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みんなのレビュー33件

みんなの評価3.9

評価内訳

33 件中 1 件~ 15 件を表示

令和になって共感者がなお増えるのでは

2020/03/08 09:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公・小野益次が自分の過去の記憶を辿る真面目な姿勢に好感を持つ。なぜだろう。
 漱石の『こころ』の主人公・先生は、明治の精神に殉死した。その死は衝撃的で、読者への問いかけはあまりにも大きく、先生は「先生」という神になり読者に越えられない存在となった。
 その点、読後の小野は身近だった。戦前は耽美主義的な絵を習い、戦時中にかけ軍国主義を煽る絵を描いて名声を得、戦後は画家を引退したが、時代の大きな変わり目を迎え、先生と呼ばれなくなっても、殉死せず生き続けている。過去を振り返る姿勢は、ある時は自分に厳しいが、ある時は自分の行動を肯定し美化する。信念に従って生きるという信念を持つ。その代わり若い世代を否定もせず、彼らからの批判は甘んじて受け入れる。
 年を取るとはこういうことなのか。ノーベル賞作家の作品だから、小説のつくりにも注意を払おうという決意で読み始めたが、読み進めるうちにそんな意識は消えてしまい、小野の視点にずっぷりと入ってしまった。
 昭和から平成を経て令和になった。社会の価値観は大きく変わっている。あらためて、この作品への共感者が増えるのではないか。

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見事な翻訳

2021/11/20 18:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

そんなに物語に起伏があるわけではない。最初は退屈だと感じていたが、100ページを過ぎたあたりから調子が乗ってきた。この翻訳は見事だ。翻訳されたものということを感じさせない。最初から日本語で書かれたように感じ、翻訳ものにありがちな違和感が全くない。

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うつろう時代、うつり変わる気持ちを眺めて。

2020/09/05 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:梨桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

記憶が曖昧な画家が語る戦前戦後の日々への想い。人の心、立場、世情は移ろいやすく、何が残るのか、何を残すのかで個人の芯が見えてしまう。
無邪気に見える子供への負荷、子の態度から、それが垣間見えた。
読む方の世代でも感想が変わりそう。

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2019/05/26 19:33

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2019/06/13 14:29

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2019/06/19 16:52

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