買い物機能が崩壊すると、こうなる。
白米3パックは翌日には消費期限がきて、キャベツもすぐにダメになり、廃棄された。
ほうれん草は、ヘルパーさんが茹でてカットしてラップに包んで冷凍にしてくれた。タッパーの中で小分けにラップされて、味噌汁の具が足りない時とかにちょっと使えるようにと言っていた。
しかし、翌日見るとキッチンカウンターの上で常温に戻されていた。
「せっかくヘルパーさんが冷凍してくれたのに、なんでここに置いてあるの?」
と母に聞くと、
「どうなってるのか見ようと思って」
と、言うので、ガックリして再度冷凍庫に入れた。
その時のほうれん草が、昨日は醤油色の汁の中に浮いていた。何か作ろうとしたのだろう。
残りのほうれん草も、別のタッパーに入れられ、何かしたのか何もしてないのか、開封する勇気もなかった。
こうして、ヘルパーさんの機転も無駄となり、冷凍と解凍を繰り返されて破棄される。スーパーも、何にも考えずに買い物していたらあっという間に2000円〜3000円になってしまう。あれもこれも高くなっているが、もう母には安いものを選ぶとか、今いくらくらいかなとか考えることができない。ただの無駄なのだ。悲しいことだ。
母が何か買ってきてしまうたびに、なんだか虚しい気持ちになる。冷凍と冷蔵を繰り返すのも認知症あるあるだろうな。
わかんないよね、冷蔵庫の引き出しのどこが冷凍でどこが野菜室とかさ。
昨日はデイサービスの日だったので、1日びっしり仕事を入れていた。
夕方母が帰ってきてからも、最後のお客さんが来るので準備中だった。ヘルパーさんが大きな声で元気に母に話しかけている声が、サロン内に響く。私はそれをかき消すように、少し大きい声でお客さんに話しかけたりする。ヘルパーさんが帰ったら帰ったで、その後母が見送りに外に出てしまわないかハラハラする。
なんとか最後のお客様を無事に送り出しして、片付けて19時半。
今から家に帰って夕食作って風呂沸かして…と思いながら、帰りがけにヘルパーさんの連絡帳をチェック。
以下のものの準備をお願いします。
1.トイレットペーパー
2.ティッシュペーパー
3.おしりふき
4.ニトリルグローブ
5.台所用洗剤
6.洗濯用洗剤(急ぎ!)
7.排水溝ネット
8.ほうじ茶ティーバッグ
どんだけよ! しかもかさばる物ばかり。スーパーで買えないものは早く言ってって言ってるじゃん。
ドラッグストアは車で行かないといけないわけよ。
オムツと尿取りパッドを買いに行くのからは解放されたけど、日々の買い物は食材だけじゃなく。
ヘルパーさんの入室が1回20分になったため、みんな時間がギリギリで消耗品のチェックまでやる暇がないのだろう。
週に一度1時間入室する人がこうやってまとめて書いてくる。まとめすぎや!
どっと疲れが増して家に戻る。今日って木曜日じゃん。週の真ん中で明日も明後日も仕事よ。合間に遠くまで買い物行く元気がないわ。どうせ脱走してスーパー行くなら、こう言う必要なものを買ってきて欲しいものだ。ほうじ茶くらいならスーパーでも買えるし! あーもう、それにしても忙しいから今日スーパーに行ってパンを補充して、次に行くのは日曜だなって思ってたのに、こんなに買い物があるとは! イライラしていたら、夫が帰宅して「全部アスクルかアマゾンで頼んでしまえ!」と言ったのだけど、どれだけでかい荷物が届くのかと考えたら、トイレットペーパーとティッシュぐらいは週末買いに行かねばと思う。
楽しくもない買い物、私のカード決済。手間はお金で解決よ…。
↓あーもう!!面倒臭い!
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