サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

雪原の月影 満月【イラスト入り】 みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー14件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (10件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
14 件中 1 件~ 14 件を表示

号泣(切なくて愛おしい)

2022/01/10 05:42

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

雪原の月影三日月の続編なのでそちらから読んでください。

成長しない病のクルベール病にかかって皇太子を廃嫡され
僻地(最貧の地)の領主となったエルンストと
その彼を慕って追ってきて伴侶になったガンチェ
種族も寿命も違う二人の話。
でも、作品自体は色恋がメインというわけでもない

上弦の月
前巻に引き続き、エルンストと王都の関係の決着
エルンストががしがし政治的手腕を見せつけてくれます。
その部分の面白さとともに
この国の王族の有り様はすごいなぁと。
王族は二人しかいない(王様と皇太子)
それ以外は単なる貴族であると。
なので半血とはいえ兄弟なのに関係は希薄
(兄弟としての何かしらはないに等しい)
その中でトリ公爵だけは鬱屈を抱えているのがまた際立つ
(その鬱屈具合はこちらの世界では理解しやすい)
その上で、王と元皇太子の間に何もない(親子としての情とかない)のが
また際立つのだ。
エルンスト側にもそこらへんの情がないのが伝わってくる。
前巻で語った王族の閨事の作法を思うと致し方ないのかなぁと。
だからこそエルンストが皇太子を廃嫡されて
ガンチェに出会えたことを喜ばしく思える。
(国にしては優秀な王を失ったわけだけど)

下弦の月
時が過ぎ、メルセンはまだまだ途上ながらも発展しつつあり
懸念のリュスク国が攻めてくる事態に。
その間にグルート国へガンチェを送り出したり
(ここは実は最後の満月で深い意味を持ってくるのがまたすごい)
二人で旅したり。
その後の賭けのシーンとかも好き
(全体的にエルンストがずっと閨事に対する恥じらいとかがなく
周囲に包み隠さないあたりが可愛い)
物語はシリアスに進んでいくのだけれど、
周囲の者たちとの関係の描かれかたが温かくて優しい。
(加えてガンチェとの関係はずっと甘い)
リュスク国を深謀遠慮の末退けながら、
後顧の憂いに備えるための準備をする。
施政に終わりはなく、エルンストは目の前にある仕事をし続ける。
ラストのまでの数ページ涙があふれてくる。
決して覆らない種族の寿命の差
30歳も年若い伴侶を先に失うことを思うエルンストの思いが切ない。
乳液をガンチェに塗るシーンや
愛し合うときはいつもなんだか可愛らしいのもとても心に染みます。

からのガンチェの満月・エルンストの満月
この物語はここにしかたどりつかないとわかっていながら
涙が止まらない。
悲しく痛く切なくそして愛おしい。
これを読んでから、
表紙のガンチェの赤い鎧を見てその意味に号泣。
下弦の月で終わりにしても差し支えないかもしれない物語だけれど
やはりこの満月があってこその二人の物語なのだと思う。
泣こうが叫ぼうがこの終焉は見ないではいられません。
そして何度読んでも涙が出ないこともありません。

他に関係者との別れの書き方もさらりとしながらも
印象深く描かれていて秀逸だなと思う。

語っても語りきれないものがありますが
前巻の三日月とこの満月の二冊は
今後何度も読み返して泣くだろうと
それに耐えうる作品だと思っています。
とても大事な本になりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

感無量

2022/01/04 23:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度読んでも同じところで笑い同じところで泣いてしまう。そして読み終わったと同時にまた読みたくなる。
聡明なエルンストがガンチェのことになると駄々っ子のようになり、大男で武骨なガンチェを可愛いという。
今まで読んだ中で一番愛し合い幸せな二人の話だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

最後は涙なしには読めない

2024/06/08 01:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほくとん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ネタバレ注意」
この本は後編です

愛しさと切なさと幸福な日々の物語
地位も種族も違う2人の人生が交わる奇跡がここにあります

国の在り方、政治対立、領地開拓など難しい話がメインですが、さっぱりとした文章なので読みやすく国史を読んでいるかのようにさえ感じました

種族間の特性の違い、領地の違いなどファンタジー要素が細やかで物語に肉付きがありました
世界観が壮大で面白い

攻めのことになると途端に地団駄踏んで空回りする受けが可愛い

逞しい年下攻めが受けに「よしよし」されるのがまたまた可愛い

閨の話の配分はかなりある方だと思いますが、受けの思考態度が愛しあってるなら当然のこと
恥ずかしい?なにそれ?なのが堂々としていて大好きでした
相思相愛な2人が本当に愛おしかった

コミカルでクスッと笑える文章も散りばめられているので、あぁ幸せってこういう日常のことなんだなと感じさせてくれます


ラストに行くにつれて涙が溢れて止まりませんでした
種族の違いによる攻めとの「寿命の差」
あれほど生命力に溢れ、逞しかった男の死
わかっていても理解していても辛い
優しく、慈しむような2人だけの時間
時の流れによる領地の発展とは裏腹に支え合った仲間の死、攻めの白髪描写に心を抉られる
淡々と現実を表す文章が別離を示してくる
本当に胸が千切れるように痛み、嗚咽しながら読みました

けれど受けの最後にはちゃんと攻めが向かえにきてくれましたよ!
ありがとうありがとう
その文章描写があって本当に救われました
最後の最後までなんて愛しい2人なんだろうか
泣きながら微笑むことができました

読んでいる側の気持ちが浄化されるような真っ直ぐ、誠実に愛を伝えてくれる作品でした

登場人物達の人生の煌めき、命の輝きを見せてくれました
作者様に感謝です

「あとがき」の文章まで素晴らしかった
ありがとうございました

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

完結巻!、

2023/01/25 00:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る

エルンストの暗殺計画者を手玉に取る交渉術は、痛快でした。
そして、クライマックスとも言えるリュクス国との対決は読み応え充分でしたし、ラストは、涙なしでは読めませんでした。
本当に素晴らしい作品です。
著者の次作が待ちきれないです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

良い本に出会えました!

2023/01/05 18:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

愛に溢れた物語、生き方のアドバイスを頂けたような…とっても感動しました!この本に出会えて良かった!
外伝ででも、またこの登場人物達に出会えたなら、さらに幸せです!
お勧めですっ!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

伴侶って素晴らしい

2022/08/15 10:18

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る

1作目は閑話が続いていましたが、2作目はストーリーが繋がっていて、一気読みしました。
手に汗握る血生臭いシーンもありますが、エルンストはもちろん、仲間も優秀で生き延びます。
ガンチェとは人種の違いから寿命問題があり、都合の良いことは起きません。
自分の死後もエルンストを守り、迎えにくると約束する伴侶の存在が素晴らしかったです。
イラストも内容に合っていて最高でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

完結

2022/01/31 12:33

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

政治のこととかもそうですが最後ガンチェが死んだ時もう涙が止まりませんでした。
にしてもタージェスとかティスが亡くなったって言うのが書かれたのが描写少なかったですが、それが違和感なく読みやすかったです。
エルンストが一人残されてどんどん周りの人がなくなっていくのは悲しかったやろうなと心痛くなりあした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

読み終えるのがこれほど惜しいとは!

2022/01/20 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミント - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに読んでいて楽しい小説は久しぶりでした。丁寧に大切に書かれているので、こちらも丁寧に心して読み進めました。最後の方は家で読むことに決めていました、泣いてしまうと思ったから。あー読み終わってしまった。たくさん泣きました。また、この物語に戻って来たいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

泣けるBL

2022/04/23 11:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る

満月 満たされながらも刹那さ全開!自宅で読みましょう。貧困ゆえに侵略されずにいたメイセン。豊かな土地となれば防衛が必要。でも領民に理解と危機感は無く。クライマックスに向けて一気読み。そして泣かされました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

アワード2022小説部門11位

2022/04/13 20:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りお - この投稿者のレビュー一覧を見る

BLというより国の成り立ちや国家のあり方などの教育的な物語を読んでいる感じがしました。皇太子という位を剥奪されたエルンストが貧しい領地メイセンを伴侶のガンチェと共に繁栄させていく壮大なお話。多種多様の種族の特性を理解し搾取するだけではない国づくりや他国との交易など読んでいて楽しかったです。エルンストとガンチェの絆が最初から強かったのでロマンス関係で心乱される事はありませんでしたが最後は泣きながら読み終えました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

一気読みでした

2021/12/30 11:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る

2冊合わせると凄いボリュームですが、一気に読みました。
貧乏病とも言われるクルベール病に皇太子が罹患してしまった理由にも納得できます。元老院との駆け引きなど、読み応え充分です。
ただし、すぐに二人の世界に入ってしまうのには、割りと食傷気味でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

泣ける

2021/12/16 13:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後まで読んでいて良かったと心から思えた作品でした。ラストの号泣までを、いっきに読んでしまい、また読み返して号泣。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2021/11/29 23:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/02/28 20:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

14 件中 1 件~ 14 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。

  翻译: