怒りの矛先。
2024.12.11 08:26|未分類|
昨日の朝、ヘルパーが帰ってからデイのお迎えが来るまで30分ほど時間が空いた。
やっとお迎えの人が来たようだったので、様子を見に1階に降りていくと、玄関先でお迎えの人が「いつもの靴(外履き)がないね」と言っていた。
見ると、ヘルパーさんがデイのバッグに入れてくれた内ばきが、ご丁寧にもバッグから出され、靴袋からも出され、「外履き」として玄関に揃えて置かれていた!! 内ばきを外履きにしてしまうのを防ぐために、わざわざ隠すための箱を用意して今日の日までこっそり保管しておいたのに、ヘルパーさんがデイの荷物を用意してその場を離れた30分の間に、母はすかさず内ばきを取り出していた…。
「これは内ばきだから、バッグにしまって持っていくやつでしょ!なんで勝手にバッグから出したの!!」
と、私が怒る。
母は、デイに持っていかなくていいリュックサックを手にウロウロしていて、お迎えのおじさんに「そのバッグは今日は置いて行きましょうね」と声をかけられていた。
玄関を見回すと、なんと外履きのスニーカー(GPS入り)がゴミ袋に入れられて、しっかり固結びして口が縛られて玄関の隅っこに捨てられていた。
一気にヒートアップする私。沸点が低いので、ムカつきマックス!!
なんで捨てるの? 捨てることないじゃん。前の日に言ったよね? 新しい靴買うまでこれで我慢して履いてって。中敷で調整したり、マジックテープの位置を緩めたり、私なりに母の話を聞いてあれこれ試した。
そもそも2年履いてたスニーカーが急に痛くて履けないなんて、足の方がおかしいはずだ。靴に罪はない。特に破けてもいない、まだまだ綺麗なスニーカー。退院後の母のために、私が選んで買ってきたアーノルドパーマーのネイビーのスニーカー。高齢者用にマジックテープで着脱できる楽々タイプだけど、デザインが可愛いしワンポイントが効いている。
これ履いて、1.5キロも徘徊してたよね? なんで急にゴミに捨てる?
買取詐欺に渡そうとしたあたりから、イライラしていた靴問題。
腹立たしくて、そのゴミになったスニーカーを拾って、エントランス脇の倉庫の壁に向かって思いっきり投げつけた。ドーン!と衝撃音。
「なんなの? なんでこんなことするの?」
私が結構強めに母に靴のことを怒って内ばきをバッグにしまっている姿を、お迎えのおじさんは静かに見ていた。あー、この家の娘、虐待しそうでやばいなーって思われたか? どうぞご自由に、どうとでも思ってください。私はムカついてます。
母には昔履いていた紐なしのショートブーツを履いてデイに行かせた。
靴が悪いんじゃなくて足が悪いんだから、昔のものを履いたところで痛いのかもだけど、もう知らん。
午後になって、前日にAmazonお急ぎ便で頼んだ、母用の新しいスニーカーが届いた。いかにも高齢者用のデザインで、捨てられたスニーカーの方が断然可愛いけど、仕方ない。幅広5Eの「らくちんスニーカー」。もう、母にはおしゃれなんてどうでもいいんだな、こんなのでいいんだって思うと残念な気持ちでいっぱいだった。その新しいスニーカーに、捨てられたスニーカーから救出したGPSを仕込んで、敷いてあげていたふわふわの中敷を入れた。自分で試着してみたけど、軽くて柔らかい。ソールの滑り止めも問題ない。
デイから戻ってきた母に、新しいスニーカーを試着させた。最初は痛いと言っていたけど、フィット感があって柔らかく履きやすいようだった。
「全然違うわ。こっちの方が全然いいわ」
と言ったので、また少しイラッとしたが、2年も同じスニーカー1足で過ごしたのだから、まあ十分だろう。捨ててやる!
と、ゴミ箱に投げ入れた。とりあえずGPSを救出できただけでも良かった。
帰宅した夫が母を訪問し、スニーカーが新しくなったことに触れ、「せっかくルミコが買ってくれたスニーカー、壊れてないのに捨てるのはダメでしょ。お母さんも、あげたものを捨てられたら悲しい気持ちになるでしょ?」と、母に言い聞かせたらしい。が、痛いもんは仕方ない。なんで痛くなったのか? が問題だ。ってか、足が痛いぐらいが徘徊する認知症にはちょうどいいような気もする。歩き方と老化か? また痛い気がしてきたら捨てられるのか。色々やってあげることへの虚しさが積もる。悪気はなくて、言っても無駄。イライラの発散の仕方がわからない。
↓新しいの買ってあげた優しさよ!
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#親の介護
やっとお迎えの人が来たようだったので、様子を見に1階に降りていくと、玄関先でお迎えの人が「いつもの靴(外履き)がないね」と言っていた。
見ると、ヘルパーさんがデイのバッグに入れてくれた内ばきが、ご丁寧にもバッグから出され、靴袋からも出され、「外履き」として玄関に揃えて置かれていた!! 内ばきを外履きにしてしまうのを防ぐために、わざわざ隠すための箱を用意して今日の日までこっそり保管しておいたのに、ヘルパーさんがデイの荷物を用意してその場を離れた30分の間に、母はすかさず内ばきを取り出していた…。
「これは内ばきだから、バッグにしまって持っていくやつでしょ!なんで勝手にバッグから出したの!!」
と、私が怒る。
母は、デイに持っていかなくていいリュックサックを手にウロウロしていて、お迎えのおじさんに「そのバッグは今日は置いて行きましょうね」と声をかけられていた。
玄関を見回すと、なんと外履きのスニーカー(GPS入り)がゴミ袋に入れられて、しっかり固結びして口が縛られて玄関の隅っこに捨てられていた。
一気にヒートアップする私。沸点が低いので、ムカつきマックス!!
なんで捨てるの? 捨てることないじゃん。前の日に言ったよね? 新しい靴買うまでこれで我慢して履いてって。中敷で調整したり、マジックテープの位置を緩めたり、私なりに母の話を聞いてあれこれ試した。
そもそも2年履いてたスニーカーが急に痛くて履けないなんて、足の方がおかしいはずだ。靴に罪はない。特に破けてもいない、まだまだ綺麗なスニーカー。退院後の母のために、私が選んで買ってきたアーノルドパーマーのネイビーのスニーカー。高齢者用にマジックテープで着脱できる楽々タイプだけど、デザインが可愛いしワンポイントが効いている。
これ履いて、1.5キロも徘徊してたよね? なんで急にゴミに捨てる?
買取詐欺に渡そうとしたあたりから、イライラしていた靴問題。
腹立たしくて、そのゴミになったスニーカーを拾って、エントランス脇の倉庫の壁に向かって思いっきり投げつけた。ドーン!と衝撃音。
「なんなの? なんでこんなことするの?」
私が結構強めに母に靴のことを怒って内ばきをバッグにしまっている姿を、お迎えのおじさんは静かに見ていた。あー、この家の娘、虐待しそうでやばいなーって思われたか? どうぞご自由に、どうとでも思ってください。私はムカついてます。
母には昔履いていた紐なしのショートブーツを履いてデイに行かせた。
靴が悪いんじゃなくて足が悪いんだから、昔のものを履いたところで痛いのかもだけど、もう知らん。
午後になって、前日にAmazonお急ぎ便で頼んだ、母用の新しいスニーカーが届いた。いかにも高齢者用のデザインで、捨てられたスニーカーの方が断然可愛いけど、仕方ない。幅広5Eの「らくちんスニーカー」。もう、母にはおしゃれなんてどうでもいいんだな、こんなのでいいんだって思うと残念な気持ちでいっぱいだった。その新しいスニーカーに、捨てられたスニーカーから救出したGPSを仕込んで、敷いてあげていたふわふわの中敷を入れた。自分で試着してみたけど、軽くて柔らかい。ソールの滑り止めも問題ない。
デイから戻ってきた母に、新しいスニーカーを試着させた。最初は痛いと言っていたけど、フィット感があって柔らかく履きやすいようだった。
「全然違うわ。こっちの方が全然いいわ」
と言ったので、また少しイラッとしたが、2年も同じスニーカー1足で過ごしたのだから、まあ十分だろう。捨ててやる!
と、ゴミ箱に投げ入れた。とりあえずGPSを救出できただけでも良かった。
帰宅した夫が母を訪問し、スニーカーが新しくなったことに触れ、「せっかくルミコが買ってくれたスニーカー、壊れてないのに捨てるのはダメでしょ。お母さんも、あげたものを捨てられたら悲しい気持ちになるでしょ?」と、母に言い聞かせたらしい。が、痛いもんは仕方ない。なんで痛くなったのか? が問題だ。ってか、足が痛いぐらいが徘徊する認知症にはちょうどいいような気もする。歩き方と老化か? また痛い気がしてきたら捨てられるのか。色々やってあげることへの虚しさが積もる。悪気はなくて、言っても無駄。イライラの発散の仕方がわからない。
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