを見ているけれど、最近のものは当初よりも質が違うような気がする。
妖精のお話が好きです。
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どこまで話が転がるのか…先が読めないまま買い続けてもうシリーズ22?冊目。
相変わらず伯爵夫妻は想いを確かめ合ったりすれ違ったりしています。アーミンとケルピーのコンビも結構好きなのですが…今回の事件の流れはちょっとすっきりしないなー。大丈夫なのかなー。伯爵夫妻の愛は大丈夫だって信じてるけど…役者が出揃いすぎて脳内パンク気味。予言者とプリンスに関するアレコレが曖昧にこんがらがってきたので、時間ができたら読み返したいなー…なんて。
それから…そうそう、ニコのしっぽはみんなのものなのです!(笑) 伯爵夫妻は問題を両手山盛りに抱えているので、もう何の屈託もなく和めるのはレイヴンのとんちんかん発言だけです。
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非情な人間のことを「人の皮を被った悪魔」などと表現することがあるが、新キャラ・テランは正にまさにそんな感じ。
それとは対照的に、人の心を持ちながら魔物(ナックラヴィー)として生まれた弟が哀れでならない。
彼の運命は、『プリンスを葬る為には死しか無いのかもしれない』というエドガーの境遇と少し似ていたが、遥か昔、母親が残した想いが彼を魔物から人へと生まれ変わらせる。
エドガーにも、こんな奇跡が起これば良いのだが…。
妖精国へ行って本物の青騎士伯爵と同じ力を得ればプリンスと戦える───という希望は、ここへ来て急に暗礁へ乗り上げた気配が。
リディアとエドガーの愛が深まるにつれ、二人の上に圧し掛かる影もどんどん色を濃くして行くのが悲しい。
リディアを守り、プリンスを葬る為にリディアの元を離れ、アーミンを操る(?)者の提案を受け入れようとするエドガーの選択に希望はあるのか?
そして、ラストに現れたフランシスの意味は?
続きがとても待ち遠しい。
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いつもの内容と思いきや、びっくりするほど話が進みました。
エドガーの決意にはびっくり。
でも、そうしないと解決しないから仕方がないですよね。
今回の巻は本当に切なかった・・・。ナックラヴィーといい・・・。
というかテランが怖すぎます。
奴がリディアにしようとしていることを想像するだけでもゾッとします。
イチャイチャは少ないけど、エドガーとリディアがお互いの愛を確かめ合ったのは良かった。
プリンス・預言者と、今回は内容が濃すぎて、頭が混乱しそうです。
リディアはやはり妊娠しているのでしょうか。
最後のオルゴールが意味深です。
早くニコにどうなっているのか教えてもらいたい。
リディアは一体何者なんでしょう?
もしかして、リディアが預言者?
最後の登場人物には・・・ええええええって感じでした。
見方じゃなかったの?と思いました。
でもあんなに能天気でもダイアナのことをちゃんと
思っていたんだなってことは伝わりました。
エドリディが離れ離れには耐えられないので、
次巻が早く出ることを祈ります。
最後に、グリーンスリーヴスは個人的にも大好きな音楽です。
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うわー売れてるなー。一ヶ月たたないうちに63人登録かー。さすが。
続きが気になり、どんどんページが進む。さらっと読めるストーリー。
萌え会話満載のエドガーとリディア。
かわいらしい妖精に、かいわいそうな怪物(オペラ座の怪人風)にも共感ができるし。
プリンスとしてのエドガーはどうなる?という引きもあり。
うん、楽しい。
それにしても谷さんは、最後いつもダンジョンに行きますねー。まあファンタジーの基本だけれども。
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“「そうね」
ロタに同意し、リディアは少年に手を差し出した。そんなリディアに、彼は首を横に振る。
(でも、仕事がおわらないと帰れない)
「仕事?」
(女の人をたべるんだ)
わけがわからなくて、ロタやポールと顔を見合わせたが。
(きみどりの目の、さび色の髪の)
ぞくりとした。
視線をあげた少年の、長い前髪がゆれ、その隙間から瞳が覗く。
あきらかに人間ではなかった。額の真ん中に、大きな一つ目があったのだ。
(ねえ、カイブツって何?ぼくがカイブツ?)
異形の瞳でリディアを見つめる少年の、皮膚がどろりと溶け出した。むき出しの肉や血管があらわになった手で、彼はリディアが差し出した手をつかもうとのばす。
「リディア、そいつに手を触れるな!」”
レイヴンの素直な台詞が面白い。
エドガーの決めた決断が次からの展開にどのような影響をもたらすのやら。
というか最後、何でフランシスがいたのだろう?
“「まあ、そうなんですか。フランシスさんは物知りですね」
ケリーにほめられて、フランシスは胸を張る。
「男は頭がよくないとね。腕力が自慢なんてのはもう時代遅れさ。なあレイブン、そう思うだろう?」
ちらりとレイヴンを見るフランシスは、武術に秀でたレイヴンをやり込めてみたかったのかもしれない。
「でしたらフランシスさん、頭を使ったことがないのはどうしてですか?」
皮肉や嫌味を言えないレイヴンだけに、純粋な気持ちで述べられた疑問は、かなりの破壊力があった。
フランシスはすごすごと降参して口をつぐんだ。
ケリーがそっとついたため息は、フランシスも頼りにならないと落胆したからだろうか。”
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現実逃避用。甘いセリフはいつも通り。すれ違いが、ドキドキします。気になるラストなので、次の巻は早めに出してもしいところ。早く二人が再開しますように。
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シリーズ…ええと、もう何冊目かわからなくなってきましたが、とにかく新刊です!今回は久しぶりに出てきたキャラがいて、また色々大変そうな感じに。
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「リディア、ずっと僕は、きみと離れなければならないことがあるかもしれないと覚悟してきた。地獄へは連れていけない、そこまできみを縛れないと思った。けれど、僕は貪欲な男だ。この呪われた人生に縛りつけて、地獄へ連れていくのかもしれない。それでももう、手放せないんだ」
内容紹介です。
甘い新婚生活を送る妖精博士のリディアと妖精国伯爵のエドガーだったが、不気味な猛獣・ナックラヴィーがリディアを狙ってきて!?
不吉な予言が影を落とすなか、リディアとエドガーたちはコーンウォールに向かう。ナックラヴィーを操るテランという男の正体は?その背後に見え隠れするアーミンの目論見とは?
リディアを救うため、二人の愛を守るため、エドガーはある決心をするのだが!?
最近、高星さんの描くリディアが大人っぽくなってきているように思います。
いやー、彼女もがっつり成長しますよね。
お互いがお互いを思い合うが故にすれ違い、なのに結局はお互いが大切だから失えない。
傷つく、というよりも傷つけてしまうけれど、それでも手を伸ばさずにはいられない。
最初の方のラブラブカポーっぷりはちょっとありませんが…だってストーリィがシリアス過ぎる。
ついでに最近あまりに単調過ぎて飽きかけてたんですが、ようやく動き出すようです。
先が読めますが、そしてこの巻ラストに「やっぱりか!」って思っちゃいましたけど、許す!
リディアが可愛いから許す!
どっちかっていうと、エドガーに覚悟が足りなかったんですよね。
というか、上の台詞からすると、覚悟するところ間違ってますよね。
離れる覚悟じゃないだろ!とか突っ込みましたけど、ようやく正しく腹を括ってくれたようなので。
とか云いながら、二人、離れ離れですが。
早いところいろんな問題が解決して、初期の頃のような見てるこっちがむず痒くなるような甘甘っぷりを発揮してほしいものです。