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アクセル・ワールド みんなのレビュー

  • 川原礫(著者), HIMA(イラスト)
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みんなのレビュー52件

みんなの評価4.3

評価内訳

52 件中 1 件~ 15 件を表示
アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還

アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還

2009/02/07 23:41

練り込まれた世界観、バーチャルでの生々しい人間関係

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 15年前に登場した、ニューロリンカーと呼ばれる脳と量子無線接続する携帯端末により、リアル世界での生活をバーチャル・ネットワークでサポートできるようになった。学校という空間はあり、そこに中学生が集まることも変わりないのだけれど、授業内容は目や耳を介すのではなく直接脳内で映像化され、理科の実験も家庭科の実習もバーチャルで行われる。
 そんな世界で生きる中学生の一人である有田春雪は、太ったいじめられっ子。昼休みも一人トイレの個室で学内LANに接続し、生徒の誰も興味を持たないゲームで時間を潰していた。そんなある日、誰も抜かせるはずがないと思っていた自分のハイスコアを、軽く抜かしてしまった生徒がいることに気づく。それは副生徒会長であり、黒雪姫と称される校内一の美少女だった。
 彼女は、ハルユキにブレイン・バーストというアプリケーションを送信してくる。そのアプリは現実を壊してくれる、という黒雪姫の誘惑に乗った彼は、これまで知らなかった世界を知る。加速世界と呼ばれるそれは、一定時間だけ思考速度が千倍になる世界だった。そして、ハルユキと黒雪姫の戦いが始まった。

 読み始めてすぐ、紹介される世界観がとても作り込まれていることに気づいた。ニューロリンカーの使用上で問題となる様なポイントにもちゃんと対策が取られている。個人的に気に入っているのは、この加速世界が人為によるものだということ。人為により作られたものは人の手で変えられるはずなので、知恵と勇気で必ずどうにかできるはず、という希望がある。
 まだまだ物語の先は長そうなので、今後の展開が非常に楽しみです。

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圧巻の情報量、作者さんの思考の加速力がすごい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:quest - この投稿者のレビュー一覧を見る

作中の時間経過が遅すぎて読者が加速世界にいる気分。メタトロンの気持ちがほんの少しだけわかります。しかし、待ったかいがあった内容。ハルユキと仲間の絆が盛りだくさんに凝縮されてて目を通す度にグッとくるものがあってそのどれもがしっかりした背景と筋があって一年の間を埋めるに十分、長く待つ分膨れ上がる期待に答えてもらってます。しかし、ハルユキはどこまて強くなるのか、限界を感じさせませんね。精神的にも強くなりながらも控え目な性格に共感できますし、ハルユキに心を開く女性の嬉しさがめっちゃ伝わってきますね。そしてなんといってもハルユキの覚醒シーンは圧巻です。過去の出来事が凝縮され走馬灯のように感動の悲しい場面が蘇り今この瞬間に繋がっていると思えるのも長く太くこの作品が続いてる証。まだまだ続いてくれることが有難いです。

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アクセル・ワールド 8 運命の連星

アクセル・ワールド 8 運命の連星

2011/10/18 21:24

現実と仮想、相互作用のスパイラル

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ISSキットを装着し負の心意に囚われてしまった黛拓武は、ネガ・ネビュラスの全てを有田春雪に任せ、全損覚悟でISSキットの中心へ挑もうとする。そんなタクムに対しハルユキは、自分の気持ちをぶつけ、彼の心を肯定する。
 タクムをISSキットから開放するため、倉嶋千百合にも事情を説明し、ISSキットが侵食してくるという就寝中の出来事に対応出来るよう、直結をしたまま眠ることにする。そして彼らが心意システムを通じて導かれた先にあったのは、ブレイン・バースト中央サーバーと、そこに巣食うISSキット本体の姿だった。

 そして運命の帝城脱出作戦が開始される。ブレイン・バーストの世界で経験したことがハルユキに新たな視点を獲得させ、それが現実世界の生き方にも良い影響をもたらす様になって来たいま、どんなピンチでも、仲間の協力があれば切り抜けられるはずだ。
 だがそれで万事めでたしになるほど、現実は甘くはなかった。ISSキット関連で共に無制限中立フィールドに降り立ったはずのアッシュ・ローラーに関係して、それまでの努力を無にするような事態が起きてしまう。

 また最後は続くになりました。色々分かってきたような、まだ分からないような、そんな感覚になる展開です。

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アクセル・ワールド 6 浄火の神子

アクセル・ワールド 6 浄火の神子

2010/10/07 15:49

ネガ・ネビュラス解散の謎が明かされる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハルユキは、ヘルメス・コード縦走レースの最中に起こった戦いの中で、赤の王スカーレット・レインの手により消滅させられたはずの災禍の鎧を呼び戻してしまった。この状況を打破するため開かれた純色の七王による会議の結論は、7日以内に災禍の鎧を浄化することが出来なければシルバー・クロウの首に懸賞金をかけるという、事実上の追放処分だった。
 その処分を回避するために、黒雪姫は災禍の鎧を浄化するための秘策を用意する。それには、初代ネガ・ネビュラスの四元素の一人、アーダー・メイデンを呼び戻す必要があった。

 今回のバトルの舞台は千代田区一丁目にある広大な敷地、皇居。通常対戦フィールドでは障壁があり侵入できない皇居だが、無制限中立フィールドでは四つの門を四神が守護していて、それらを倒さなければ中には入れない。しかし、歴史上、彼らに挑んで勝つどころか、無事に帰ったものすら少ない。
 そんな、純色の七王をも遥かに凌ぐ力を持つ彼らの縄張りに踏む込まなければ、ハルユキのバースト・リンカーとしての命運は尽きるという、二律背反的な状況に陥ってしまう。だが、陰湿な策謀に対してゴチャゴチャやるよりも、強大な敵に挑むという構図の方が、本来の設定から言うと遥かにふさわしく、面白い。
 また、これまであまり深く触れられてこなかった、初代ネガ・ネビュラス解散の謎についても、今回の展開と自然に絡む感じで語られている。

 ストーリーとしては次回に続く形になってしまっているし、加速研究会や心意の力に関する話題は棚上げされた感じになっているが、一冊の構成としてはそれなりに収まる形になっていると思う。

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四神スザク

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ルーク - この投稿者のレビュー一覧を見る

四神(しじん)のうちの一体、スザクとの対決がメインです。スザクの攻撃は、一発でも喰らうとやられてしまうので、対決シーンは、緊張感があって面白いです。果たして、ハルユキ達は、スザクの攻撃を全て避けきり、無事に、帝城から脱出できるのか。それとも、やられてしまうのか。この巻で、結果が分かります。

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おもしれぇぇーーー!! 待った甲斐アリ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:quest - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白かった。その一言に尽きる。アクセルワールドらしい展開である主人公の熱さ、仲間との絆、ヒロインとのイチャイチャ、戦いの感覚的表現、全て揃っていて1年ぶりでも納得の内容でした。セントリオさんとハルのやり取りは夢物語の感動話を見てるようで感動しました。アクセルワールドはホント夢を見させてくれますね。男の夢を。何年かかろうとも読み続けます。

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アクセル・ワールド 12 赤の紋章

アクセル・ワールド 12 赤の紋章

2015/09/25 16:03

揺らぐ親子の絆

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

加速研究会がテイムした神獣級エネミーである大天使メタトロンを攻略するため、シルバー・クロウこと有田春雪は、アーダー・メイデンこと四埜宮謡の兄である四埜宮竟也のアバター「ミラー・マスカー」のアビリティ《理論鏡面》の会得を命じられた。
 ところが、彼の前に現れたニュービー「ウルフラム・サーベラス」、最硬金属のタングステンと、三頭の獣ケルベロスの名を持つアバターと戦うことになり、そのアビリティである《物理無効》を破ることには成功したものの、ケルベロスを思わせる特性をそれが発揮し、戦いは水入りとなった。

 特訓の途中である《理論鏡面》獲得のため、ライム・ベルこと倉嶋千百合が見つけてきたレーザーを放つ小獣級エネミーを利用することにしたのだが、そこでショコラ・パペッターという小レギオンのマスターと知り合うことになり、彼女を手伝って、再びISSキット、そしてシアン・パイルこと黛拓武にそれを渡したマゼンダ・シザーと戦うことになる。

 今巻も次巻に続く終わり方となっている。ようやく、四元素の残る二人の内の一人であるアクア・カレントにも再登場の機会が与えられ、さらには白の王ホワイト・コスモスと黒の王ブラック・ロータスの関係が明らかにされる。また、今回は久しぶりにハルユキより年下の女の子が登場し、ハルユキはペロペロしちゃう。
 短編「空色の翼」を収録。ハルユキの家に黒雪姫が泊まったことを知った倉崎楓子が自分も泊まりたいと脅迫し、ハルユキをその美しい足で誘惑するお話?かも知れない。

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アクセル・ワールド 11 超硬の狼

アクセル・ワールド 11 超硬の狼

2015/09/16 12:49

絡み合う課題、解け始める謎

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

有田春雪のアバターであるシルバー・クロウに寄生していた災禍の鎧を、帝城の封印から解放した四埜宮謡のアバターであるアーダー・メイデンの力で解除したことで、ようやくハルユキの嫌疑は晴れた。そして手のひらを返したように、シルバー・クロウを大天使メタトロン排除の先鋒とするため、彼に《理論鏡面》アビリティを獲得するように依頼される。
 黒雪姫や倉崎楓子のお手製のカレーを食べさせることで上月由仁子に協力を依頼し、ハルユキの特訓が始められたのだが、その進捗ははかばかしくない。何十回もスカーレット・レインのレーザー攻撃を受けて蒸発し、徹底的に打ちのめされたハルユキに、かつて《理論鏡面》を会得していたのは四埜宮謡の“親”であるとニコは告げる。

 翌日、謡にその話をぶつけたハルユキは、彼女の兄である竟也にまつわる事故と、謡が声を失った理由を知ることになる。そしてその帰り道、ウルフラム・サーベラスというニュービーとデュエルすることになったハルユキは、またもや挫折を味わうことになるのだった。

 大概予想通りかも知れないが、再びつづくで締められる。一個のことに相対しているうちに次のイベントが発生し、それぞれが絡み合いながら、結局どちらも解決は持ち越しになるという構成だ。まあはじめから、複数巻のエピソードだと思っていれば良いのだろう。
 それはそれとして、竟也はバーストリンカーだったのだから、その瞬間にバースト・リンクすれば良かったのではないかと疑問に思ったり思わなかったり。

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アクセル・ワールド 10 Elements

アクセル・ワールド 10 Elements

2015/08/28 09:16

本編の補完的な短編集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

他シリーズとのコラボ短編も含んだ、本編の補完的な短編集だ。ハルユキ視点で描かれる本編ではみられようもない、中学生らしい黒雪姫の姿や、過去の意外なエピソードを知ることができる。

「遠い日の水音」
 有田春雪が黛拓武の協力を得てようやくレベル2に到達するポイントを獲得した頃。ハルユキのポカミスでレベルアップギリギリのポイントでそれを使ってしまい、レベル2になった代わりに全損の危機が訪れてしまった。
 タクムは自分のポイントを半分分けるというのだが、それを断ったハルユキは、低レベル者の全損危機を、ある代償を捧げることで守る用心棒を雇うことにする。アクア・カレントというそのバーストリンカーは、自身はレベル1でありながら、これまで護衛対象を全損させたことが一度もないという、伝説の存在だった。

 ある意味で今巻のサブタイトルともっともリンクした短編だ。つまりアクア・カレントは…。そしてハルユキがこのことを覚えていないことにも、きちんと理由がつけられる。

「最果ての潮騒」
 ハルユキが能美征二の策略で追い詰められていた頃(夕闇の略奪者参照)。黒雪姫は修学旅行先の沖縄で、生粋の沖縄生まれのバーストリンカー、安里琉花と糸洲真魚に出会う。東京23区以外で生まれたバーストリンカーという存在自体に驚愕した黒雪姫だったが、彼女たちの相談事の原因は、加速研究会が関わっている実験だった。
 黒雪姫の視点で、ハルユキや生徒会の友人である若宮恵、そして自分自身の彼らとの関わりを問い直しつつ、本編の裏側で繰り広げられていた事件を語る中編だ。

「バーサス」
 アラレちゃんと孫悟空はどっちが強い?という問いに作者自らが答えを出したみたいな短編だ。量子コンピューターの生み出したパラレルワールドとのリンクで、キリトはハルユキのシルバー・クロウと対戦することになる。果たしてその結末は…?
 「>ソードアート・オンライン」「アクセル・ワールド」は共にバーチャル世界でのバトルを描いている訳だが、そのコントロールシステムの相違を、空を飛ぶ、という行為で説明している、とも見ることが出来る。

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アクセル・ワールド 9 七千年の祈り

アクセル・ワールド 9 七千年の祈り

2015/08/24 10:01

絶望の中での確かな支え

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

災禍の鎧<クロム・ディザスター>の完結編。一度はとり付かれた災禍の鎧を倉嶋千百合に種まで戻してもらい、心意技欲しさにISSキットに囚われかけた黛拓武を救い、帝城から脱出できなくなっていた四埜宮謡と脱出し、ようやく災禍の鎧を浄化する準備が整ったのも束の間、アッシュ・ローラーたちを助けるために、有田春雪は災禍の鎧をもう一度召喚し、完全に同化してしまった。
 このままでは、純色の六王会議でネガ・ネビュラス自体が攻撃対象となってしまう。そのことを何より怖れたハルユキは、ひとり、無制限中立フィールドで果てようと家を飛び出すのだが、倉崎楓子の命を受けた日下部綸に捕まり、黒雪姫からは水臭いとお叱りを受けてしまう。

 ハルユキがブレイン・バーストを喪失することは、彼とブレイン・バーストの世界で深い絆を結んできた人たちの心にポッカリと大穴を開ける行為である。そのことを改めて心に刻み付けたハルユキは、災禍の鎧の憎しみを解き放つ方法を必死に考えるのだった。そしてその鍵は、災禍の鎧の始まりであるクロム・ファルコンとサフラン・ブロッサムが、未だに出会えない理由にあった。

 災禍の鎧を狙う加速研究会副会長のブラック・バイスが再びハルユキの前に現れる。彼らの本拠地の場所は既に突き止めたが、その拠点は大天使メタトロンが守っているため、手出しができない。一方、ハルユキのタイムリミットは迫っている。
 そんな極限状態の中で、ハルユキがネガ・ネビュラスのためを思った間違った決断をしようとし、彼を深く思う仲間たちが身体を張ってそれを止める姿が描かれる。

 絶対に不可能と思われる状況。しかし彼らに心意システムがある限り、乗り越えられない障害はないはず。だが実際は、常識や現実などという固定観念が邪魔をして、その超越を想像する心理を妨げてくる。
 それでも、自分ひとりでは乗り越えられない障害だとしても、自分を信じてくれる、大切に思ってくれる、そのために全てを投げ出してくれる仲間がいるならば、その心に応えるために自分も自分を信じないわけにはいかない。後ろ向きなハルユキが、頑張って頑張って、前向きに道を見つけ出そうとするのだ。

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アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還

アクセル・ワールド 1 黒雪姫の帰還

2012/08/30 19:46

主人公が劣等感をのりこえて前に進むところがよいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たれごろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

仮想空間ゲームをとおして、主人公とそれに関わる人物の思いが描写されていて、とてもよかったです。いじめられている主人公が、自分の弱さを乗り越えて、本当の自分がもっている強さを、黒雪姫や主人公と関わる人物をとおして発揮していっているような気がしました。

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アクセル・ワールド 12 赤の紋章

アクセル・ワールド 12 赤の紋章

2012/08/19 20:44

面白いです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TAM - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっと登場!今後楽しみです。

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アクセル・ワールド 12 赤の紋章

アクセル・ワールド 12 赤の紋章

2012/08/12 21:05

GOOD!!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MUTSUSHI4828 - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり礫先生の作品はすごい!

これからの展開に期待しまくり!

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アクセル・ワールド 3 夕闇の略奪者

アクセル・ワールド 3 夕闇の略奪者

2009/10/10 17:02

王さまがいない間に

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 進級して3年生となった黒雪姫が修学旅行で不在の間に、新1年生バーストリンカーの罠にはまり現実世界での弱みを握られてしまい、バーストポイントを献上する犬となることを強要されるハルユキ。新たにバーストリンカーとなったチユリも、ハルユキを守るために彼の言うことを聞かざるを得なくなる。
 二人の変化に感づいたタクムは、彼らを助けようと敵の情報を集め、闘いに挑むのだが…。ハルユキは状況をひっくり返すチャンスを手繰り寄せることが出来るか。ハルユキとタクムの驚愕するシーンで次巻に続きます。

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アクセル・ワールド 4 蒼空への飛翔

アクセル・ワールド 4 蒼空への飛翔

2010/02/06 21:47

見えてくる次のステージ

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前巻のラストまでに盛り上げるだけ盛り上げたエピソードを、きっちり仕上げるのが今回のストーリーと言えるだろう。あとがきにもあるように、読者にエピソードの終わりを悟らせないという意味では、前巻の仕掛けは成功したのかもしれないが、おかげで本巻は、さらに盛り上げようがない状態になってしまっていた気がしないでもない。
 ただし、これまで登場したことのないバーストリンカーや、レギオンとは異なる組織のメンバーも少しだけ登場するので、今後の展開に期待を持たせる役割は果たしている。次に大きく飛ぶために、少しだけかがんだような印象の巻だった。

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