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板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh みんなのレビュー

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みんなのレビュー194件

みんなの評価4.3

評価内訳

194 件中 1 件~ 15 件を表示

巧すぎますよ、原田マハさん

2024/04/26 07:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

版画家・棟方志功は多くの人が知っている。
 板に顔を押し付けるようにして彫るその姿、
 癖の強い津軽弁、親しみのある丸い顔、そして、何より棟方を印象づけるこの言葉、
 「わだはゴッホになる」。
 そんな棟方が生み出した版画の数々。
 『板上に咲く』は、原田マハさんの3年ぶりの長編アート小説。
 棟方志功を描きつつ、なかなか売れなかった貧しい日々を共に暮らす
 妻チヤとの夫婦の物語を巧みに織り成した作品。
 巧すぎますよ、原田マハさん。

 棟方志功は1903年青森で生まれた。
 ゴッホの名画「ひまわり」に感銘を受け、生涯ゴッホの背中を追いかけることになる。
 チヤと結婚したのは、1930年とあるから、棟方はまだ20代で
 貧しい生活を送っていた頃。
 その後版画で柳宗悦などに認められ、次々と大作を生み出していく。
 棟方が亡くなるのは、1975年。72歳だった。
 棟方ほどの業績がある芸術家をどのように描けば読者に伝わるか、
 原田さんが選んだのは妻チヤからの視線だった。
 棟方の手にした彫刻刀ではなく、
 その夫のために毎日磨り続けたチヤの墨があればこそのアートの世界を
 巧みに描いたといえる。

 毎日のお米さえままならなかった貧しい生活も描かれていながら、
 何故かこの物語には悲壮感がない。
 棟方の明るさ、チエの思いやり、友人たちのあたたかさ、
 それらが棟方志功という天才が生み出した作品を照らしたように、
 このアート小説もまた、ひまわりのように天を向き、咲き誇ったといえる。

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妻のチヤと夫のシコウ

2024/11/30 22:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカミー - この投稿者のレビュー一覧を見る

妻チヤから見た 人生の出来事。方言での会話が また味のあるものとなっていた。
読了後 昨年の棟方志功展 観に行くべきだったなぁと後悔。
 板の上に顔がくっつくくらいの距離で猛烈に彫る映像が思い出され ゴッホに感化され自分も芸術家になるんだ という情熱が文章から伝わってきた。
 チヤさんが疎開先から東京に戻って作品を疎開させたとあり、チヤさんが棟方志功の作品を信じて 惚れ込んでいたことがわかり、胸にくるものがあった。(創作をそばで見てたから余計に命と同じくらい大事だって感じたのだろうな)
 以前 私自身荻窪に住んでて”いづみ工芸店”という民芸品のお店があり その店主が戦後荻窪に呼んだ事 何度か行った駒場の日本民芸館の最初の買い取り作品だった事など色々知る事ができて、志功さんの作品を観る目が変わりそうだ。

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真っ直ぐ

2024/06/21 16:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みはじめてすぐ引き込まれ、一気読み!
感動した。

こんなにも自分を疑わず真っ直ぐな人は居ないんじゃないかと思うし、妻のチヤさんがそれを上回る真っ直ぐさで驚く。
そしてそれが報われるものだなぁと。

棟方志功の名前と作品の一部はなんとなくイメージできるが、この本を読んで見たくなった。

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ゴッホとその周辺

2024/05/26 12:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る

原田さんの、ゴッホとその周辺の物語がとてつもなく好きだ。今回は棟方志功の話。

いつも芸術への愛情を感じる。小説家としてはもちろん、キュレーターとしての愛情が多分に入ることで、唯一無二、読んだことのない小説になっている。

本作はオーディブルオリジナルだったということに驚いた。たしかにこの前後で読者に語りかける構成は、聴く読書に合う。読めるうちは活字を追いたいと思っているけれど、はじめて聴く読書もしてみたいと思った。

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お留守

2024/10/08 00:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界のmunakataを妻の視点であたたかく綴った一代記。一気によみました。何箇所か内容がダブり気味に進む所があって気にはなりましたが読みやすい一冊です。しかし原田マハさんのアートの小説として、もっと霊感を響かせてもらいたかったなと思います。
なお、本作では有名な棟方志功の「私はゴッホになる」という宣言を、「ワぁ、ゴッホになる」と書いていますが、記憶では「わだばゴッホになる」ではなかったかと。あるいは本作の方が発言・なまりとして正しいのでしょうか。

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2024/02/13 13:02

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2024/07/15 23:18

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2024/08/08 11:09

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2024/02/16 16:57

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2024/04/13 14:35

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2024/05/21 08:27

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2024/07/18 14:51

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2024/06/08 16:40

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2024/04/05 12:19

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2024/06/05 18:34

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