日本のコンセントは「Aタイプ」!海外との違いや国別の種類を徹底解説

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執筆:shiones

日本 コンセント

日本から海外旅行へ行くときに、スマートフォン・カメラ・ドライヤーなどは必須ですよね。海外のコンセントで日本の電子機器や電化製品を利用する場合は、コンセントの形状や電圧が異なるため、「変換プラグ」や「変圧器」を用意しなければならない場合があります。

この記事では、日本と海外のコンセントタイプの違いや各国のコンセントの種類などを詳しく解説!海外旅行に行く前にコンセントタイプをしっかりと確認して、スムーズな旅を実現しましょう。

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日本のコンセントは「Aタイプ」

日本のコンセントは「Aタイプ」

平行の2つ穴が特徴の日本のコンセントは「Aタイプ」と呼ばれています。日本以外の国では、アメリカなどで同じAタイプが使われており、日本の電化製品をそのまま使うことができます。ただし国によっては電圧が異なるため、その場合変圧器が必要となる場合があります。

日本と同じAタイプのコンセントの国は6カ国

日本と同じAタイプのコンセントの国は6カ国

Aタイプのコンセントは、日本以外でおよそ6カ国で使われています。他国では日本と同じくAタイプ1種類の国もあれば、複数のコンセントタイプが使われている場合とさまざまです。これらの国では、日本の電化製品を使用する場合変換プラグは必要ありませんが、電圧が異なる場合もあるので注意が必要です。

コンセントタイプ電圧
アメリカA110〜120V
カナダ
台湾110V
メキシコ
コロンビア120V
フィリピンA、B3、C220V

日本以外の海外で使われているコンセントの種類

コンセントの形状は、世界中でさまざまなタイプが存在しますが、一般的には以下のような主な種類があります。国や地域によって異なるため、具体的な数は多岐にわたりますが、以下に代表的なタイプを紹介します。

Cタイプ・SEタイプ|韓国、フランス・イタリアなどのヨーロッパ

Cタイプ・SEタイプ|韓国、フランス・イタリアなどのヨーロッパ

隣韓国やフランス・イタリアをはじめとするヨーロッパの多くで見られるのがこのCタイプとSEタイプのコンセントです。どちらも丸いコンセント口が特徴で、形状が良く似ています。

Cタイプは2つの丸いピンを持ち、ピンの間隔は約19mmで、直径は約4mmです。一方でSEタイプは、Cタイプに加えて、さらに接地用のピンが付いた3つのピンを持ちます。2つの丸いピンの上に、接地用のピンが配置されています。

BF(G)タイプ|イギリス、シンガポール、香港など

BF(G)タイプ|イギリス、シンガポール、香港など

BF(G)タイプは日本では「タイプBF」と呼ばれていますが、正式には「タイプG」という名称です。そのため、変換プラグを購入する際は表記に注意しましょう。

BF(G)タイプのコンセントは、上部に位置する2本の平行なピン(L型)、下部に位置する1本の接地ピンがあるのが特徴。上2本のピンは、内部で接続を行うために通常は約3.05mmの間隔で配置され、下のピンは接地のために真ん中に配置されています。ピンの直径は約4.8mmで、長さは約13mmです。

Oタイプ・O2タイプ|オーストラリア・ニュージーランドなど

Oタイプ・O2タイプ|オーストラリア・ニュージーランドなど

留学先でも人気のオーストラリアやニュージーランドでは、OタイプとO2タイプの2種類のコンセントが広く使われています。

Oタイプのコンセントは、2本のフラットなピン穴が八の字に並んでいるのが特徴です。一方でO2タイプのコンセントはOタイプと非常に似ている形状ですが、異なる点はピン穴の数。Oタイプが2つ穴に比べて、O2タイプは八の字のピン穴の下に縦長の穴が開いている3つ穴が特徴です。

日本以外の国別コンセントの種類一覧

世界のコンセントタイプ・電圧一覧

世界各国・地域のコンセント形状と電圧一覧をまとめたので、海外旅行に行く際にぜひ役立ててみてください。青文字でクリックできる国・地域について、コンセント事情の詳細をまとめています。

アジア・オセアニア

国・地域周波数(Hz)電圧(ボルト)プラグのタイプ
日本50~60100VA
韓国60110/220A, C, SE
中国50110/220A, B, B3, BF, C, O, SE
タイ50220A,B,B3,BF,C
台湾50110A,O,C
香港50220BF
ベトナム50220A,C,SE,BF
シンガポール50220/240BF
マレーシア50240B, B3, BF
フィリピン60220~240A,B3,C
インドネシア50220C
カンボジア50220A,C
ラオス50220A,C
モンゴル50220B,B3,C
インド50220~240B,B3,BF,C
ネパール50220B,C
ミャンマー50230B,B3
スリランカ50230~240BF,B3,B
オーストラリア50240/250O,O2
ニュージーランド50230/240O,O2
フィジー50120/240A, B, C, O
モルディブ50220~240BF

ヨーロッパ

国・地域周波数(Hz)電圧(ボルト)プラグのタイプ
イギリス50240BF
イタリア50220C,SE
フランス50220C,SE
スペイン50220C,SE
ポルトガル50220C,SE
ドイツ50230C,SE
ベルギー50220C,SE
スイス50230C,J
オーストリア50230C,SE
オランダ50230C,SE
アイルランド50220〜240BF
ポーランド50220C
スウェーデン50220C,SE,B
ノルウェー50230C,SE
デンマーク50220C,B
ハンガリー50220C,SE
ギリシャ50230C
ブルガリア50220C,SE
エストニア50220~230B,C,SE
クロアチア50230C
カザフスタン50220C,SE
ウズベキスタン50220C

中東

国・地域周波数(Hz)電圧(ボルト)プラグのタイプ
トルコ50220C
カタール50240BF,D
サウジアラビア50~60220A,B,BF,C

アフリカ

国・地域周波数(Hz)電圧(ボルト)プラグのタイプ
エジプト50220C
モロッコ50220C,SE
南アフリカ50220~230B3L,C
ケニア50220~240B,B3,BF,C

アメリカ・南米

国・地域周波数(Hz)電圧(ボルト)プラグのタイプ
アメリカ合衆国60120A
カナダ60120A
アルゼンチン50220O2
ブラジル60220C,N
ペルー60220A, C, SE
メキシコ60110A

コンセントタイプが異なる場合は、日本から変換プラグを持参しよう

コンセントタイプが異なる場合は、日本から変換プラグを持参しよう

日本の電化製品をコンセント形状の違う国で使用する際は、変換プラグが必須です。変換プラグは、日本の家電量販店や空港で200~500円程度で手に入りますし、一部のホテルや宿泊施設では貸出も行っている場合があります。

おすすめはマルチプラグ

特におすすめなのは、複数のプラグタイプに対応できるマルチプラグです。このアダプター1つでさまざまな国の電源プラグに対応できるため、異なる旅行先ごとに新たな変換プラグを購入する手間が省けます。価格も1,000~2,000円と手頃で、持っていると非常に便利です。

簡易的なものも100均で調達可能

簡易的な変換プラグなら、100円均一でも取り扱っていることがあります。ただし、安価なために差込口に問題が発生することもあるので、予備として持っていく程度が良いでしょう。

変換プラグの使い方

変換プラグの使い方

1.プラグの接続

まず、変換プラグを現地の電源コンセントに差し込みます。変換プラグのプラグ部分が、現地のコンセントに正しく合うように挿入します。

2.電化製品の接続

変換プラグが現地のコンセントにしっかりと装着されたのを確認したら、日本から持参した電化製品のプラグを変換プラグのソケットに接続します。プラグがしっかりと差し込まれていることを確認しましょう。

3.電化製品の使用

接続が完了したら、電化製品の電源を入れて使用します。正常に動作するか確認し、問題がないか確認します。

日本の電圧は100V!電子機器を海外で使うには変圧器が必要?

日本の電圧は100V!電子機器を海外で使うには変圧器が必要?

日本の電圧は100Vです。そのため多くの日本の電化製品は100Vの設計となっています。海外の電圧は110V~240Vが一般的で、これを見ても日本の電圧の低さは非常に珍しいと言えるでしょう。

スマートフォンやノートパソコン、カメラの充電器など、多くの電子機器はデュアルボルテージ(100V-240V対応)設計のため、変圧器は必要ありません。しかし、日本の100V専用の充電器や電化製品をそのまま海外の異なる電圧で使用すると、機器が破損する恐れがありますので、注意が必要です。

変圧器が必要かどうかを判断するためのチェックポイントは以下の通りです。

1.電化製品のラベル確認

電化製品の充電器や電源アダプターに「Input: 100-240V」と書かれている場合、その製品は世界中の電圧に対応していることを示しているため、変圧器なしで使用可能です。ただしコンセントの形状が異なる場合は、変換プラグは必要です。

2.100Vの電化製品

海外で使用したい電化製品が「100V専用」で、滞在先の電圧が異なる場合、必ず変圧器を使用する必要があります。変圧器を選ぶ際は、出力(例:100W、200Wなど)や機器の消費電力に応じたものを選びましょう。

3.高電力機器の注意

ドライヤーやアイロンなど、高電力を必要とする機器の場合は、ほとんどの場合変圧器が必要です。ただし、最近では変圧器なしで使用できる海外対応のドライヤーやアイロンも販売されているので、家電量販店でチェックしてみてくださいね。

日本の電子機器をコンセント不要で充電する方法

日本の電子機器をコンセント不要で充電する方法

海外でコンセントの形状が万が一合わない場合でも、心配はいりません。以下の2つの便利な方法で簡単に対応できます。

1. USBケーブルでの充電

もし海外のコンセントがお手持ちの電化製品に合わない場合、USBケーブルを利用すればあっという間に解決できます。多くのスマートフォンやタブレットはUSB充電に対応しており、ホテルや空港、カフェなどの公共スペースにはたくさんのUSBポートが設置されている場合があります。

これらのポートを賢く活用すれば、変換プラグなしでもスムーズに充電が可能です。

2. モバイルバッテリーの活用

移動中や外出先での充電には、モバイルバッテリーが大変重宝します。電源がない場所でも簡単に充電できるため、旅行や出張時には必須アイテムです。特に、長時間の移動や観光中にスマートフォンやタブレットのバッテリーが切れるのを防ぐためにも、モバイルバッテリーを1つ持っているだけで安心です。

日本の電子機器を海外のコンセントで使うときのよくある質問

日本の電子機器を海外のコンセントで使うときのよくある質問
  • 海外で変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?

    空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入することができます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。


  • 日本の電化製品を海外で使用するためには何が必要ですか?

    海外のコンセントが日本と異なる形状の場合、変換プラグが必要です。また日本の電化製品が100V専用の場合、変圧器が必要です。


  • モバイルバッテリーの充電には変換プラグが必要ですか?

    はい、モバイルバッテリーの充電も海外のコンセント形状に合わせるために変換プラグが必要です。ただし、モバイルバッテリーがUSB経由で充電できる場合、USBポートを利用することで直接充電できることもあります。


  • 変換プラグから火花が出るのはなぜ?

    接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。

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日本から海外旅行へ行くときは、コンセントの互換性を確認しよう!

日本から海外旅行へ行くときは、コンセントの互換性を確認しよう!

日本のコンセントは「タイプA」で、多くの場合海外のコンセントと形状が異なるため、互換性を持つ変換プラグが必要です。パソコンやスマートフォンはほとんどの場合、変圧器不要で充電できるはずです。いざというときに困らないように、携帯式の充電器も用意しておくと安心です。

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