今回は、急行こまがね2号と急行天竜3号の飯田線内走行撮影から。朝630頃になる。
朝に辰野方向に上記の2本の急行が立て続けに運行。1980年7月の時刻は以下参考。
1983年頃は、国鉄電車編成表83P39から、松本運転所4両編成が担当のようである。
クモハ165/モハ164/クハ165(下り偶数向き)/クハ165(同)、下り向きクハ165が2両続く。
これは急行かわぐちで使用の場合に、4両目クハ165を切離す使用を考慮だそうである。
朝に2本続く4両編成は、いずれもクハ165が2両続く編成、飯田線ではよく見られた。
なお、1980年頃は、神領電車区でも天竜を担当しており、この編成は4両固定で、
クハ165/モハ165/モハ164/クハ165、クモハ165/モハ164/サハ165/クハ165になる。
国鉄電車編成表80P35から抜粋。塩尻の駅配線変更の頃までらしい。
時刻表から、早朝の天竜峡発の乗車すれば、長野や新宿に午前中に到着可能。
帰りも夕方発があり、到着は遅くになるが十分に活用できそうな運転時刻に思える。
しかし中央道高速バスが競合になってくると、どんどん厳しい状態に陥ってしまう。
その後、急行天竜や急行こまがねは廃止となり、一部快速が長野直通等で残るが、
とても寂しい状況になってしまった。
参考:時刻表 1980/07、1983/03